「全く、人間を殺しまくってこの地区を乗っ取るのは大変だよなっ!!」
「うるさいぞ
「そうよ、早いうちに人間たちを皆殺しにしないと終わらない」
「アハハ〜早く殺っちゃぉっ!!」
そこにいた
そして、鱗赫を
その時
何者かが現れこの
「ぐっ………お前はっ……………!!
「よっ、カサイ、久しぶりだな」
そして、
「ほら、死ねよっ!!」
仮面を着けた
ソラと一緒にいるこの
昨日、学校にて、
「……………………」
以前の事件から数ヶ月過ぎているが何人かは僕のことを警戒したりヒソヒソと陰口をしていたのである。
そこへ、
「ソラっ」
「シオン、どうした?」
「明日、土曜日じゃん」
「ああ、そうだな」
「あっちの世界のさNI地区に遊びに行こうよ、結構、新宿みたいに大きいらしいよ」
「NI地区、どこ?」
「4区だよ」
「………わかった、行こうか」
僕は財布の中から2万円を出した。
「ん?」
「1万円札を2枚……銀行で500円40枚に両替してもらうか」
「あ、そっか、500円まではたしかにあっちの世界でも使えるもんね……て、2万円は多いよ、私も持ってく」
「いや、シオン、いいよ」
「いやっ!!全部奢るとか嫌だっ」
「……………わかったよ、2万円分は念のため持ってく、シオンは……そうだな3000円……500円6枚ぐらい持って来いよ」
「……………はぁい」
「奢ろうなんてソラ、大盤振る舞い〜」
「ダイチ……あんたも見習えって」
「カナちゃん何でだよっ!?」
「別にいいんだけどさ、明日とか映画行く時もいつもデートする時とも割り勘じゃん」
「………ソラっ、そんなにやばいのかな!?」
「……………まぁ、別にいいんじゃね」
そして、次の日、僕とシオンはNI地区に朝から訪れ数時間遊んでいたのだ。
その頃、路地裏では2人の
「よし、やれたっと」
「早く食べようぜ」
その時
「ぐわっぁぁぁ!?」
「な、なんだお前」
「…………!!」
そのまま僕とシオンはNI地区を進んでいたのだ。
「ねね、ソラ、私たちの
「へぇ、どんな
「どんな形かな、やっぱ気になる」
「もし、いい形ならみんなのお土産で
「
「いや、もって帰れな………………………………………………………………!!」
「………………ソラ、どうしたの?」
「………人間の血の匂いだ、人を喰う
「えっ!?」
「ちょっと行ってるくるっ!!」
「私もっ……」
僕は匂いのする方へ走ったのである。
先程、人間を殺していた
「……………」
その時
「!!」
鱗赫が飛んできてその男は突き飛ばされ近くの壁にぶつかったのだ。
「……………誰だ」
「お前こそ……誰だ」
「ハァハァ、ソラ」
僕はその匂いの場所まで辿り着き残っていた
「見るからにお前はこの死んでる
僕は指を鳴らした。
「…………違う、俺は人間を殺していた
「……お前の匂い、完全に人を食べる
「!!……………そうか、この世界じゃ人間を食べてない
「ん?」
「…………たしかにあんたの匂い、少し違うもんな、聞いてくれ、俺はこの世界のずっと地下の
「この世界の地下だと……」
「ああ、あんまり知られてないけど地下には
「…………………なんでだ?」
「恐らくは人肉喰わせて匂いをこれらにするためかもな、そうすればもし人肉を食べていない
「……………で、何しにここへ来た?」
「……俺は基本地下で暴れている
「5人のグループ?」
「そうだ、酷い殺戮を行う……だから、俺はそいつらを止めたい」
「……………………………………………………」
「…………ソラ」
「…………………シオン、今日は帰れ」
「ソラ……わかった」
シオンはそのままこの場から去っていったのだ。
「ん?」
「僕も戦う」
「なんだと」
「お前のことはまだ信じられないが……その5人はもしお前の言った通り人間を殺す
「そうか、だが、5人は大変だぞ」
「……まぁ、僕は赫者なんだ、だから平気さ」
「マジか!?俺は実は赫子は使えないんだ」
「そうなのか」
「だけどずっと地下では格闘技を修行して鍛えた、戦えるぜ」
「わかった」
「所でお前の名前は?」
「……僕はナグモ ソラだ」
「ソラだな、俺はサクライ ハヤトだ」
「ああ、よし、行くか、ハヤトっ!!」
「ああ!!」
そして、僕と指を鳴らしハヤトと共に4人の
「助かるぜ、ソラ」
「問題ない、こいつらをとっとと殺してやろう」
そこへ、
「まさかお前が邪魔しに来るとはね……」
「!!あんたは」
「ハヤト……あいつらのリーダーはあの女か?」
「そうだぜ」
5人目である
「サクライ、まさか私たちを追いかけて地下から来るなんてねぇ、さて、奴らを殺してやりな、カサイ、アラタ」
「マジマさん、任せろっ!!」
「サクライをここで消しやる、はて、あのサクライと一緒の
「さぁ、行くよ、イイノ、ナカヤマ」
「ええ、わかったわ」
「りょ〜かぁいっ」
「まてっ!!」
サクライはマジマたちを攻撃しようと飛び出した。
「まてまてっ、俺たちが先だぜ」
「最も我々で殺害できるがな」
カサイとアラタがハヤトを妨害してきたのだ。
「チッ」
「ハヤト、上等だ、こいつら殺してやるよ」
僕はさらに指を鳴らしたのである。
マジマたちはこの場を去ったが僕らとカサイたちはぶつかり合うのだった。
次回は5人の喰種たちと激突します。