それでは、どうぞ!
天子を寝かせ、霧葉に任せた後、霊夢が外へ出ると―――
「なんでこんなに人が集まってるのよ・・・。」
霊夢が驚きながら呟いた。そこには、魔理沙や射命丸、萃香などが集まっていた。
「当然でしょう?戦闘技術は身に付けないといけないのだから。」
紫がいつもの笑みでそう言った。霊夢は、はぁ、と溜め息を吐く。しかし、紫は笑顔のまま、
「さて、それじゃあ、修行をつけてくれる人達を呼びましょうか。」
と言って、スキマを開いた。すると、そこからドサドサと人が落ちた。
「いたたたた・・・・・。」
その内の一人の青年が背中を擦りながら言った。しかし、紫は特に心配する様子もなく、
「知らない人だから、自己紹介してもらってもいいかしら?」
と言った。その者達は、いきなり言われたからか、少しポカンとしたが、やがて一人の男が、
「自分は、ガイアルー・ドールと言います。」
と短く、簡潔に紹介した。そして、それにつられるように、先ほど、背中を擦っていた青年が、
「俺は神坂翔太って言います。」
と自己紹介した。そして、最後に、
「私、カノンノ・イアハートって言います!」
と少女が自己紹介した。そして、少女・・・カノンノが、
「あの、私と、もう一人・・・。ちょっと冷たいところがあるけど本当は優しい男の子を知りませんか?」
といきなり紫に聞いた。紫は、
「そうね・・・。貴方達に言っておいた事をある程度はたしてくれれば、教えるわ。」
と答えた。すると、カノンノは霊夢達の方を向いて、
「それじゃあ、私達が修行をつけるよ!」
と笑顔で言った。それを聞いた天零が、
「でも、貴方は見る限り、大剣使いですよね?ここには格闘家もいるんですが・・・。」
とカノンノに聞いた。しかし、それに答えたのはカノンノではなく、翔太だった。
「俺が、多少教えれるよ。」
翔太がそう言うと、天零は納得して、引き下がった。紫は、
「それじゃあ、頑張ってちょうだい。・・・ガイアルーは、私についてきて。」
と言って、ガイアルーと共にスキマに入っていった。やがて、修行が始まる。カノンノが剣や魔法、翔太が格闘だ。修行を続けると、やがて、皆ある程度は戦えるようになった。
「皆凄いね!私、こんなに自在に魔法を使ったり、飛んだりする人初めて見たよ!」
カノンノが言った。翔太は、
「皆覚えるのが早くてよかったよ。」
と言って、笑った。そして、霊夢が、
「終わり、かしら?それじゃあ天零、お茶淹れてきて。」
と言った。天零は、すぐに台所へ向かった。その時――――
「ここか、博麗神社っていうのは・・・。」
「そーみたいだねー。」
という男と少年の声がした。そして、強い風が吹いてきた。
「・・・燃えろ!」
片方がそう言ったとたん、博麗神社が燃え始めた。
「!?あんたら、何すんの!」
霊夢が言った。すると、先ほど燃えろと言った方が、
「邪魔者は潰す・・・。なにか違うかな?」
と笑みを浮かべて言った。それを見たカノンノが、
「・・・違わないかもしれないよ、でも・・・!」
と何かを言おうとしたが、もう一人の少年に、
「おーっと、そこまで。いずれにせよ、聞く気はないからね。」
と止められた。翔太が、
「話し合いが無駄なら・・・。」
と言って、立ち上がろうとする。しかし、霊夢が止め、そして、
「この外道は私が相手するわ。あんたらは、消火を急いで。」
と言った。一見落ち着いているように見えるが、霊夢は少しキレていた。しかし、それを見た男は余裕そうに、
「博麗の巫女一人に何ができる?」
と言った。すると、魔理沙が、
「んじゃあ、私も相手するぜ。」
と言って前へと出た。魔理沙は、八卦炉を手に持って、
「私も、修行の成果を見せたいしな。」
と言った。すると、相手の方も、
「んじゃ、僕も戦うよー。」
と言って、少年が前へと出た。そして、少年は短剣、男は大きめの剣を出した。
「僕は、風鬼。ま、よろしくー。」
「我が名は、火鬼!行くぞ、博麗の巫女と白黒魔法使い!」
少年と男が、そう名乗りを上げた。すると、霊夢と魔理沙も、
「霧雨魔理沙。普通の魔法使いだ!行くぜ!」
「博麗の巫女、博麗霊夢よ。売られた喧嘩は買うわ!」
と名乗りを上げた。そして、戦闘が始まった。
はい、それでは、今回は、「ミラーワールド 時代創成の傀儡」より、ガイアルー・ドールさん、「一つの箱の物語」より、神坂翔太さん、最後に、オリキャラではありませんが、「テイルズオブレディアント~光と闇が交わりし時~」より、カノンノ・イアハートです!
崩壊してたらすみません・・・。
次回は恐らく、霊夢と魔理沙が敵をボコる回になるかもしれません。
それでは。