僕は
僕は地下への侵入方法ははっきりと分からない、以前入った時は
しかし、今、ハヤトと連絡を取ることはできない、そのため何とかして侵入ルートを確保するしかないのだ。
以前、ハヤトに案内してもらった地下のルートを覚えてる限り通り、定期的に人間を捕獲し、地下から地上を通る車に乗る込む方法を考えていたのである。
できればハヤトの家に行けたらいいが流石にそこまでは覚えていない。
「やっと見つけた」
恐らく人間を捕獲し輸送している車を発見した。
そして、僕は走り気づかれないように車の上に飛び乗ったのだ。
このまま地下の王国の中に入り込めるといいけどそううまくはいかないよな、強行突破するか?
そして、恐らく地下の王国に入るであろう入口の前に車はやって来たのである。
入口は厳重な鉄の扉で守られており突破するには扉が開いた時しかなかった。
車が入るため扉が開いたその時、僕は赫者になり車の人間を解放して侵入したのだ。
「おい、なんだこいつは侵入者か!?」
見張りの
さて、どうするか、いきなり殺すのは気が引ける。
ここの
「僕に攻撃するやつは殺すよ」
一応の警告はした、だから、戦闘の意思がある者は敵とみなす。
「赫者には赫者だ!!」
赫者の
しかし、
「浅いしヌルいよ」
あっけなかった、赫者の
まだ、クラーケンの方がずっと強かったと僕は思ったのである。
流石に赫者がいとも簡単に倒されたことで他の
さて、どうするか、流石にこれからこの王国を壊滅させるには力不足だよな、何処かに潜伏できないかな。
しかし、これだけの騒ぎを起こしたのだ、すぐに大勢の
まずいな100以上はいるな、しかも、殆ど赫者か、倒せないこともないけど消耗しちゃうよな、それにまだ大勢来るかも。
僕は向かってくる
「ハァハァ、流石に多いな」
僕は建物を壊したりして混乱させ建物の中に立てこもったのである。
幸い
「下には誰かいるみたいだな、
ここをやり過ごすいい方法を思い付いた、僕にしかできない方法だからわかるわけないな。
恐らく人間に着せるであろう白い洋服を僕は見つけ、そのままこの建物の今いる2階と下の人間がいる1階の壁を破壊した。
「今だ!!」
僕は影に隠れ赫者から元に戻り、そして、
「どこだ、どこにいる!!」
僕は
今のうちに物陰に隠れて
とりあえず僕は路地裏に入り込んだ。
その時
僕は何者かに腕を掴まれたのだ。
「ちっ……」
「まて、お前、ソラだろ」
腕を掴んだのはハヤトだった。
「ハヤト!!」
「しっ、静かに……こっちだ」
ハヤトの手引きで少し移動し、とある建物の裏にやって来たのである。
「ここは?」
「このバーの地下には通路があって俺たちの家や、その他の集会場に繋がってる」
僕はハヤトの手引きでバーの地下通路を通りハヤトの家にやって来た。
「おう、懐かしいな、あの時もシオンとここで世話になったな」
「ソラ、
「ん?」
「お前が暴れたことも問題だが人間が逃げ出したことも問題だ、きっと探してる、匂いで人間がいるとなると本気で探しに来る、
「暴れてたやつってバレないかな?」
「素顔見られたか?」
「人間の状態では見られたかな」
「なら、問題はない、流石にこの距離じゃ同一人物だとは思われないし、人間状態の顔を仮に覚えてるやついても
「なるほどな、了解」
僕は
「それにしてもなんでこっちへ来た」
「あ、ああ、色々あってな」
僕はマザーのことやこれまでの経緯をハヤトに話したのである。
「ソラでも全く歯が立たない奴がいるなんて、眉唾だな、で、ここに来たのは力をつけるためか?」
「ああ、ここにいる
「俺たちレジスタンスからしたらソラが戦力になるのは嬉しい話だけどな……けど」
「なんだ?」
「さっき、途中からソラが赫者で戦うところ見てたんだが赫子に頼り過ぎだと思うんだ」
「というと?」
「俺は赫子は使えない、だから、格闘で勝負し傷ひとつが命取りになる、けど、ソラは傷がついてもすぐに回復してしまうからたいした深手にならない、けど、それって長期戦はきつくないか?」
「言われて見れば……」
いつもは相手をすぐに片付けてしまうから気にしなかったし、クラーケンの時は部下が弱かったからクラーケン以外は簡単だった、でも、さっきみたいに赫者大勢相手の長期戦は正直しんどいよな。
「だからソラも格闘技学ばないか?」
「え?」
「ソラの赫子は恐ろしく強い、そこに格闘技の技術取り込めば鬼に金棒だぜ」
「なるほど、ハヤトが教えてくれるのか?」
「それもいいけど、それより俺の師匠に頼もうぜ」
「ハヤトの師匠?」
「レジスタンスのリーダーなんだ、俺と違って一応、赫子は出せる、まぁ、ソラに比べたら弱いと思うけど、でも、格闘技の強さは化け物だぜ、きっと、ソラにも教えてくれるよ、紹介するよ」
「本当か、ぜひぜひ」
そして、僕はハヤトの師匠を紹介してもらうことになったのだった。