ゼロ、その先へ   作:偵斗

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前回、ゼロとしてオオギによって乱用されている黒の騎士団。もとい白の支配者を目を見えるようにするという条件をつけて、請け負うことになった現代ルルーシュ。

果たしてどうやってルルーシュは白の支配者と戦うのか!


そんな中、大きな事件が起きる。





黒き騎士

 

俺はそうしてまた【ルルーシュ】としてゼロになることになった。皮肉なものだ。また【ルルーシュ】という名のものが【ゼロ】になるのだから。

 

(さて…俺もお前もルルーシュなことには変わらないが、今を生きるルルーシュはお前だ。よって俺のことはL.L.(エルツー)と呼べ。なぁに、あの魔女の真似さ。)

ではL.L.。敵は何者でどこにいるんだ?倒して欲しいと言っても俺がやならければならない事の具体性がない。

(ん…しまったっ!お前との接触が遅すぎたか!…ルルーシュ。TVを見てみろ。)

なんだ!遅すぎたとは…?

俺は不思議に思いながらもTVをつけた。速報。お台場でナイトメアによる銃撃戦…?

お台場って…ここから5kmもないぞ!

(まずい!ここで死んでしまっては意味がない!一旦引くぞ!)

家から引くっていうのもなにかへんな気もするが…そんなこと言ってる場合じゃない!幸い父さんと母さんは仕事からまだ帰ってきてない。

スザクをつれて早く逃げなければ!

「スザク!!!」

返事はない、もう逃げたのか?それとも出かけたのか?

ドォォーン

遠くで大きな音がして、地面が揺れた。

「いないのか!」

くそっ…スザクはいない。逃げているといいが…。

(ほら、これ以上道が崩れると目の見えないお前では逃げることはできない。早くするんだ。)

俺は家から出た。

外は避難する人ばかり。嘘だろ…?こんなことがこの世界で起こるだなんて。

(ルルーシュ。アッシュフォードへ向かえ。あそこは昔からこの手の防御は強い。)

俺は走った。アッシュフォード学園へはそれなりにあるが構やしない。

(気をつけろよ。体力の計算もしながらだ。)

L.L.は気楽だな、はこんでもらっているのだから。

(その役も昔は俺がやっていたさ。)

そしてアッシュフォード学園についた。会長、シャーリー、その他のクラブ活動をしていた生徒がいた。

「お、ルルーシュ。避難してきたのか?なら生徒会の仕事を手伝ってくれないか?あれ…お前一人か?」

会長がゆっくりと歩いてきた。

「はい…、スザクは!ここにはいないんですか!?」

「あ、あぁ…お前が知らなくて誰が知ってるんだよ他に。生徒以外にも一般人もいる。紛れていて誰がいるかなんて把握できてないんだ…。」

なんてことだ…スザク…‼︎

「ところでお前、目、見えないんだろう?どうやってここまで…?」

「話は後です。とにかくこの状況下からすべきことはまず…」

「あぁ、安否確認だ。この学園は異常なまでの防御耐性がある。なぜかは知らんが予備電源まで。とにかく人数の把握をして、救援物資を配るんだ。」

学園外には人は通れるがナイトメアは通れない、アンチナイトメアというシールドが備わっている。

(俺がつけた。いや、俺がつけようとした…が正しいか。)

俺は生徒会の業務を開始した。

人数を数え、救援物資を渡し続けた。だが、スザクの姿は見当たらない。

(あいつは……巻き込みたくはなかったのだが……。くそっ……。)

まだなにも始めてないじゃないか。

それなのにこんな…スザクが巻き込まれる理由なんて……。

「ルルーシュ………おい、ルルーシュ!」

「は、はい。」

俺は会長に呼ばれていることにすら気づかなかった。

「スザク。見当たらなかったのか。」

「は、はい…あいつのことですから…こんなところで死んではいないでしょうけど…。」

「そう気を落とすな。きっと何処かへ行っていただけさ。ルルーシュ。悪いんだが校門、締めてきてくれないか。もう周辺住民はあらかた集まったようだから。」

俺は言われた通り、校門へ向かった。すると住宅街の合間から覗く空が赤くなっている。もうとっくに日は落ちたのだが。

俺は校門を締めながら空を見続けた。すると黒い何かがどんどん大きくなってこっちに向かってきている。

ガシャァァァン

大きな音とともに飛んできたのは…

「ナ、ナイトメア…!」

姿はランスロットに似ているが真っ黒である。

(フンッ…朱雀のランスロットだ。だがあの頃のものではなく、新しく作られたものらしいな……。)

では枢木卿のランスロットを黒く塗ったもの…?

「あいたたた…相変わらず手加減ないのね!一般市民に迷惑かけて、なにが黒の騎士団よ!」

枢木卿のランスロットと同じく脱出機能がないらしいその機体から出てきたのは俺と同じぐらいの年の少女だった。彼女はアッシュフォード学園内に入ってきた。

「き、き、貴様は何者だ!?」

「ごめーん…これ、私が仕掛けた革命のつもりだったんだけど…返り討ちにされちゃった!ちょっと避難させてくれない?」






さて、いかがでしょうか。

ランスロット黒版は描こうとしたら予想以上にひどかったのでなかったことに!

ランスロット黒から降りてきた彼女は何者なのか!

L.L.の知り合いなのか、否か。

それはまた明日!


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