緋弾のアリア 残念な武偵   作:ぽむむ@9

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第4話です。

お気に入り数が9件も…!?
こんな駄作を気に入ってくださる方が9名もいてくださるなんて…!

感激です!ありがとうございます!


第4話 どれいはかんべんです

奴隷(ドレイ)

アリアさんから発せられたその言葉は…余りにも、非現実的で。

というか、冗談にしか聞こえませんが。

彼女の表情は…至って、真面目。

ムスッとしたようなツリ目からは、冗談の類には感じられません。

どうやら聞き間違いやギャグではなさそうです…。

 

「というか、アンタ達。客に飲み物1つ出さないの?さっさと持ってきなさい!」

 

ぽふっ。

呆然としたままの私と遠山君を横目に。

もう話は終わった、と言わんばかりに。

アリアさんは堂々とソファに座りました。

 

「コーヒー!エスプレッソ・ルンゴ・ドッピオ!砂糖はカンナ!1分以内!さっさと動く!」

 

頭が痛くなってきました…。

傍若無人を通り越して、もはや暴君です。

口を『へ』の字にして腕を組み、我が物顔で座るアリアさん。

けれどその姿勢はやたらと綺麗で…。

顔も可愛い分、これだけメチャクチャやっても何故か絵になるのは不思議です。

 

遠山君は全てを諦めたのか、台所に向かいました。

きっとコーヒーを持ってくるのでしょう。

…遠山君を見ていて思う事は。

彼はどうにも、面倒事に巻き込まれた時は諦めてしまう癖があるようです。

私も人の事を言えませんが。

 

残された棒立ちの私は一応。

何かの間違いじゃないか、確認の為に尋ねます。

 

「…あの、アリアさん。ドレイって…」

「そのままの意味よ。あたしのために働いてもらうの」

 

残念ながら、想像通りの奴隷でした。

うわ、うわー。

こういう時…どうすればいいんでしょうか…。

 

淡い希望を打ち砕かれた私が、またも呆然としていると。

遠山君がコーヒーカップを一つ、持ってきました。

…おそらく、部屋に常備してあるインスタントのコーヒーが入っているであろうモノを。

アリアさんはカップを受け取ると、一口飲んで。

 

「……?これ、コーヒー?なんか変な味」

「それしかないんだから有難く飲めよ」

 

インスタントがお気に召さなかったのか、眉を顰めました。

………?

まるで、インスタントコーヒーを初めて飲んだような反応。

確かにインスタントとそうでないコーヒーは味が大きく異なりますが…。

インスタントに対して、『これコーヒー?』なんて普通言うでしょうか?

逆説的に考えると、アリアさんは。

『インスタントでないコーヒー』しか飲んだことがない?

 

またいつもの悪い癖で、考え込んでいる間にも。

遠山君とアリアさんは話を進めています。

 

「…ドレイ云々は置いておいて。今朝助けてくれた事に感謝はしている。それに…体育倉庫で、お前を怒らすような事を言ってしまったことは、謝る」

 

前置きをするかのように、遠山君が言葉を畳みかけます。

実際、前置きなのでしょう。

 

「でも、押しかけてくる必要はだな…」

「お腹空いた。話は後にしましょ」

 

遠山君が必死に抗議しようとしますが。

遮るようにアリアさんが空腹を主張します。

…段々わかってきました。

この人、さては超面倒くさくて超厄介ですね?

 

「なんか食べ物ないの?」

「ねーよ、帰れ」

「ね、詩穂。食べ物」

 

矛先が私に向きます。

うーん、正直この状況から脱したいので、私としてもアリアさんには帰って欲しいのですが…。

…アリアさんが、まるで威嚇するかのように。

 

「ね、詩穂?た・べ・も・の」

 

真っ白な太ももに直接付けた、レッグ・ホルスターをわざと見せびらかしてきました。

当然そこには、銀色に光る…コルト・ガバメント。

 

「…わかりました。私の料理でよければ、お作りします」

 

脅しに屈した私もまた、遠山君と同じように。

色々諦める事にしたのでした。

遠山君がガッカリしたように顔を手で覆うのが、印象に残りました…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………いただきます」

「いただくわ」

「ど、どうぞ」

 

冷蔵庫にあった食材で簡単にオムライスとサラダを作りました。

ダイニングのテーブルに集まり、何とも言えない微妙な関係の三人による夕食会が開かれます。

スプーンを片手に。静かに食べるアリアさん。

それを『はよ帰れ』と言わんばかりに不満げに見つめる遠山君。

そして、コミュ障な私。

…死ぬほど空気が悪い食卓です。

 

「うーん、不味くはないのだけれど。少しこう、味が薄すぎる気がするわ。もっと味は濃くした方が武偵ウケが良いと思う。それに品数も少ないわね。もう2,3品作りなさい。栄養が偏るし、彩も無いから華に欠けるわ」

 

食べながらありがたいお説教を下さるアリアさん。

中々失礼ですが、言っていることは強ち間違っていないので何も言えません。

…しかし。

口元を隠しながら話したり、食器で音を立てないように扱ったり。

素人目でもわかる、テーブルマナー、がアリアさんから感じられました。

実は、お嬢様だったりするのでしょうか…?

 

「ね、詩穂。聞いてる?」

「…え?あ、あっはい。今後とも改善を検討し善処していく所存でございます」

 

アリアさんの所作に見惚れてあんまり聞いていませんでした。

取り敢えずテキトーに答えたものの、私の回答に何故か満足したらしいアリアさん。

結局食事が終わるまで、アリアさんの講釈は続くのでした。

…遠山君は、絡まれないようにずっと視線を逸らしていましたが。

 

 

 

 

 

 

「………ごちそうさま」

「ごちそうさま」

「お、お粗末様でした…」

 

食事も終わり、お皿洗いも終わったところで。

再び私たちはダイニング・テーブルにて顔を突き合わせます。

 

「…改めて、聞きたい」

 

遠山君が仕切りなおします。

アリアさんは相変わらず腕を組んだまま。

続きを促すように、視線だけで遠山君を促します。

 

「そもそもドレイってなんなんだ。意味を説明しろ」

「あたしとパーティを組みなさい。今後は一緒に活動するの」

 

…パーティ。

武偵は、警官や自衛隊などと同様に。

パーティ…すなわち複数人でチームを組んで仕事に当たる事が多いです。

何なら武偵校2年生である私たちは、2学期末までに『チーム編成』と呼ばれる武偵同士のパーティを組む事まで義務付けられていたりします。

その『チーム編成』も単身(ひとり)で『チーム』を名乗ることが出来たりと中々適当なものだったりするのですが…。 

 

何はともあれ。

武偵がパーティを組むというのは、結構普通だったりします。

出会って初日の人と組む、というのは聞いたことはありませんが。

 

「…あのな。俺は強襲科だが、ランクはEだ。お前のランクなんざ知らんが、俺より他の武偵を選んだ方が身のためだ。茅間は知らんが。少なくとも俺には…ムリだ」

「……遠山君、Eランクだったんですか?」

「ああ」

 

武偵ランク。

武偵には、『武偵ランク』というモノが個人各々に評価としてついています。

E~Aまで格付けされ、Aに近づくほど武偵として優秀。

逆にEやDは…まぁ、普通以下、という感じです。

Aの上にはSというランクも存在します。

…が、日本でも数えるほどしかいない特別なランク。

Aランク武偵が何人束になっても、Sランクには歯が立たないそうです。

武偵ランクはもちろん年齢や武偵歴等で左右もされますが、基本的には実力・知識・実績が主眼に置かれます。

 

…しかし。

遠山君は今、自身で『Eランク』と言いましたが…。

私が聞いた噂だと。

彼は『元強襲科最強のSランク』。

…つまり、今はSランクではない。

けれどEランク、なんて急に転落することは…普通では考えられませんが…。

 

「あたしには嫌いな言葉が3つあるわ」

「頼む、会話をしてくれ」

「『ムリ』『疲れた』『面倒くさい』。この3つは、人間の持つ可能性を自ら押し留める良くない言葉。あたしの前では二度と言わないこと」

 

…うーん。

会話の途中で考え込んでしまう私もそうですが。

武偵っていう人たちは、会話が成立しない方が多い気がします。

そして彼女は特に…ひどい。

 

「詩穂。アンタは?」

「えっと、わ、私は…強襲科、Dランクです…」

「あ、そ」

 

悲しい事に、私は正真正銘Dランク。

しかも実力ではなく、ペーパー・テストの点数が良いから。

所謂、『お情け』でDランクなのです。

普通に武偵としてはEランクが妥当、一般人に毛が生えた程度の能力しかありません…。

アリアさんは興味を無くしたのか、はたまた武偵ランクをさほど気にしていないのか。

大したリアクションもなく、私のランクの話は流れていきます。

 

「…俺たちを選んだ理由がわからない。なんで、俺や茅間なんだ」

「太陽はなんで昇る?月はなぜ輝く?」

 

……。

何故か話が太陽と月に飛びます。

全く会話になっていません…。

 

「なんで、なんで、って。質問ばっかりの子供みたい。仮にも武偵なら、自分で情報を集めて推理しなさい」

 

そういうと、アリアさんは視線を私達から逸らして。

今度こそ『話は終わった』的な雰囲気を醸し出しました。

 

自分の要求しか突きつけず、相手のことなど聞き入れもしない。

…アリアさん。

この人、相当ヤバい人です。

台風とか地震とか、そういう天災じみた理不尽さを感じます。

 

「…話は、とりあえず考える。とにかく帰れ」

「そのうちね」

「そのうちっていつだよ」

「アンタたちが、あたしのパーティに入るって言うまで」

 

…うわぁ。

これは半分、というかまんま脅しですね…。

遠山君の『女嫌い』を考えると、メチャクチャ効果覿面です。

 

…それにしても、パーティ、ですか。

私では足を引っ張る未来しか見えません。

遠山君の意思は知りませんし、アリアさんが何を思ってこんなことを言っているのか理解はできませんが…。

何故アリアさんは、こんなことを言い始めたのでしょうか…?

 

 

 

急に。

興味が出てきました。

朝の爆破事件と、アリアさん。

彼女はまるで『わかっていたかのように』遠山君と私を助けてくれました。

そしてその後、急にパーティを組め、とここに押しかけて来た。

見えない繋がり(ミッシング・リンク)』。

そこに何が隠されていて、何が起こるのか。

知りたい。

知的好奇心が、鎌首を擡げます。

 

「………アリアさん。私は、パーティに入りますよ」

「へぇ」

「条件付きです。『遠山君がパーティに入るなら』、非力ながらも喜んで」

「…詩穂、アンタ…」

 

ぎしり。

音を立てて、頭が回転し始めます。

 

目的と、手段。

人が何らかの行動をする際、必ず行動の『目的』が存在します。

そしてその目的を達成するために『手段』を用いる。

あらゆる因果関係は、それら行動心理の結果に過ぎません。

 

アリアさんの目的。

少なくとも、『パーティを組む事』が目的ではないはずです。

これは、手段。

パーティを組むを事で成し遂げたい目的は別にあるはずです。

 

そして、今日の朝の爆破事件にて。

遠山君と私を助けた彼女ですが、それは予め『知っていたかのように』助けに来てくれました。

偶然居合わせただけ、かもしれませんが…。

もし知っていたと仮定するなら、彼女は何を知っていたのか。

 

『遠山君が事件に巻き込まれる』、もしくは『爆破事件が起こる』のどちらかを知っていた。

そう考えると、アリアさんの行動に説明が付きます。

 

「アリアさん」

「…な、なんかアンタ…怖いわよ?」

「目的は『遠山君』ですか?それとも『爆破事件』ですか?」

「…………!!」

 

アリアさんが目を見開いて。

遠山君もまた、驚いたように私を見ました。

 

「…やっぱり必要だわ。キンジも、詩穂も」

「答えてください。アリアさん」

「さっきも言ったわ。自分で調べなさい」

「調べています。アリアさん本人から」

「中々言うわね…でも教えない」

 

…なるほど。

『言えない理由』、もしくは『自分で調べて欲しい理由』があることもわかりました。

そこから類推できることは、『説明を面倒くさがっているか』、それか『腕試し』か。

私は引き下がれず、更に追求しようとすると。

 

「俺は、そこまで言うなら考えてやらんことはない」

 

遠山君が口を開きました。

そして視線で私をチラリ、と制します。

どうやら…話を終わらせるから口を挟むな、という事でしょうか。

 

 

 

そこで私は、ハッと気が付きます。

そうだ、私は一体何をして…。

大事なのは、事件の真実とかアリアさんの隠していることとかではありません。

今一番大切なのは、遠山君の意思とアリアさんの今後の挙動です。

 

「あっ、えっと、あ…ごめんなさい、アリアさん。無神経でした」

「え、ううん、いいわよ…別に」

 

アリアさんはまたも驚いたように、そう返しました。

遠山君も少しだけ驚きながら、話を続けます。

 

「…だが、当然納得もいっていない。だから調べるのも妥当だと思う。だが…俺たちでは力になれない。これだけは事実だ」

「そ」

「だからとりあえず今日は帰れ。検討するから」

「そ」

 

短く答えるアリアさん。

その割に椅子から立ち上がる気配はないので…。

多分、本当に私たちが首を縦に振らない限り帰る気はないのでしょう。

 

「大丈夫。あたしの目に狂いはないわ。朝、アンタ凄かったじゃない」

 

確かに、今朝の遠山君の射撃技術は物凄かったです。

アレを見ても果たしてEランクだなんて信じられるでしょうか…?

私はともかく、確かに遠山君を誘うのは理解が出来ます。

…あれ?

私、もしかして遠山君のおまけ…?

 

「…忘れろ。アレは」

「忘れろですってェ!?」

 

急に。

どかーん、とアリアさんが爆発するように叫びました。

顔を真っ赤に染めて、ツインテールをマンガみたいに逆立てて。

 

「あ、あ、あんな強猥まがいの事をして、忘れろって!!!最低!!最低!!!」

 

ドンドン、ドンドン!

と独特なリズムで地団太を踏み始めました。

これは…アリアさんステップ、とでも名付けましょうか…。

普通に下に住んでいる方に迷惑です。

 

「あた、あたしの事!脱がせたじゃない!!!」

「えぇぇっ!!??遠山君!?」

「誤解だ!」

 

ここにきて衝撃発言…!

遠山君、出会ったばかりの…この、幼児体形(ロリ)なアリアさんを…。

正直ドン引きです。

 

「出ていきなさい!変態!!」

 

私がドン引きしているうちに。

アリアさんは驚異の腕力で遠山君の首を掴むと、玄関までぶん投げます。

うそぉ…。

 

「反省するまで戻ってくるな!」

 

そのまま遠山君を玄関の外に放り出すと。

 

ばたん!

 

全力でドアを閉めてしまうのでした。

家主なのに…。

けれど、もしアリアさんを脱がせたとするなら。

これは十分な罰なのでしょう。

南無三。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、遠山君が追い出されてしまった後。

 

「詩穂。お風呂」

 

とアリアさんのご用命を受けました。

しかも遠山君が帰ってくるまでに終わらせたい、とのことです。

というわけで。

私とアリアさんはお風呂に入ることに。

…なぜ?

 

ちゃぽーん。

 

「…あ、アリアさん。私先に出ますので…」

「ダメ。湯舟にはしっかり浸かりなさい」

 

抵抗空しく、無理矢理湯船にぶち込まれます。

そのままアリアさんも入ってくるので。

結局、向かい合うようにして2人で浸かる事になりました。

少し湯舟が狭いですが…2人とも入り切ってしまうのは。

私もアリアさんも…こう、色々小さい、からですね…。

 

水面から浮かぶアリアさんのシルエットは、とてもキレイです。

真っ白な肌、柔らかそうなピンク・ブロンドの髪の毛。

赤紫色の綺麗で大きめな瞳。

彼女から漂う、独特な…ジャスミンにも似た甘くフローラルな香り。

植物にはあまり詳しくありませんが…きっと、ジャスミンではなくて。

これはきっと、クチナシの香り。

 

「…あの、えっと…アリアさん」

「なに」

「……調べますね。色々」

「ん。その上で…あたしと、組みなさい。」

 

そう、強めに言葉を発するアリアさん。

正面にあるその顔は、やっぱり凛々しいツリ目の真剣な表情で。

けれど…何故か、少しだけ寂しそうに見える。

気のせいなのでしょうか。

 

今朝、彼女と出会った瞬間を思い出します。

あの時彼女は、『長い付き合いになる』と言っていましたが。

まさかこういう事になるとは思ってもいませんでした。

 

…でも。

揶揄っている様子や騙している様子は見えません。

きっとアリアさんは、本心から。

私と…私達、と。

『長い付き合い』をしたい。

そう祈っているようにも見えて。

 

「……アリアさん」

「なによ」

「わ、私と…。えっと、友達…に、なってくれませんか?」

「へ?」

 

突然、不思議なことを言い出す私に。

当然アリアさんは面食らいます。

今更ながら、私も『何言ってるんだ私』感が出てきて。

わぁ、わぁ。

どうしましょう、めちゃくちゃ恥ずかしい事を言ってしまった気がします…!

 

「その、あのですね!えっと、私は友人があんまりいなくてですね…!」

「…ぷっ、あははは!」

「……あぅ…」

 

笑われてしまいました。

ツボに入ったのか、アリアさんはクスクス、とずっと笑っています。

 

「うぅ。もう上がります」

「あは、ごめんって」

 

アリアさんは一頻り笑った後。

微笑みながら、優しく答えをくれます。

 

「…あたしもね。今まで対等な友人なんて、いたことがないから。だから友人なんてわかんないけど。それでも良いなら…詩穂」

「……あ、え…それって…」

「そ。じゃあ…よろしく、詩穂!」

 

びしっ!

っと効果音でもつけるように。

アリアさんは私を指さします。

 

『ん!よろしくね、詩穂!』

 

…頭の中の、私の唯一の友人が重なります。

良かった。

私、茅間詩穂。

生涯二人目の友人、誕生です。

 

「……!はい!こちらこそ、です!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後。

お風呂から上がり。

脱衣所のドアを開けると。

洗濯カゴの近くに、黒い影。

その影は…私たちの衣服を、漁っていました。

 

「………と、遠山君…」

「へぇ……あたしを前に。怖いもの知らずもいたものね」

 

黒い影の正体は…遠山君。

流石に強い恐怖と貞操の危機を感じた私は、思わず声を失い。

アリアさんも声を低くして、心底ドン引きしています。

 

「ち、違う!これは誤解なんだ…!」

 

遠山君が立ち上がると同時に。

彼の手には、アリアさんの…下着。

 

当然遠山君の『誤解なんだ』は通るはずもなく。

アリアさんにボコボコにされ、またも彼は路頭を彷徨うのでした…。

 

後から聞いた話。

彼はアリアさんから武器を奪い、家から追い出す算段を立てていたそうです。

…本当なんですかね…。

信じていますよ、遠山君?




第4話、読了ありがとうございました。

なんだか思うように話が進みません…。。
スピーディに進めたほうが良いのでしょうか?


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