春風 千鶴
ナギや咲夜と同い年。身長158cm。髪の色は千桜と同じ。前髪は少し長め。小学生の頃に剣道をしていた。中学に入ってからは絵が下手なのを千桜に笑われ美術部に。千桜と同じオタク気質あり。性格はめんどくさがりやながら心配性。
駄文だ
仕事などでよく外出する両親に代わって家の事をよくする一つの姉弟がいた。
両親はかなり変な人達であり、姉弟(とくに姉)はかなり苦労していた。
そして本日
姉弟は久々に帰ってきた両親にこう告げられた。
「母さん達、海外で仕事することになったの」
……………………いや、なにそれ??
弟は訳がわからなかった。
姉のほうは弟より数年長く両親といる分冷静らしく疑問を投げかけては両親の応答につっこんでいた。
………ここは姉に任せよう
そう思うとうとうとしはじめる弟だった。
□ □ □
こんな一言によって目が覚めた。
「こんな家………出ていってやる!!」
走りさっていく音とドアの開閉の音が聞こえる。周りを見れば先程まで一緒にリオ○ウスを狩っていた姉がいなくなり、代わりにおろおろしている両親がいた。
………どうやら先程の叫びは姉によるものだったようだ。
……………エ??
えええええええええええ!??
「ちょっ、二人とも!何があったの!?姉ちゃんは何ででてったの!?Why!?」
「千鶴、落ち着いて。母さん達もよくわからないの」
「父さん達がハワイで何度も会社をつぶしているがその度に起業するやり手のすごい友達ともつ鍋屋をするって言ったら突然……」
「久しぶりに帰ってきてそんなこと言われたらそりゃ出てくわ!!後すごいやつは何度も会社つぶさないから!」
「ええ!?母さん、どうしよう…何かの冗談だと思ったのに」
「大丈夫よ、父さん。私もだから。それに千鶴君、千桜ちゃんと同じつっこみなんてやっぱり姉弟ね」
「うっさいわ。後なにひとつ大丈夫じゃねーよ!!姉ちゃんどうすんだ!?」
お気楽か!
「そうだったわ……取り敢えずメールよ」
「了解だ」
俺達は姉にメールを送った。
こちらの心配具合を伝えたいし5通ほど送ろう。
「母さん50通くらいでいいかな?」
「いいえ、桁が一つ足りないわ」
「いや二人とも多いから!!せめて10分に一通にしてあげて!いっぺんに50も100も送られてくるとかうっとうしいから!!」
「そ、そう?……でもママは送るわ」
「パパもそれがいいと思うよ」
「いやいやいや母さんも父さんも冷静になってくれよ!姉ちゃんなら数日くらい一人でも生きていけるって」
「でも……千桜ちょっと変わってるところあるし」
「うん。やっぱり送ろう」
……なんかここまで心配なの見てるとホントにやばいのかもしれない。姉ちゃんがしっかりしてるように見えるのって弟補正かもしれねえ。でもいっぺんに200通も送るのは…しかもこまめに送りそうだし。さすがに姉ちゃんも嫌だよな。携帯みたら4桁くらいメールきてたら………よし
「父さん、母さん。俺が探してくるから二人は家にいて」
「…ああ、父さんは嬉しい。息子がこんなにも姉想いに育ってくれて」
「うっ、うっ、母さんもよ。千鶴、千桜をちゃんと見つけてきてね。母さん達、もつ鍋作って待ってるから」
「……じゃあ、行ってくる」
やべえ、家のほうが心配になってきた。帰ってきて火事とかになっていませんように
さて、家を出たのはいいがどこに行こうか……まずはいそうなのところに電話だな
プルプルプル
『もしもし、なんか用か?』
「そーやねん。ちょっと人探しとってな、姉ちゃんそっちに行ってたりせーへん?」
『ん、ハルさんか?今日は非番やさかい来とらんで。なんや家出でもしたんか?』
無駄に良い感発揮してんじゃねーよ、このアホ女
『今自分うちのことバカにせんかった?』
「気のせいや…じゃ、また学校で。おおきに」
『ちょい待て。自分なんで関西弁使っとんねん。スピリチュアルパワーでも手に入れたんか?』
「そう思うじゃろ?実は……」
『ごくり』
「特に意味はない」
『ないんかい!なら無駄にためんなや!ちょお自分、明日覚えとけよ。おもっきしその頭叩いたるからな』
「明日学校ねーよ、バカ」
プチっとな……さて、次はどうしますかな
なんだかんだで時間がたって夜。あのあと特に良い方法も思いつかず、あてもなく走りまくり聞き込みを繰り返した。
そして……
「はぁ…はぁ…ここだ」
俺の目の前には木造建築のアパートがある。目撃情報的にここに姉がいるはず。
つーかあのクズ共偽情報教えやがって……不良の巣だったじゃねーか。いや倉庫とか聞いて信じる俺もアホかもしんねーけど。
さて、呼吸を整えて
「すみませ~~ん!」
俺は玄関を開けた
「は~い。ただいま」
そう言いながらでてきたのは青髪の女装が似合いそうな執事服を着た男、年齢は姉と同じくらいの、そんなやつが出てきた。コスプレかな?
「何かご用でしょうか?」
こんなガキンチョになんて綺麗な敬語を!!
この人……ガチだ!!
「え~っと、今何か失礼な事を…」
「いえ、気にしないでください。ところでここに春風千桜という人はいますか?」
「えっ、千桜さんですか?確かにいますけど君は…」
その後の執事の言葉を聞くことはなかった。なぜなら
「遊びに来てくれよな」
「ああ、約束だ」
執事の後ろの方に金髪少女と話す10年以上見続けてきた姉の姿を発見したからだった。
「姉ちゃん!」
『姉ちゃん!?』
執事と金髪少女以外にもメイド様がいたらしく三人は声を揃えて俺の言葉に驚いた。
「!!千鶴、何でここに?」
「何でって姉ちゃんが家出なんかするから探しにきたんだよ。父さん達心配してたぞ」
「…ああ。メールが着てたよ」
「………な、何件くらい?」
「え?50件くらいだけど」
「ふぅ」
「?どうした?」
「いや、なんでも…で、姉ちゃん帰るの?」
「そうだな……って、よく見たらお前汗だくだし怪我もしてるじゃないか!どうしたんだ?」
「いや…野良犬に噛まれたんだよ」
「そんなどこぞの何でも屋のいる高校の生徒会書記や副会長みたいな嘘をつくな!」
「そうだね。会長がやったほうがいいよね」
「
「じゃ、帰りましょうか」
「話をはぐらかすな!おい、千鶴!」
「千桜さん」
「何、綾崎君」
「たぶん、彼町中走り回ってたんじゃないですか?」
「え?」
「あいつからメールきてたか?」
「ナギ?」
「きてないだろ。きててもお前が出てすぐだったろ」
「あ、ああ」
「あいつ、お前の顔を見た瞬間すごい安心した顔してたぞ。心配してたのは両親だけじゃなかったんだよ。あいつもお前が出ていってからずっと探し回るくらい心配してたんだよ」
「……」
「さっきの約束、取り消しなのだ」
「え?」
「今度は弟と一緒に遊びに来い」
「…ああ。じゃあまたな」
後ろで姉ちゃんが執事と金髪少女に何か吹き込まれてるけど俺にはなんも聞こえなーい
「千鶴」
「…話終わった?」
「ああ。今度何か奢ってやるよ」
「それはどうも」
こうして一件落着
とはいかなかった。
俺達が家に帰ると家が燃えていました。
「「……」」
「千桜、千鶴、ごめんね」
「父さん達がもつ鍋の練習をしてたらコンロの火が……」
「「……」」
姉ちゃんに聞いたところあのアパートは入居者を募集中らしく、俺達はそこの部屋を借りることになるのだった。
マリアさん、次はちゃんと出します。
次、更新いつになるんだろう