今回で、妖忌戦は終わりとなります。そして、オリジナル技注意です。
それでは、どうぞ!
妖夢と妖忌が、剣をぶつけ合う。だが、これだけでは、先程と同じく、妖夢が力負けしてしまう。そこで、妖夢は、とある手を使うことにした。それは――
「たぁっ!」
妖夢が叫び、斬撃を繰り出す。しかし、それも妖忌に防がれた。すると、妖夢は、刀の動きを変えた。
ぶつかっていた刀を、自分の上を通り過ぎるよう動かす。そう、妖夢は、妖忌の刀を押し返すのではなく、受け流すことにしたのだ。その作戦は成功し、見事妖忌の刀を受け流した。そして、そのまま妖忌の懐に入った。
「はぁっ!」
妖夢は、もう片手に持っていた刀で、妖忌の体に一太刀浴びせることに成功した。しかし、妖夢も油断はしなかった。すぐに、後ろへ跳んで距離を取る。すると、今いた場所を妖忌の刀が通りすぎた。
あと少しでも遅れていたら、間違いなく斬られていただろう。それくらいシビアなタイミングだ。
だが、妖夢はそのタイミングを見極めることに成功した。
これには、流石の妖忌も想像できなかったのか、驚きの表情を浮かべていた。
しかし、妖忌はそれでも動きを止めない。刀を一旦下に構えた。そして、刀を思いっきり振るう。
その途端、妖夢達の時が切れ、止まった。妖忌は移動して、妖夢へ斬撃を喰らわそうとする。
そして、再び時が繋がって、動き出した時――
妖忌が妖夢を真っ二つに斬った。
魔理沙等は息を呑んだ。妖忌も、これで勝ったと思い、刀をしまおうとする、その瞬間、妖夢の姿が消えた。そして――――
「天女返し!」
妖夢の声が聞こえたその途端、妖忌を十字の斬撃が襲う。
流石の妖忌も反応しきれず、攻撃を受けた。そして、目の前に、刀を振るった状態の妖夢が現れる。
「……妖忌さん。貴方は、明らかに油断をしました。そして、その瞬間、私の勝利は決まりました。」
妖夢は静かに、だがはっきりとそう言った。すると、妖忌は刀を構えて、
「……そうか。なら、ちゃんと負かせてみるがいい!白玉楼の、半人前の剣士――魂魄妖夢!」
と叫んだ。すると、妖夢も同じように刀を構えて、
「もう、半人前とは言わせません!貴方に勝ち……一人前になってみせます!」
と叫んだ。そして、二人同時に走り出した。そして――――
「奥義「西行春風斬」!」
「桜影!」
と叫び、互いの刀がぶつかる。物凄い衝撃波が来て、霊夢達は思わず顔を覆った。衝撃波が収まると、霊夢達は、妖夢と妖忌の方を見る。妖夢も妖忌も、かなりの傷を負っていた。すると、妖忌は笑みを浮かべて、
「…………見事!」
と言って、倒れた。妖夢は後ろを振り返ると、
「この刀に斬れないものは、あんまりない!」
と叫んだ。妖夢が、勝ったのだ――――――
というわけで……。無事に妖夢が勝負に勝ちました。もうすぐ、命蓮との決戦です。
それでは、次もお楽しみに!