遠坂side
「---答えは得た。大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから」
アーチャーはそう言って消えていった。
「見てて、アーチャー。私、頑張るから!」
そう私は空に向かって叫んだ。
自分の思いがちゃんと届くように。
届いたかどうかは分からない。けど、よく見せていたように、ようにすました顔で笑っていたような気がした。
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アーチャーside
「ああ言ったものの、これからどうしたものか」
アーチャーは座に戻って行く道中これからどうするかを考えていた。
凛にああ言ったものの、何かを考えていたわけではない。それに、自身が英霊である以上自分の意思でここから出ることはできない。何かてがある訳でもなく、現界している訳でもなく、受肉をしている訳でもない。
しかし、
(…それが、どうした…)
アーチャーの中に何もしないという考えはなかった。
(遠坂に “頑張る” と言った以上何もしないわけにはいからな…)
そう考えていた時、アーチャーは突然光に包まれた。
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(ここは…どこだ…)
アーチャーが目を覚ますと見覚えのない所だった。
(私は確かに座に戻っていたはずだ。だか、ここは明らかに座の中に戻ったというわけではない。それに、何だこの体の違和感は、一体何がどうなっている…)
ここが何処かということ、自身の体が自由に動かないことなど、自分に何が起きたのか、アーチャーが、考えにふけっていると、
「お!目を覚ましたみたいだぞ!わかるか、ほらパパだぞ、一誠!」
自分の目の前に顔が見えたと思ったら男性はとても嬉しそうに声をかけてきた。
「もう、貴方はしゃぎすぎよ。そんなに大きな声を出してたら、一誠が驚いちゃうじゃない」
今度は女性の声がし、目線をずらすと自分を見て微笑んでいる女性の姿が見えた。
アーチャーは考えていた。自身の体に感じる違和感、何故先程から二人は自分を見ながら嬉しそうに話しているのか、男性が言ったパパという言葉。そして、何故自分を一誠と呼んでいるのかを。
そう考えている時、アーチャーの頭の中に最悪の事が思い浮かんだ。
(ま、まさか…。子供になっているのか⁉︎)
「悪い、悪い。でも、家族が増えたからつい嬉しくて」
「ふふふ、貴方ったら。嬉しいのはわかるけど、一誠は産まれたばかりなんだから」
(なんでさ…)
二人の会話を聞きアーチャーは自分の考えが当たっていたことがわかり、生前によく使っていた言葉を心の中で呟きながら嘆くのであった。
最後まで読んでいただきありがとうございます。駄文ですが頑張っていきますのでよろしくお願いしますm(_ _)m