それでは、どうぞ!
「みんなーしゅーごー!」
ここは幻想郷の中でも、嫌われた妖怪が集う、地底。そんなところに響く、ひとつの声。その少女は帽子を被り、前の方に閉じた目があった。少女の名は古明地こいし。地霊殿の主、古明地さとりの妹である。こいしは、地底の中でも、ムードメーカーであり、
「はーやくしないと、どかーんてしちゃうよ!」
…………トラブルメーカーでもある。しかし、こいしがいるのといないのとでは、明るさも違った。こいしがいると、不思議と明るくなるのである。
「…………何?」
桶に入った少女がやって来た。この少女はキスメといい、釣瓶落としという妖怪である。
「何か用?」
金髪の髪をしばっている少女、黒谷ヤマメがやって来て、そう聞いた。余談だが、キスメとヤマメはとても仲が良く、呼んだときはこうやってともに来ることも多い。そして、そんな中、少し不機嫌そうな顔をした少女、水橋パルスィが、
「随分と仲がいいのね、妬ましい。」
とヤマメ達に言った。ヤマメは苦笑いで、
「そんなこと言われても、ねぇ…………。」
と言った。すると、キスメが、
「パルスィは、そう言ってるから友達ができない。」
と発言をしたが、ヤマメに拳骨をされて、痛そうにしながら黙った。すると、そこに、
「はっはっは!皆仲良さそうだね!」
と大笑いしながら、勇儀が現れた。そして、
「あれ、私、何しに来たんだっけ?」
「こいし様に呼ばれたんだよ。」
と漫才をしながら現れたのは、古明地さとりのペット、霊烏路空と火焔猫燐である。そして、
「どうしたの?こいし。」
と言いながらきたのは、さとりだ。こいしは、全員来たのを確認すると、
「よーっし、それじゃあ、鬼ごっこしよう!」
と言った。すると、ここでちょっとした違いが出始めた。勇儀や空、ヤマメ、キスメ、燐はわりとやる気なのだが、さとりとパルスィは不満気だ。
「ちょっと悪いけど、私はやめておくわ。」
さとりが言った。すると、こいしは、
「えー!お姉ちゃん、やろうよー。」
とさとりを引き止める。ここだけなら、可愛いが、そのまま、
「お姉ちゃん、最近太ってるんだから、運動しないとーだーめーだーよー。」
と続けた。すると、さとりは少しこけそうになる。そして、
「こ、こここここいし!?な、何を言うの!?というか、ばらさないって言ったわよね!?」
と明らかに焦りながら言った。すると、こいしは、
「そーなのかー。」
と言った。さとりは、
「真似しないの。それと、そうなのよ。」
と言った。だが、こいしは、
「うーん、分かんない!だって、無意識だもん!」
と言って、さとりにタッチする。さとりが「?」となっていると、こいしは、
「お姉ちゃんが鬼ー!ちなみに、最後の鬼の人は、秘密を暴露されるっていう罰ゲームもあるからねー!」
と言って、走り出した。さとりは、何がなんだか分かっていないようだったが、やばい秘密がバラされると思い、急いで全員を追いかけた。
その日の地底からは、とても明るく、楽しそうな笑い声が聞こえてきていた----
はい、どうでしたか?少しでも、笑っていただければな、と思います。それと、できる方は、活動報告、見ていってくださいね!
それでは、次もゆっくりしていってください!