東方日常話   作:judgment

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どうも、judgmentです!寝る前に、一話だけ投稿しようと思います!

それでは、どうぞ!


vs隠形鬼

まず先に攻撃を仕掛けたのは、椎だ。手に持ったナイフを、自由自在に振るう。すると隠形鬼は、それを一回一回確実に受け止めた。

 

「やっぱり単純な攻撃じゃあ通じないか。なら!」

 

椎はそう呟くと、一旦距離を取った。そして、自分の近くにスキマを開き、

 

「クリムゾンスパーク!」

 

と技名を叫んだ。すると、そのスキマから、マスタースパークに似た光が現れ、隠形鬼へと襲いかかった。隠形鬼は、突然のことに一瞬だけ反応が遅れたが、すぐに動き回って攻撃をかわす。そして、再び椎に接近し、短剣を振るう。椎は、短剣をナイフで受け止め、隠形鬼の体を蹴り、また距離を取った。

 

「このままでは……キリがない……ならば……。」

 

隠形鬼はそう呟くと、全員の目の前から姿を消した。椎は、周りを見回した。すると、その途端に、椎の腕に傷がついた。

 

「……っ!?」

 

椎は驚きつつも、動きを止めたらどうなるかは分かっているので、とにかく動いた。そして、急所には当たってないが、その体に少しずつ傷がつく。

 

「なんだ、あれは……。」

 

シェイナが呟いた。やはり、姿を見せずに攻撃を仕掛ける、というのがおかしいと感じたのだろう。すると、命蓮が、

 

「隠形鬼。少し説明してあげなさい。その力を。」

 

と隠形鬼に向かって言った。すると、隠形鬼が姿を現し、

 

「……我が力は、相手の感覚を制限させること……。この力を使えば……お前達に我が姿を見れなくするのも可能だ……。」

 

と言った。その言葉に、魔法の準備をしていた飛燕が、

 

「思ったよりも、厄介な力のようですね……。」

 

と呟いた。そして、隠形鬼は、再び姿を消して、

 

「もう……遊びは……終わりだ。今度は……本気で……斬る。」

 

と言った。そして、完全に音も聴こえなくなった。すると、椎は、一枚のスペルカードを取り出した。そして、

 

「―――。」

 

と何かを呟くと、眼が赤く染まった。そして、そのままナイフを構える。すると、次の瞬間……。

 

「な、に……?」

 

スパッ、という音と共に、驚きの声をあげたのは、隠形鬼だ。一瞬だけ、隠形鬼は霊夢達にも見えるように、姿を現したが、またすぐに姿を消した。が、

 

「何度やっても同じだ!」

 

と椎が叫び、ナイフを振るう。すると、またスパッ、という何かを斬る音が響いた。

 

「なん、だと……。見えている……のか……?」

 

隠形鬼が驚きで目を見開いて、姿を現す。恐らく、かなりの深手を負ったのだろう。右手で腹を抑えていた。椎は、スキマを開いて、

 

「ああ。はっきりと見えていた。……俺にも、ちょっとした力があるからな。」

 

と言った。すると、その赤くなっていた眼は元通りになった。そして、その途端、バタッ、と隠形鬼が倒れた。椎は、霊夢達の方を見ると、

 

「もう時間が来たから。それじゃあな。異変解決、頑張れ。」

 

とお別れと応援の言葉を言って、スキマの中へ入っていった――――

 

 

 

 

 




はい、というわけで……椎さんは、ちょっと思ったよりも強力だったし、何よりも僕の方からお願いして出させて頂いたようなキャラなので、ここで出番は終わりとなります。

それでは、次もお楽しみに!
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