東方日常話   作:judgment

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初投稿です。ちょっと短いですが、楽しんでいただければ、と思います。
それでは、どうぞ。


博麗神社にて

幻想郷内、博麗神社ーーー

 

 

「ふぅ、今日もなにも無さそうね。・・・それじゃ、お茶でも飲も。」

腋の部分が見えている巫女服を着た少女、博麗霊夢は外を見ながら呟いた。そして、霊夢は台所の方へと歩いて行くと、そこにはーーー

 

 

「あ、霊夢さん。今お茶を入れますね。」

と言う少年がいた。髪は長めで黒く、女の子と間違えてしまうほどだ。眼は綺麗に黒く輝いている。その少年は、てきぱきと準備を始めた。

 

 

「あー、ありがと、天零。あとついでにお茶菓子も用意してもらっていい?」

 

霊夢はその少年の方を向いてそう言うと、縁側の方へ歩いて行った。天零と呼ばれた少年は「分かりました」と言って準備をした。そして、天零が縁側へお茶を持っていくと、

 

 

「霊夢さーん、…………どうも、清く正しい射命丸です!今日の新聞ですよ!」

と言って紙を差し出している羽を生やして頭に飾りをつけている少女、射命丸文がそこにいた。

 

 

「また来たの、烏天狗。…………退治されたくなかったら、とっとと行きなさい。」

霊夢はそう言うと、道具屋特製のお祓い棒を構えた。それを見た射命丸は、

「あやや、退治するのは勘弁してください!すぐいきますから!」

と慌てた様子で去って行った。

「まったく、もう……あんな妖怪が居たら、参拝客が逃げるじゃないの。」

霊夢はそう言って腰を下ろすと、その横にお茶が置かれた。

「ありがと。」

霊夢はそう言ってお茶をすする。天零はそれを見てから、

 

「それじゃあ、僕は掃除を始めますね。」

と言って掃除をしに行った。

 

 

「天零が働いてくれてるから、楽だわ。」

霊夢はそう呟いて、お茶をまたすすった。

 

「霊夢、また天零に働かせてんのか?」

霊夢にそう声をかけたのは、魔女のような格好をした少女、霧雨魔理沙だ。霊夢は魔理沙の姿を見て、

 

「また来たの、魔理沙。ここに来てもなんもいいものはないわよ。」

と面倒そうに言った。しかし魔理沙はそれに対して、「知ってるぜ」と答え、

「いいから霊夢も私の質問に答えるべきだぜ。」

と続けた。霊夢は、溜め息をついて、

 

「私はなにも言ってないわよ。天零が勝手にやってるだけ。居候させてもらってるお礼に、ってね。」

と魔理沙の質問に答えた。魔理沙はそれを聞いて、「ふーん」と言った。そして、思い出したように手を叩くと、

「そういえば霊夢、今日の新聞読んだか?」

と聞いた。霊夢が首を振ると、魔理沙は

 

「なら読んでみろよ。すごい面白そうなことがついてたぜ。」

と言って、お茶菓子をひとつもらって、箒に乗った。そしてそのまま飛んで行った。

 

 

「勝手な奴…………。新聞、だっけ?」

霊夢はそう呟いて、射命丸の新聞に目を通すと、

 

 

「…………天零、今すぐ出る準備して!」

と言った。天零が少し離れた場所で「えぇ!?」

と驚いているのが聞こえたが、そのすぐあとに準備をする音が聞こえた。霊夢も急いで支度をする。そして、天零も霊夢も準備が終わると、そのまま飛んだ。そこには、新聞だけが残された。その新聞にはーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「紅魔館にてパーティーを開催!」

という文字と、

「豪華な食事を用意して待ってるわ。byレミリア・スカーレット」

という文字が書かれていた。




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