深く考えないよ、おかしくてもいいよ、という方は、どうぞ、ゆっくり見ていってください!
「何よ、今度は雨~?」
霊夢が呟いた。先程の地震の後に、かなり強い雨が降り始めたのである。天零が、顎に手を当てて、
「こうなってくると、少しおかしい気がしますね。」
と言った。天零は、地震が起こって、その直後にこんなに強い雨が降るのは、おかしい、と考えていた。霊夢は、面倒くさそうに、
「んじゃあ、異変ってこと?」
と聞いた。だが、天零は、
「いえ、まだ確証が得られません。」
と言って、首を横に振った。霊夢は、
「それじゃあ、どうしようもできないわ。」
と言って、天零にお茶を持ってくるよう言った。天零は、苦笑いをしながら、歩いていく。
すると―――
『ゴゴゴゴ………………!!』
という音と共に、また地震が起こる。やがて、地震が収まる。幸い、博麗神社に特に被害はなかった。だが、天零が慌てた様子で霊夢のところへ来て、
「霊夢さん!今の地震で・・・博麗神社周辺に、地割れが起こっています!」
と言った。霊夢は驚いて、丁度雨がやんだので、様子を見に行く事にした。
「これは・・・ひどいわね・・・。」
霊夢が呟いた。その目の前には、地割れが起こって、人が歩くのすら困難な状況であった。
「先程の地震・・・。どう考えても、自然に起こる事じゃないですよね。」
天零が言った。霊夢が頷くと、そこに―――
「霊夢さーん、文々。新聞ですよー!」
射命丸がやって来た。射命丸は、霊夢に新聞を差し出す。霊夢、ではなく、天零が受け取ったのを確認すると、射命丸は、
「それでは!」
と言って、飛び去った。天零は、新聞を開くと、どんどん読む。霊夢も、天零と共に読んでいく。すると、二人の視線は、一つの場所にとまった。
「霊夢さん、これ・・・!」
「ええ、間違いないわね。」
天零が驚きを隠せずに言うと、霊夢が答えた。
「あの天人のとこ行ってくるわ。なにか知ってるかもしれないし。」
霊夢はそう言って、飛び上がった。天零は、行ってらっしゃい、と言うと、博麗神社の辺りをどうにかする手段を探した。
天界――――――
「ここにあの天人がいる筈だけど・・・。」
霊夢が呟く。勿論、前後左右探しながら。やがて、見つからないから戻ろう、と霊夢が思った時、天子が見つかった。霊夢は、天子のところへ降りると、
「答えなさい。貴方がやったの?この地震と雨は。」
と天子に聞いた。しかし、天子はなにも答えない。霊夢は、違和感を感じて、「天子?」と声をかける。すると、天子は、剣を構えて、
「・・・死ね。」
とだけ言って、霊夢に向かって走る。そして、霊夢に近づくと、剣を横に振るった。霊夢はそれを、後ろへ跳んでかわす。しかし、天子は止まらない。近づき、斬り上げからの斬り下ろしを繰り出す。しかし、霊夢は霊力をこめたお祓い棒で受け止める。つばぜり合いが始まる。霊夢は、天子に、
「なにが、あったのよ・・・天子!」
と必死に声をかける。しかし、天子はなにも言わない。
「・・・はっ!」
天子はそう言うと、霊夢のお祓い棒を弾いた。霊夢の態勢が崩れる。しかし、天子は容赦しない。緋想の剣を真っ直ぐに構え、霊夢に向かって突っ込む。恐らく、心臓を狙った攻撃だ。霊夢は、防ぎきれない、と思い、ギュッと目を瞑る。しかし、なにも感じない。ただ、カン、という音だけが聞こえていた。霊夢は目を開けると、そこには、見たこともない少年が、剣を構えて立っていた。
「間に合ったみたいね。」
紫がスキマから出て、言った。霊夢は、驚いて、
「紫?なんで・・・。それと、こいつ誰よ!?」
と聞いた。紫は、いつもの様に笑みを浮かべて、
「彼は異世界の者よ。今回の異変は、ちょっと難しいところがあるから、手伝ってもらうことにしたの。」
と言った。少年は、
「うわぁ、見た目もそっくりだな・・・。戦いにくい。」
と天子を見て呟く。さらに、
―――そんな事を言っていても仕方がない。協力する、と決めたのだろう?
「それはそうだけどさぁ。」
―――ならば、つべこべ言わずにやれ。
「分かったよ。」
となにかと話す。霊夢は、
「・・・大丈夫なの、あいつ?剣に向かって話してるけど。」
と紫に聞いた。紫は、大丈夫、と言うと、
「実力は本物よ。・・・頑張ってね。異世界の勇者・・・。」
と続け、
「雨宮霧葉。」
と名前を言った。すると、まるでそれが合図だったかのように、天子と霧葉が同時に走り出した―――
はい、という訳で、まず最初に出てきてくださったのは、「東方千剣舞」より、雨宮霧葉さんです!(名前は許可もらってないので、一応伏せておきます。)コラボ募集したら、最初に応じてくださってくれて、絶対最初に出す、と決めておりました。
ただ・・・キャラ崩壊してる気が・・・。
謝罪します、キャラ崩壊していて、本当にすみませんでした!
それでは。