今日は雨だから客も来ないだろうと思った霖之助は今日は静かに読書に専念できると思っていた。
霖之助は初めは静かに読書をしていたしかしその途中に
「霖之助さんいるー?」
と店のドアが開き霊夢の声がしてきた。
「なんだい霊夢、今日は雨だから静かに読書を・・・」
「そんなことよりなにか拭くもの貸してくれない?」
とそこには雨に濡れた霊夢が立っていた
「なんで雨なのが分かっているのに傘をさしてこなかったんだ・・・」
「だって私が神社を出ようと思っていた時には少し降り止んでいたからここに来るだけなら大丈夫かなーって思って。」
「それでもまだ曇っていただろう?傘ぐらいは持ち歩いておけばよかっただろう?」
「まぁそのことは置いといてお風呂貸してくれない?うちのお風呂調子が悪かったから霖之助さんの家のお風呂を借りようと思ってきたんだけど。」
「お風呂を貸すのはいいんだがまだ夕方だ、まだ風呂は沸かしていないから待っていてくれないか?」
「それじゃあ待っているうちに風邪ひいちゃうわよ、ただでさえ雨に濡れて寒いのに。」
「なら僕の服でよかったら着替えといてくれ、そのままでいるよりかは幾分かマシだろう?」
「わかったわ、服は適当に借りておくわね。」
「そうしてくれ、すぐに風呂を沸かしてくるから。」
とそういって霖之助は風呂場にお湯を沸かしに行った。霖之助がお湯を沸かしに行っている間に着替えておこうと思った霊夢はタンスの引き出しから霖之助の服を取り出し着替える。しかし、霊夢の服より当然ながらサイズが合わないのでどうしようか考えているたら引き出しの中に女性用の着替えがあるのに霊夢は気づいた、霊夢はそれを取り出してみるとそれは霊夢と腐れ縁の魔理沙のいつもの服だった。
霊夢はちょうどいいと思い魔理沙の服を借りることにしようと思った。霊夢は魔理沙の服に着替えているときにふと思った、自分の着替えも霖之助さんの店に今度置きに来ようとそんなことを思っていたら霖之助が居間に戻ってきた。
「霊夢、お湯が沸いたから風呂に入っておいで。」
「ありがとう霖之助さん、ありがたく使わせてもらうわ。」
と言って霊夢は風呂場に向っていった。霖之助は着替えた霊夢の服を乾かさないとなど考えながら動き出した。
やることを終え居間で霖之助が本を読んでいると霊夢が風呂を終えて居間に戻ってきた。
「霖之助さんお風呂ありがとうね。」
「礼を言うならお店のツケを返してくれないか?」
「あら雨が止んできたわね、神社に帰るわ。霖之助さん、傘を貸してくれないかしら?」
「まったく君は、傘は貸してあげるけどちゃんと返しに来るんだよ。」
「もう、霖之助さんは誰にそんなことを言っているのかしら。」
「君に言っているんだ、まったく帰り道は気を付けて帰るんだよ。」
「今日はありがとうね、霖之助さん。今日のお礼は私で返そうかしら?」
「バカ言ってないで早く帰るんだ。雨がひどくなる前にね。」
「それもそうね、それじゃあね霖之助さん。また明日。」
という言葉を残して霊夢は博霊神社のほうに向かって飛び出した。霖之助はさっきの霊夢の言葉に明日も来るのかと思いながら明日は読書ができないななどを考えていた。
そのころ霊夢は自分がさっきお礼は自分で返すなどといった恥ずかしいことを言っていた自分を思い出して
「大胆すぎでしょ私!てか霖之助さんも少しは興味を持ってくれたっていいじゃない!もう、霖之助さんの唐変木《とうへんぼく》!」
などと一人嘆きながら、夜道を飛んでいた
第一話です。今回はプロローグとは違って文字と会話文が多かったかもしれません。
読みづらいと思ってしまったらすみません。さて、今回は霊夢との絡みです。プロローグに霊夢と魔理沙は登場していたのですが個別の話として書いてみたかったので書いてみました。次回はきっと霖之助と魔理沙の絡みになると思います。これからもがんばって書いていきたいと思っていますので、楽しみにしてくれる方などがいてくれると幸いです。それではまた次回お会いしましょう!