「キンジ、あんた私の奴隷に成りなさい。」
ありえんだろ…こいつ…
何で俺がこんな奴の奴隷に成らなくてはならないんだ。
そもそも、なんでこいつがなんでこんな事を言うのか理由が分からない。
「奴隷って言うのは言葉の綾ね。まぁ、要するに私の一族には代々ペアと成って活動するパートナーが必要なのよ。で、キンジはそのパートナー候補に選ばれた分け。私のワガママかも知れないけど一緒に武偵活動してくれないかしら?」
成る程、そう言うことか
こいつは今まで自分と同じかそれ以上の強さを持つ相手と出会った事が無かったんだ。だから、自分のパートナーに成るかも知れない相手を選べないでいる。だから、少しでも自分のパートナーに見合う相手の各を下げるために自分にかける暗示として奴隷という言葉を使ったのか…
「キンジは私と組むとしたらフロントが良いわね。今日見たところ射撃能力も優れていたし、状況判断能力も資料より優れていたしねぇ。」
何か、自分の中で勝手に話進めてるし…
「おい、アリア、俺を誘ったって事は俺の事は事前に調べてあるんだろう?だったら知ってるよなぁ?俺が今まで教務科<マスターズ>の指令意外で他の武偵と組んだことが無いと言うことを。誘うだけ無駄だぜ。俺は誰とも組まないし、組む気も無い。無駄足だったな帰った帰った。」
さっさとアリアを追い出そうとして強引に否定を重ねていく。
俺は今日はもう疲れたんだ。いい加減にしてくれよ…
「どうしても、頷かないって言うのなら…」
アリアが何か覚悟を決めた顔をしているので繰り返し問いかける。
「言うのならなんだ?」
「泊まってく!!!」
はぁ!?
何言ってんだこの女。頭おかしいのか?
普通年頃の男の子の部屋に女子の部屋に泊まってくってどう言うことだか分かってるのか?
その確固たるアリアの決意の前に俺は崩れ落ちた。
その後ほんとにマジでアリアは俺の部屋で泊まっていった。
ももまんーー桃の形をしたアンマンが食べたいと騒ぎだしたアリアのために近くのコンビニに行って買ってきてやり、自炊をしている俺は自分で飯を作るんだがさっきももまんを6個も食べたくせに自分の分も作れと言ってきて仕方なくアリアにスクランブルエッグを作ってやれば、火の入り方が甘いだの、故障のかけ方が偏ってるなど、色々文句を言われるし、本当に色々災難だった。
災難だった1日が終わり次の日は気持ちよくなんて言うわけには行かなかったのだ。
何故なら俺の部屋に泊まっていたアリアにバリツの技を食らって目が覚めたのだ。
「キーンージー、朝ごはん作りなさいよ。お腹が減るでしょう?」
そんなん知るかよ。自分の飯だろ?昨日も飯作ってやったろう?朝飯くらい自分で用意しろよ!!
とか、言いつつ律儀にご飯と味噌汁とサラダと有り合わせで作ったおかずを出してやったら俺より食べるし、何なのこのチビっ子?
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「遠山くーん、こっちこっち」
次の日の昼休み
俺は武藤と不知火に呼ばれて食堂で飯をかっ食らっていた。
どうも武藤が召集をかけたらしいんだが、なんの要件だ?
「で、キンジよ。昨日から神崎さんと急接近らしいがどうなんだ?」
「どうっていわれてもなぁ…」
助けを求めて不知火を見るがいつものニコニコ顔を浮かべるだけで反応は無い。
相変わらず、何を考えているか分からない笑顔なんだよなぁ
「そもそも、俺とアリアは男女の仲では無いぞ。だから、お前たちの考えてるような事なんて起こらんぞ。」
ここでハッキリと宣言してしておいた方が良さそうなので宣言しておく。
ただえさえ今日学校に来るまでに俺とアリアの有らぬ噂がたくさん出回っていたんだ。ここいらで真実を述べておかないと後々大変なことになる。
「そこがキンジがキンジたる解答だよな。呼び名も昨日は神崎さんだったのに今日はアリアだしなぁ」
なぁ!?
「そうだよねぇ、今朝なんて遠山くんと神崎さんが腕組みながら遠山くんの部屋から出てきたって目撃情報もあるしねぇ。」
ここで反論しないと不味いことになる。
「アリアから下の名前で呼び捨てにするようにいわれてんだよ。後、腕組んでたんじゃなくて時間差で出ようという俺の提案を聞かないアリアが俺の腕に引っ付いて出てきたんだ。決して腕を組んでいた訳ではない。」
必死に反論したが武藤からは
「リア充死ね。」
と言われ、不知火は苦笑いを浮かべるだけだった。
しかも二人とも終止ニヤニヤしていたしホントになんの今日も昨日に続いて厄日なの?
全くふざけろよ
わりと勢いで書きました
この後ですが、バスジャックはパスしていきなりハイジャックになります
ご注意下さい