それと前回の凪沙を渚と書いてすいませんでした。
では、どうぞ。
古城は考えていた。牙城の用件をどう受け取るべきかを。
「親父・・・・・いくら息子だからといって嘘はよくねーぞ」
考えぬいた結果、これは親父の悪ふざけと確信した。
「アホ。嘘ついてどうすんだよ」
「いや、ありえねーだろ!いきなり見合いの話が出るなんて!」
「現に今出してんだろう」
「そうゆうことじゃねーよ!」
牙城と古城が言い争っていると
ー ピンポーン ー
インターフォンのチャイムの音がなった。二人は一時休戦し、古城はロクに相手を確認もせず急いで玄関のドアを開けると、
「浅葱!」
ドアを開けると古城の同級生の藍羽浅葱がいた。
「こ、古城。あんた、ど、どうゆうことなの?」
「な、なにがだ?」
古城は何の事だかわからなかったが、浅葱の態度からして自分が何かやらかした可能性があった。しかしながら、まったく心当たりがなかった為、どのように対処すればよいかわからないでいた。
「そ、その・・・・・お、お見合いの件について・・・・」
浅葱が顔を少し赤面にして用件を言うと、古城は驚いた。
「なんで、お前がそのことを知てるんだよ!」
「あ~、そのことなんだがよ・・・」
「親父!!」
突然、現れた牙城にまたも驚いた。
「お前のお見合い相手な・・・・・浅葱ちゃんなんだわ」
「・・・・・・・・・・は?」
古城は頭の中が真っ白になり、浅葱は顔を真っ赤にして下に俯いた。
「ハァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアア???!!!!!!!!!!!」
牙城の言った言葉に、古城は人生(いや、吸血鬼性)の中で最も大きい叫び声を出した。
当然、その叫びは近所にも響き、
「ど、どうしました先輩?!」
となりに住んでいる雪菜にも聞こえたわけである。
「姫柊さん!」
「藍羽先輩!」
最悪のタイミングで二人は出会ってしまった。古城はこの状況を何とか打破しようと試みようとしたが、
「あ、姫柊ちゃん。来週、うちの古城と浅葱ちゃんがお見合いすることになったんだわ」
ものの見事に牙城によって崩されたのであった。
「親父---!!!」
牙城を恨むように古城は叫んだ。
「せ、先輩と藍羽先輩が、お、お見合い・・・・・」
「いや、待て姫柊。これは違うんだ!」
「ちょ、古城。違うってどうゆう意味よ!」
「いや、そうゆうことじゃなくて!」
なんとか、状況を打破しようと古城は必死になっていたが、むしろ追いつめられていく一方であった。
「いいんです!私にとって先輩はただの監視対象なだけですから気にしないで下さい(ボソッ:先輩の馬鹿!)」
そう言って雪菜は自宅に戻っていったである。古城は「また面倒なことになった」と思い頭を下に落とすと牙城が古城の肩に手を置いて発言した。
「若い時には沢山失敗しとけ。それが大人になるってことだ、古城」
牙城の発言に対して古城は怒り狂い
「あんたのせいだろうが、クソ親父!!!」
古城は牙城に殴りかかった。吸血鬼の古城が人間である牙城を殴ればただでは済まないが、牙城は落ち着いて息子の拳をいなし、腕をつかんで関節技を極めた。
「痛ででででで!」
「へ、真祖になっても、まだまだガキだな」
「ーちょっと!? 古城!?おじさん!?」
浅葱が止めに入ろうとすると、
「-ちょっと!? 何やってるの、古城君!?牙城君!?」
先ほど買い物に出かけた凪沙が大量の袋をもって帰宅してきた。凪沙の注意で牙城が関節技をほどいた。
「も~!二人とも恥ずかしいからやめてよ!」
「いや~、これはな男同士のスキンシップだわ」
「どこがだよ!!明らかに一方的にやられてるだけだろが!!」
「ごめんね、浅葱ちゃん。うちの人たちが迷惑かけちゃって!」
凪沙が恥ずかしそうに浅葱に謝り、浅葱は喧嘩を止めくれたことを凪沙に感謝した。
「ところで、なんで浅葱ちゃんが家の前にいるの?」
「え!?」
突然の凪沙の質問に対して全員が戸惑った。浅葱はどのように返答するか考えた。だが全然いい案が思いつかず、古城に助け船を求めたが顔を左右に振って拒否された。完璧に逃れられない状況のなか牙城が凪沙の前に出て行った。
「凪沙。実はな・・・・」
(ゴクリ)二人は牙城の発言に息を呑んで見守った。
「古城との見合いの日程の相談をしに来たんだ」
(ズコッ)その瞬間、二人はこけた。
「お見合いって・・・えぇぇぇええええええええええええ?!!!!」
「クソ親父ーーー!!!」
「おじさんーーー!!!」
牙城の発言によって、島全体にまで届くほどの叫び声を二人は出した。
どうでしたか。
お見合い相手が浅葱というところはベタ過ぎたでしょうか?
次回も頑張っていこうと思います。