それでは、どうぞ!
「輝夜!今日こそ決着をつけてやる!」
迷いの竹林の中心の辺りにある永遠亭にて、一人の少女が叫ぶ。その少女の名は、藤原妹紅。この永遠亭の主、蓬莱山輝夜に人生を狂わされた者である。明らかに怒っている妹紅に対し、輝夜は、面倒くさそうに、
「また来たの~?暇人ねぇ。」
と言った。その態度がさらに妹紅の怒りを呼び、妹紅は、炎を出し始める。それを見た輝夜は、
「……。仕方ない、相手してあげるわ。光栄に思いなさい!」
と叫び、飛び上がった。妹紅もそれに反応して、飛び上がる。そして、二人の空中戦が始まった。
「あぁ、また始めてる……。」
鈴仙が上を見上げたあとに、頭を抑えて、呟いた。それを見たうさぎの妖怪、因幡てゐが、
「まぁ、楽しんでるんだし、勝手にやらせれば?」
と笑って、言った。鈴仙は、「それはそうだけど…………。」と呟く。それを聞いたてゐは、
「あれがあの二人なりの友情・愛情表現なんでしょ。」
と言った。鈴仙は、
「そんなの私は嫌ね……。そういえば、てゐ。なにか、食べたいものある?」
とてゐの言葉に答えたあと、てゐにそう聞いた。てゐは、
「う~ん……。」
と考えていたが、やがて、ポン、と手を叩いて、
「焼き鳥とかいいんじゃない?」
と言った。鈴仙は、
「それじゃあ、材料を買ってこないと……。」
と言った。てゐは、
「少し待ってて!」
と言うと、どこかへと走っていった。そして、次の瞬間、
「きゃあああ……!」
という悲鳴が聞こえ、やがて静かになった。鈴仙が怯えていると、やがて、てゐが歩いてきた。その手にはロープがあり、そのロープには・・・大きな鳥妖怪、ミスティア・ローレライが縛られていた。
「はい、鳥!(夜雀だけど。)」
とてゐが言って、ロープを差し出す。そのとたん、ミスティアが涙目で
「んーんー!!(やめて~!お願い~!)」
と訴えてきた。なにか言いたいようだが、口も縛られているため、喋れないようだ。
「さすがに、妖怪の肉は食べないわよ!」
鈴仙が大声で突っ込んだ。てゐが、
「ええ~。美味しそうだよ~。」
と言って、ミスティアの方を見ると、ミスティアは、涙を流して、
「んーんー!!」
と訴えた。さすがに哀れに思えてきたのか、鈴仙が、解放しようとミスティアに近づく。しかし、鈴仙が助ける前に、
「ミスティア?何やってんの?」
という声が聞こえた。ゴキブ・・・ではなく、蛍の妖怪、リグル・ナイトバグだ。
「何か今失礼な言葉が聞こえた気が…………。」
「んーんー!!」
「……ん、はいはい、分かったわ。」
リグルがミスティアの言葉に答えると、リグルが手をあげて合図をした。すると、虫がやって来て、ミスティアを縛っているロープを、噛んでいく。やがて、ロープが切れると、ミスティアは逃げていき、リグルはそれについていった。
「ふぅー。もうくたくたよー。」
やがて、輝夜が降りてきた。鈴仙は、
「それじゃあ、お茶を淹れてきますね。」
と言って走ろうとするが、輝夜は、
「いいわ。それより……。」
と言って、
「付き合いなさい。○ービィがあと少しでコンプリートだけど、ヘルパーじゃ難しいから!」
と続けた。鈴仙は、「ええ~!」と言ったが、結局抵抗しきれず、付き合わされたという。
「そこは○○よ、イナバ!」
「ど、どこがですか~!?」
はい、どうでしたか?
ミスティアと鈴仙、可哀想に……。
それと、どうでもいいんですが、日常話は、最後、異変で締めようと思っています。そこで、この最終回の異変と、そのあとの宴会に、参加してやんよ、という心の広い方はいらっしゃいますか?また詳しいことは活動報告に書いておきます。
よかったら、感想などよろしくお願いいたします!