「おはよう、母さん」
「おはよう、一誠。今日も走りに行くの?」
「まぁ、やると決めたから」
「あまり無理しちゃだめよ。一時間くらいしたらご飯ができるから、それまでには帰って来るのよ」
「わかったよ、母さん。それじゃあ、行ってきます」
私はそう言って、家を出た。私はランニングを行っている。ランニングを始めた事には訳がある。
私がこの世界に生まれて5年がたった。幸いな事にこの体でも魔術を使う事ができた。が、まだ体にかかる負担も大きい。だから、今後の事も考え体を鍛えておくべきだと考えたからだ。
「ふぅ…」
私はランニングを終え家に戻った。
「おかえり.一誠。もう少ししたら、朝食ができるから、先にシャワー浴びてきなさい」
「そうするよ」
シャワーを浴び、リビングに戻ると父さんも起きていた。
「おはよう、父さん」
「ああ、おはよう。一誠」
テーブルの上には既に朝食がならんでいた。
「それじゃあ、食べようか」
「「「いただきます」」」
「「「ごちそうさま」」」
丁度朝食を食べ終えたところに、チャイムが鳴った。
玄関に向かいドアを開けると、栗毛色の髪をした少女がいた。
「イッセー君!遊ぼ!」
この少女は家の隣に住んでいる、紫藤イリナだ。知り合ってから、休日などよくこうして家に押しかけてくる。ここ最近はよく家に来る。
「はぁ…。昨日も散々遊んだだろう」
「今日もイッセー君と遊びたいの!」
イリナは頬を膨らませながらそう言ってきた。
「はぁ〜。わかった、準備をしてくるから少し待っててくれないか」
「うん!」
準備を終え母さんと父さんに遊びに行くことを伝える。
「気をつけて、行って来るのよー」
「わかってるよ、母さん。それじゃあ、行ってきます」
-------------------
「今日は何をして遊ぶ、イッセー君?」
「なんでも、構わないぞ」
「なら、ヒーローごっこをしよう!」
「わかった」
「じゃあ、いくよ!イッセー君!」
イリナはそう言いながらこちらに向かってくる。
私は当たらないようにイリナの攻撃をよけ続ける。そして、適当なタイミングで当たったふりをして倒れる。
「くっ、私の負けだ」
そう言って地面に倒れる。
「やったー!私の勝ちだね!」
イリナは楽しそうにしている。しかし、遊んでいる時に時折イリナの顔がどこか寂しそうにみえた。
(後で聞いてみるか)
それから、昼まで遊び一度昼食をとってから、夕方近くまで遊んでいた。
「今日は沢山遊んだね!イッセー君!」
「ああ、そうだな。ところで、イリナ一つ聞きたいことがあるんだが」
「何、イッセー君?」
「イリナ、君は何かあったんじゃないか?」
私がそう聞くと、イリナは少し肩を震わせた。そして、少しずつ言葉を紡いだ。
「ばれちゃったかー…。実はね…、私…明後日…引っ越すことになったんだ…。それでね…もうイッセー君と遊べなくなっちゃうから…悲しくて…」
イリナは泣きそうになりながらそう告げた。急に引っ越すことになったことには驚いた。だが、それ以上にイリナが泣きそうにしているのを見たくなかった。
「大丈夫だ、イリナ。たとえ遠くに行くことになっても必ず会える。いざとなればこちらから会いに行けばからな」
「本当に?」
「ああ。だから、そんな悲しそうな顔をするな。私はイリナには笑って欲しいからな」
「うん!」
イリナは笑顔でそう言った。
---2日後---
「今までありがとうございました。イッセー君もイリナと遊んでくれてありがとね」
「いえいえ、こちらこそありがとうございました。イリナちゃんもイッセーと仲良くしてくれてありがとね」
私の母親とイリナの母親が相手とその子供に礼を言った。
「イリナ、これを」
そう言って私は用意していたペンダントを渡した。
「えっ!これどうしたの?」
「まぁ、イリナへのプレゼントと言ったところだ」
「本当に!ありがとう、イッセー君!大切にするから!」
「イリナ、そろそろ行くわよ」
「はーい。それじゃあ、イッセー君。また会おうね!」
「ああ、またな」
何かぐだぐだですみません!
もっと文才が欲しい…