それでは、どうぞ!
「昔に比べて少し弱くなりましたか?姉さん。」
命蓮が余裕そうな笑みを浮かべて言った。対する聖は、傷だらけで、立つのもやっとのようだった。聖は、命蓮の方を睨むように見て、
「命蓮・・・なんで、こんな異変を・・・!」
と命蓮に言った。命蓮は、はぁ、と溜め息をつくと、
「言いましたよね?この幻想郷の仕組みがくだらないからだと。」
と返した。聖は、未だ命蓮を見て、
「嘘・・・。命蓮は、何よりも人や妖怪が平和に暮らすのを求めてた。そんな命蓮が、簡単に人を傷付ける訳が・・・!」
と言葉を絞り出していった。命蓮は、
「・・・。言いたいことはそれだけですか?」
と聞いて、後ろを向いた。聖は、
「命蓮・・・!」
と言って止めようとしたが、体がもたず、バタッ、と倒れた。
「っ、聖!」
そんな聖を見て、まずぬえが駆け寄った。そして、村紗も来て、脈の確認をした。
「・・・。大丈夫。脈は正常に動いてるよ。」
村紗がそう言うと、雲山が聖を掴んで、休めそうな所へ連れて行った。霊夢が、
「・・・どうするの?あの命蓮とかいう奴・・・かなりの強さよ。」
と全員に言った。全員、一瞬黙ったが、その沈黙を魔理沙が破った。
「やるしかないんだろ?だったらやってやるぜ!」
魔理沙はいつも通り、笑顔でそう言った。すると、それを見た他の人が、頷きあう。どうやら、全員行く気ではいるようだ。
「それじゃあ、僕とシェード・スフィアが先に行くよ。情報を集めないとね。」
善がそう言って、シェードを連れて瞬間移動をした。
「式神、白虎!」
晴蘭がそう言って、紙を投げると、女性のような体つきの式神が出てきた。晴蘭が指示を出すと、
「了解しました。」
とだけ言って、走った。
「俺達はどうしたらいいんだ?」
霧葉が聞いた。霊夢は、うーん、と言った後、
「霧葉はひとまず、天子の様子見、飛燕は天零の手伝い、翔太はつけれそうな人に修行をつけて。イアハートは残って怪我人の治療。はい、動いて!」
と指示を出した。そして、色々な人が、自分に出来ることをやり始めた。その時・・・
「成る程ねぇ・・・。こんな事をやっているとは。」
と言って、何者かが現れた。霊夢は、お払い棒で、殴りかかる。しかし、次の瞬間―――
「いい攻撃だ・・・。僕じゃなければ、沈んでいただろうね。」
とその何者かが、腕を金に変えて、防いでいた。そして、その者が腕を振るった。それで、霊夢が吹き飛ばされる。
「こいつ・・・。強そうだな・・・!」
魔理沙が言った。すると、その者が、
「ふふ・・・。当然だろう。僕は強い。」
と言った。今戦えるのは、霊夢や魔理沙等のみだ。他は、自分に出来ることをしている。どうするか、と魔理沙が考えたその時・・・
「大丈夫かしら?」
とスキマが開いて、紫が出てきた。
「何しに来たのよ、紫。」
霊夢が、少しイラつきながら、言った。すると、紫は、笑みを浮かべて、
「協力しに来たのよ。・・・出なさい。」
と言って、スキマを開いた。そして、
「異世界の剣士・・・。シェイナ・フォーメンド」
という声と同時に、ドサッ、と人が落ちてきた。そして、紫は、頑張ってねとだけ言って、スキマに入った。
「・・・はぁ、確かに、協力はしてやる、とは言ったが・・・。こんな荒い扱いを受けるとはな。」
そのスキマから落ちてきた男がそう言った。すると、敵の者が、
「もういいかな?・・・。我が名は金鬼!行くよ!」
と言って、走ってきた。すると、男は、
「・・・シェイナだ。別に覚えなくてもいい。」
と名乗って、剣を抜いた。
今回出たのは、「テイルズオブレディアント~光と闇が交わりし時~」から、シェイナ・フォーメンドさんです!少ししかしゃべってませんが、それだけでもキャラ崩壊してたらすみません。
それでは、次もお楽しみに!