赤キ血統ノ忘レ形見   作:桐谷

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どうも、本当にストックが
なくなってきて焦っている桐谷です

閃の軌跡自体クリアしたのが
結構昔なんで話とかほとんど
覚えてないんですー

ですので小説と共に
絶賛同時進行中なんですよね

一応クリアはしてるのに
ストーリー外のイベを回収して
進めている自分が軌跡脳すぎて
呆れています……




似ている得物

「―――それじゃあ予告通り、《実技テスト》を始めましょう」

 

晴れ渡る青空の下。

わたしたちはその言葉をグラウンドで聞いていた。

今日は4月21日。先週の土曜日に予告されていた実技テストの日だ。

 

「前もって言っておくけど、このテストは単純な戦闘力を測るものじゃないわ。『状況に応じた適切な行動』をとれるかを見るためのものよ」

 

……要するにどちらかといえば護身ってことかな?

 

わたしはサラ教官の言葉を自分なりに捉えた。

 

「工夫をしないと点数は低いってことですか?」

「ま、そーゆーことね」

 

 

全然違った……

 

エマとサラ教官の会話で、これからのテストが不安になってくる。

 

「ふふ――それではこれより4月の《実技テスト》を開始する。リィン、エリオット、ガイウス、まずは前に出なさい」

「……はい!」

「い、いきなりかぁ…」

「――承知」

 

最初に選ばれた三人が前に出た。

 

「ふふ、よろしい――それじゃ、さっさと呼ぶことにしますか」

 

そう言ってサラ教官は指をパチンと鳴らす。

すると、目の前に見たこともない機械のようなものが姿を現した。

 

「こいつは、まあ『うごくカカシ』みたいなもんよ。そこそこ強めに設定してるけどARCUSの戦術リンクを使えば倒せるはずよ」

 

驚く全員にさらっと説明するサラ教官。そして最後に言った言葉でようやくこのテストの狙いがわかった気がした。

 

工夫ってARCUSのことだったのかー

あれ以来練習とかしてないけど、大丈夫かなぁ……

 

「―――それでは、始め!」

 

こうして初の《実技テスト》が始まったのだった―――。

 

 

 

 

 

「……よし」

「な、何とか勝てたぁ……」

 

一組目の実技テストが終了。見てる限り3人とも結構いい連携をとっていた。戦術リンクも使ってた様子だったし、中々良い戦闘だったと思われる。サラ教官もご満悦のようだ。教官の話から聞くより、どうやら自由行動日に旧校舎で実戦を行ってたようだ。

 

「さて、次行くわよ。アリサ、エマ、ユーシス前に出なさい」

 

最初の3人に続き、次々と順番が進んでいった。

わたしの番が来たのは最後だった。

 

「さて、最後。シルヴィア、フィー出てきなさい」

「あ、はい!」

「……(コクリ)」

 

最後に残っていたのは私とフィーだった。

選ばれていった人数としては3・3・2・2の順でわたしの前2人はラウラとマキアスのペア。最初ラウラが無双するかと思ったのだが、きちんと前衛と後衛で連携をとり戦っていたので、多分評価は3人で行った組とほぼ変わらないぐらい良いだろう……まあ、攻撃力的な面で少しラウラが圧倒してのは別として。

 

「さて――まあ、アンタたちなら頑張れば余裕だと思うわ。でも、単に個人で戦っても意味はないから、そこのところは気をつけなさいよ?」

「わ、わかりました」

「はあ……ま、しょうがないか」

 

反応が律儀なわたしとルーズなフィー。このペアはある意味他のクラスメイトから注目されていた。なんせ、オリエンテーリングのとき落とし穴を回避した二人組だ。そしてこれまでの数日間行動を一緒にしていたのも結構見られている。

―――配置についたのもあり、わたしとフィーはお互いの得物を取り出した。

 

「それでは、始め!」

 

開始の合図がグラウンドに響く。

するとフィーがいきなり前へと駆けた。

 

いきなり突っ込むの!?

 

わたしは驚愕しながらも、彼女の姿を目で追う。

それに反応したかのように『うごくかかし』は迎撃するように宙返りのように胴(?)の部分で攻撃する。

それを読んでいたのか、フィーは半身で脇をすり抜けながら彼女の得物《双剣銃》で斬りつけた。

 

うわー、やっぱり……

戦闘慣れしてる感じがするねぇ

 

と、そんな悠長なことも思っていられない。その間フィーは同じように繰り返すように半身で避けては攻撃を繰り返していた。これでは教官が言っていたままの、個人の戦いになってしまう。

 

「わたしも行かなきゃ!」

 

そう言って《うごくかかし》に接近する。が、次の瞬間―――

 

「――わっ!?」

 

フィーが前方から私の方まで突っ込んできた。その動きにわたしは思わず飛び退く。

 

「ふ、フィー!ちゃんと連携取らないとダメだって!一旦攻撃やめて引いて!!」

 

わたしはそう叫ぶが、フィーは話を聞く様子はなく同じように攻撃を繰り返す。

 

まさかわたしと連携取る気はないってことなの……

それじゃあ、意味がないよ……!

 

わたしが困惑する中、攻撃は今も続いている。このままではわたしが入る余地もなく戦闘が終了してしまう。現にこんなに攻撃を加え続けられたら《うごくかかし》だって相当なダメージを追っているはずだ。そう思っていた……のだが、

 

あれ?あの《うごくかかし》……

 

わたしはあることに気づいた。フィーの攻撃ばかり見ていて、《うごくかかし》の行動や変化は気にしていなかったのだ。初めて敵の様子を観察すると―――

 

……なんか、ほとんどダメージを負ってない?

 

素人目でも、よく見ればわかっただろう。確かにフィーはいろんな場所に攻撃しているのだが、それらの攻撃でできた外傷のほとんどは浅く、致命的な一撃はどこにもみられない。フィーの勢いの割には、見合わないダメージ量だ。

 

装甲が硬い……?いや、他の人でも普通にダメージは与えられてた……

もしかしてわざと致命傷を外してるの?でも、なぜ……

 

考え込み、フィーの動きを見る。

―――刹那、フィーがチラッと目配せをした。

 

………!

もしかしてこれ……

 

彼女の真意を掴んだ気がした。よく見れば、こちらに何度か目配せを繰り返している。

 

「なるほどね……フィー。そういうことなら……」

 

そう呟き、彼女と敵の動きを見極めようと集中し始めた。そして、自身のダガーを構えなおしたのであった。

 




お疲れ様でした。

真面目に戦闘描写書いたんですけど
めっちゃ違和感ある気がします

変な文章とかになってたらすみません
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