それでもいい方は、どうぞ!
「霊夢さん達、無事だったんですね!」
天零が言った。少し火傷を負っていたが、そこまでひどくはない。霊夢が、
「えぇ。むしろあんな奴らにやられるわけにはいかないでしょ。」
と答えた。そして全員を座らせ、少し会議をした。
今までの中でもトップクラスに危険な異変ということ、今回の首謀者はあの男で間違いないということ。すると、霧葉が口を開いて、
「見たところの話だけど・・・。天子は、多分何らかの方法で操られていたと思うんだ。」
と言った。霊夢は、少し考え込むようにして、
「ってことは、あの男じゃなくて天子の顔見知りがやったこと・・・?」
と呟いた。すると、翔太が、
「でも、いきなり背後からっていうのもあり得るんじゃ・・・。」
と言った。そして、霊夢はまた考え込んだ。すると、そこにスキマが開いて、紫とガイアルーが出てきた。紫は、いつもの笑みを浮かべて、
「苦戦してるみたいね。まぁ、霊夢達も頑張ったみたいだから、少しだけ情報をあげるわ。」
と言った。すると、魔理沙が、
「んじゃ、まず・・・。今回の首謀者は誰なんだ?」
と聞いた。すると、紫に肩を叩かれたガイアルーが、
「はっきりとは言えません。が、敵になる者の数は、あと数人はいるです。」
と淡々と答えた。さらに咲夜が、
「それは私達の中にもいるの?」
と聞くと、ガイアルーは首を振って答えた。すると、紫が、
「あと一つよ。」
と手を叩いて言った。すると、霊夢が一度舌打ちをしたが、すぐに、
「今回の首謀者は、私達が知ってる奴なの?」
と聞いた。その質問に、ガイアルーが、
「知ってる人もいれば、知らない人もいます。」
と答えた。霊夢は、「ふーん」と言って、
「んじゃもういいわ。どっか行きなさい、スキマ妖怪。」
と続け、しっしっ、と手を振った。紫は、
「あら、ひどいわね。まぁ、いいわ。さて、ガイアルー。まだ手伝ってもらってもいいかしら?」
と言ってガイアルーの方を向くと、ガイアルーは頷いて、紫についていってスキマに入った。
「あ、そうだ。もう少ししたらお土産をおくから。」
と紫が最後にそう言って、スキマが閉じた。
「あいつの土産って・・・絶対ろくな物じゃないでしょ。」
霊夢がそう言うと、天零が苦笑いをして、
「そう言ってあげないでください。さすがにかわいそうですよ。」
と言ったそのとたん、博麗神社が暗くなった。
「っ、何!?」
霊夢が言った。イアハートが、
「頑丈な土で覆われてるみたい!」
と叫んだ。すると、その外から、
「はっ、引っ掛かったか、ばーか。そのまま息もできずに死んじまえよ。俺達のために。」
という声が聞こえた。そして、それと共に、ゆっくり、ゆっくりとその土が中へと入ってくる。これにはさすがの霊夢も焦り始めた。すると、翔太とイアハートと霧葉が立った。そして・・・
「気円斬!」
「桜牙爆砕斬!」
「霊装「蒼流刃」!」
翔太の円状になった気、イアハートの大剣、霧葉の蒼い刃がその土にぶつかった。そして、その土が音を立てて崩れる。すると、その先に男が立っていた。
「へぇ、出てきたか。ま、これくらいはしないとな。」
男がそう言った。魔理沙が、
「敵なら容赦しないんだぜ!」
と言って八卦炉を構えた。しかし、どこからか
『どきなさい』
という声が聞こえた。魔理沙は、不服そうな顔をしたが、すぐにどいた。すると、そこにスキマが開き、そして、何者かが出てきた。
「成る程・・・。確かに話されていた通り、外見は一致してますね。」
その長い髪を揺らして振り向くと、そう呟いた。しかし、先に言おう。男だ。
「ちっ、厄介そうなのが来やがったか。まぁいい。まとめて潰す!」
先ほど土を使い博麗神社を埋めていた男が舌打ちをしてそう言った。
「い、いきなり物騒ですね。私にもう少し考える時間を・・「与えると思うか?」・・・ですよね。」
女の姿の男がそう言ったが途中で潰された。話し合う気もないようだ。
「俺の名は土鬼。行くぜ、女!」
「男です!」
土鬼の言葉に突っ込んだ男だが、話し合いが無駄と分かっているのか、
「神時雨飛燕です。行きますよ!」
と名乗って、二人とも相手に向かって走り出した。
今回は、「東方飛燕録」より、神時雨飛燕さんに来ていただきました!キャラ崩壊多いのと、ギャグの方に使ってしまい、大変申し訳ありません・・・。つ、次は、かっこいい飛燕さんを書くつもりです!あと、あちらでもコラボさせていただいているので、ぜひ見てみてください!とても面白いですよ!
それでは、次もお楽しみに!