とりあえず、更新が遅れてすいません。遅れた理由としては大学受験が昨日まであったためです。
今回は、他のヒロインも少し出ています。
では、どうぞ。
暁古城は疲れ果てていた。
ー学校での講義ー
ー帰宅してからの牙城の見合い話ー
ーそして凪沙と姫柊の誤解ー
これらのことで古城の体(主に精神的)は限界を迎えていた。古城は、ウトウトと眠りに入ろうとしていると、
「もしもし、暁古城!?」
突然の電話に、古城は寝入り端をたたき起こされ、やる気のない声で電話の対応をした。
「・・・なんだよ煌坂。悪いが今、お前の相手をしている気分じゃ・・・・」
「暁古城!!!どうゆうことなのよ、これは!?」
声の主は、煌坂紗矢華であった。彼女は雪菜の元ルームメイトで師子王機関の舞威媛と呼ばれる人物である。なんとなく今日の流れからか予想できていたが、他の用件かもしれないということから、話を聞いてみたが、
「・・・なにがだ?」
「藍羽浅葱との、お、お見合いのことよ!」
予想は的中し、「またか」と古城は頭を下げた。その間にも紗矢華の発言は止まらずにいた。
「あなたは、なんで他の女とお見合いなんかするわけ!?」
「あ~、それはな・・・」
「やっぱり、あなたは見境なしの変態真祖なのね!!!」
「いや、だから・・・」
「この変態!陰獣!!浮気者!!!」
「人の話を少しは聞けよ!!!」
古城は紗矢華に対して一喝し、今回のことについて説明しだした。
「お見合いの件については、俺も今日初めて親父に聞かされたんだよ」
「そ、そうなの?」
その事を聞くと紗矢華は落ち着き、古城もホッとして会話を進めた。
「じ、じゃ、あなたにはお見合いをする意志はないのね?!」
「あ、当たり前だろ。今回は、お互い仕方なくお見合いすることになったんだよ」
「は?!それって結局お見合いするんじゃないの!!」
「だから、仕方なくだっての!!第一、浅葱自身も嫌だろうし」
「・・・・・・・・」
古城の発言に紗矢華は頭を悩ませた。いくら、浅葱が紗矢華にとってライバルだからといっても、流石に不憫に思えた。
「・・・・・・・・・暁古城」
「なんだよ?」
「あなたって本当にダメな真祖ね」
そう言って紗矢華は電話を切った。最後の言葉を気にして携帯電話を眺めていたが「まあいいか」とすぐに思い直して古城は眠りに入った。
~お見合い当日~
この日、ホテル・エリュシオンで"第四真祖"こと暁古城と"電子の女帝"こと藍羽浅葱によるお見合いが密かに行われようとしていた。古城は両親から送られたスリーピースのブラックスーツを着用して、ホテルの一室で待っていたが、古城は焦っていた。
「あのバカ親たち!!」
焦る原因は父"牙城"と母"深森"にあった。二人とも他に用事があるとのことで、今日のお見合いをすっぽかしたのである。この時点でも、かなり慌てているのだが。二人の書置きの手紙に「代役を立てといたから安心しろ」と記されていたので安堵した。しかしながら、それがまた問題となったのである。何故ならその代役とは、
「あ、雪菜ちゃん見てみて!ここから水族館が見えるよ!」
「え、どこですか!?」
今、窓から外の景色を楽しんでいる姫柊と凪沙のことであった。
「なんで、よりにもよってこの2人に任せるんだよ」
「ちょっと、古城君。それ酷くない!?」
「私たちは先輩のご両親に頼まれて此処にいるんですよ。先輩は大船に乗ったつもりでいて下さい」
雪菜が胸を張って発言するが、古城は不安でしかなかった。すると、部屋にホテルのスタッフが入ってきた。
「暁様。先方がお見えになりました。こちらへどうぞ」
「は、はい!」
「では」と一礼して、スタッフが歩き出すと、古城たちもスタッフを追って歩き出そうとした時、
「あの・・・先輩・・・」
突然、雪菜が話しかけてきた。
「どうした、姫柊?トイレか?」
「違います!!」
古城のデリカシーのない発言に雪菜は頭を悩ませたが、すぐに本題を古城に持ちかけた。
「先輩は今回のお見合いに乗り気じゃないんですよね?」
「当たり前だろ。親父が勝手に持ってきた話なんだから。それに浅葱だって嫌がってたみたいだし」
「・・・・・・」
古城の発言に雪菜は安堵したが、同時に浅葱に対する同情もわいた。
「先輩」
「なんだ?」
「先輩は本当にダメな真祖ですね」
雪菜は冷たい言葉を古城にはいて、部屋を後にした。古城は突然のダメ出しに対して呆然としていたが、とりあえず部屋を後にした。
~お見合い室前~
スタッフが部屋の前まで古城たちを案内したが、
「先輩。そろそろ入った方がいいのでは?」
「いや、そうなんだが・・・」
「浅葱ちゃんの両親もいるんだし待たせるとまずいよ」
古城は、いまだに部屋に入れずにいた。普段なら友人として接してきたものが突然、お見合いの相手となたことによって緊張しだしていた。これに、あきれた雪菜は古城を諭しだした。
「先輩。藍羽先輩だって、たぶん同じ気持ちだと思います。なのに先輩がそんなんで、どうするんですか」
「姫柊。・・・・・そうだな、よし!」
雪菜の後押しを受け、古城は覚悟を決めてドアを開けた。
「おー、古城君。お久しぶりだね」
「お久しぶり。古城君」
部屋に入るとスーツ姿の仙斎と着物姿の菫がいた。しかしながら、今回の主役である浅葱は不在であった。
「あの浅葱、いや、浅葱さんは?」
両親の前で呼び捨てにするのはまずいと思い古城は呼び方を変えたが、とってつけた感がまるだしであった。
「構わんよ。娘の名前を呼び捨てにして。浅葱は別の部屋にいるのだよ。古城君。君が迎えに行ってあげてくれないか」
「わ、わかりました」
古城が部屋を出ようしたら「なら、私も」と雪菜が一緒に行こうとしたが、仙斎によって止められ、結局、古城一人で浅葱を迎えに行くことになった。
どうでしたか。
原作での古城もこんな感じだったと思うのですがおかしなところはなかったでしょうか。
次回も暇な時があれば、自分の作品を拝見して下さい。