「あがぁぁぁぁぁぁ!!」
大量の赫子が出現したカサイはほぼ自我がなくなっていた。
そして、さらにその赫子がカサイの体を囲みカサイの体は大きくなってきたのだ。
また、近くは他の
「おい、眼帯!!」
「はい?」
「お前と俺とナンブであの
「……そうしますか」
僕は指を鳴らした。
「了解」
キリタニは銃で
「上等……マジッすか」
「しょうがねぇだろ」
「……皆さん、噛まれたりしないでくださいね」
僕は赫者になりマスクを外したのである。
「あぎゃぁぁぁ」
カサイは大きくなった赫子を振り回してきた。
「何て強さだ」
「上等、一撃でも受けたら即死ですね」
さらにカサイは赫子を振り回してきたのだ。
「やばいっ」
僕は赫者の赫子でカサイの赫子を防いだのである。
「今だ、やれっ」
「すまない、眼帯」
「上等、来ますよ」
上等とナンブはクインケでカサイを攻撃した。
しかし、カサイは赫子を振り回して僕と上等たちを吹き飛ばしたのだ。
「ぐっ……」
「!!上等、
上等たちに
「ふせろっ!!」
キリタニが拳銃を発砲し
その時
キリタニに
「しまっ……」
しかし、その
「お前……」
僕は赫者の赫子を羽赫にしキリタニを
「キリタニさん、まだ
「………すまない、眼帯」
そこへ、
「あががぁぁぁ!!」
カサイが再び赫子を振り回してきたのだ。
僕は指を鳴らし赫子でカサイの赫子を弾いたのである。
「ナンブ!!」
「はい!!」
そして、上等たちがカサイをクインケで攻撃した。
「よけろっ、上等さん」
僕が弾ききれなかったカサイの赫子が上等たちに向かっていったのだ。
「上等!!」
ナンブがクインケで防ぐがナンブは吹き飛ばされたのである。
「ナンブっ!!」
「……大丈夫です……あ!!」
カサイの赫子が上等たちへ向かっていった。
僕は赫者の赫子を甲赫にし防ぎすぐに羽赫に変え発砲したのだ。
「うがぁぁぁ!!」
そして、僕は全てを鱗赫にしカサイに突き刺したのである。
「あがぁぁぁ……」
カサイは倒れカサイの赫子は消えていった。
その時
「まずい、弾切れだ」
キリタニの持っている拳銃の銃弾が切れてしまっていたのだ。
さらに周囲は大勢の
「クソ、コバヤシの拳銃使ってもこの有り様か……」
「
「どうします?上等」
「ナンブ、どこかで銃弾が補給できればいいんだが……」
「向こうの方に警備省の警備局がある、そこに行けばいくらでも銃弾ある」
キリタニは局の方角を指した。
「なら、僕がこいつらは一気に蹴散らすから走り抜けるぞ」
僕は羽赫で
その時
「あがぁぁぁぁぁ!!」
倒れていたカサイが起き上がり再び大量の赫子が現れ、膨張しカサイは肥大化したのである。
そして、再び周囲に
「局はこっちだ、走れっ!!」
僕たちはカサイと
しかし、局の中の警備省の捜査官たちは
その時
局の前にカサイが近寄ってきていた。
「上等、あれ」
「ああ、さっきよりも大きくなってるな」
カサイはさらに膨張し肥大化していたのだ。
「あの野郎、どんだけ膨張するんだよ……なぁ、カサイは僕は何とかするからみんなで銃弾の補充や
僕は指を鳴らすと局の外へと出ていったのである。
「眼帯!!」
「上等、銃弾を探しましょう」
「銃弾はこっちです」
そして、僕は外でカサイや
「さて、どうやったらこの
僕の方に
「……」
僕は近寄ってきた
「うごぉぉぉぉぉ!!」
カサイは膨張し肥大化した赫子を振り回してきた。
「……本体を殺傷するしかないか…………!!」
肥大化した一部から腕が見えていたのだ。
「あそこが腕なら心臓はあの辺りか……そこを鱗赫でぶち抜けば……」
僕はカサイに接近し鱗赫で貫いたのである。
そして、肥大化した赫子は消滅しカサイ本体が出てきた。
「念のため……」
僕はカサイの体を赫子でぐちゃぐちゃにしたのだ。
「……これで平気かな」
僕の周囲には再び
「またか……」
その時
その
「……キリタニさん」
「銃弾は揃いましたよ」
「そうですか、良かった」
「眼帯、あの
「上等、
僕たちは
次はNIタワーへ向かいます