やっとテストが終わったので、ちょっとだけほっとしてます。
それでは、どうぞ!
まず、咲夜が仕掛けた。時を止め、一気に命蓮へとナイフを投げる。そして、大まかに設置が出来たら、時を再び動かす。すると、設置していたナイフが一気に命蓮へと襲った。
しかし、命蓮は動かず、そのままナイフを……弾いた。
「なっ!?」
咲夜はそれを見て戸惑いを見せたが、急いで離れた。見ると、命蓮の体が、銀色に輝いていた。
「貴方達が倒した、金鬼の力です。」
命蓮は、笑顔のまま、静かに言った。すると、シェイナが接近をして、剣を振るう。命蓮は、剣を受け止めたが、シェイナは構わず剣を振るい続ける。すると、
「おおっと、これだけの連続攻撃を受けたら、少々不味いですね。」
と命蓮は言って、手を前に出した。すると、そこから風が出て、シェイナを吹き飛ばす。
「っ!?」
シェイナは驚きの表情を浮かべたが、すぐに追撃されないように受け身を取った。命蓮は、やはり追撃を考えていたようで、シェイナの方へと走って来ていた。だが、霧葉がカバーに入って、命蓮を止めていた。そして、そこに飛燕も入る。更に、空いているところに妖夢が入り、三人がかりで命蓮を攻撃し始めた。
「三人がかり、ですか。少々厄介です、ね!」
命蓮が叫ぶと同時に、命蓮の周囲に火が出てきた。霧葉と妖夢は火を斬り、飛燕も足を横に振って火を払った。が、命蓮の狙いは、そこではなかった。火に気を取られている間に、命蓮の姿が消えていた。三人共辺りを見回していたが、見当たらない。すると、霊夢が、
「!三人共、跳びなさい!」
と叫び、札を投げた。更にその声に反応して、三人共跳んだ。すると、
「ほう……まさか、僕を見つけ出すとは……流石は、博麗の巫女。」
と言いながら、命蓮が姿を現した。霊夢は、命蓮を睨みながら、
「今の、隠形鬼の力でしょ。でも、あんた、気配消しきれてなかったわよ。あんたの姿が消えた、と思い込んでいた妖夢達は感じ取れなかったかもしれないけど、私は誤魔化せないわ。」
と言った。命蓮は、それを聞くと笑って、
「成る程、それなら分かって当然、か。流石ですね。」
と余裕そうに言った。その余裕そうな命蓮に魔理沙が、
「お前の力は、ことごとく破れる。つまり、お前に勝ち目はないんだぜ。」
と八卦炉を構えながら言った。すると、命蓮は、
「ふふ……あはは……!」
といきなり笑いだした。そして、
「勝ち目はない、と来ましたか。成る程、これは面白い!貴方がたは、すでに我が術中にはまっているというのに!」
と言った。すると、霊夢達は、体から力が抜けるのを感じた。
「なっ、これは……!?」
「力、が……!?」
飛燕と妖夢がそう言って、膝をつく。すると、命蓮は笑顔で、
「この辺りを、土で埋めておいたのです。結界と、土の二重の壁で、ここは出来ている、というわけですね。そして、ここには今、毒のガスが充満しているのです。」
と言った。そして、更に、
「僕は、それを知っているため、こまめに風鬼の力を使っていました。貴方がたが、ちゃんと僕に一撃を与えられたら、集中が途切れて、毒ガスを吸っていたかもしれませんがね。」
と霊夢達に、嫌味を言って、勝利を確信して笑みを浮かべた。
「まぁ、安心しなさい。この毒は、力を奪うだけです。まぁ、体調が崩れているかもしれませんが。ただ。」
命蓮はそう言うと、自分の手に風を纏わせ始めた。
「僕に一方的に攻撃される、という意味では、安心出来ないかも知れませんね。」
命蓮はその言葉と同時に、腕を振って、とんでもない強さの風を起こし、霊夢達を吹き飛ばした。
霊夢達は吹き飛ばされ、そのまま倒れこむ。立ち上がることもできないようだ。
「さて、それじゃあ、せめて苦しまずに、終わりにさせて……!」
「やらせると思うか?」
命蓮の言葉が終わらない内に、そんな言葉が聞こえた。そして、命蓮の体が吹き飛ばされる。
「!?」
命蓮は驚きつつも、しっかりと受け身を取った。
「ちょっと待ってな。」
いきなり現れた者は、霊夢達にそう優しく声をかけると、
「さて、と。言った通りに頼むぜ、ドール。」
と言った。すると、ガイアルーが現れ、
「了解です。」
と静かに言った。
「というわけで、俺――シェードと、ドールが相手をさせてもらうぜ。」
シェードはそう静かに命蓮に言うと、手に針を持った。
はい、というわけで……いよいよ命蓮との戦いが始まりました。果たして、霊夢達は異変を解決出来るのか……。
それでは、次もお楽しみに!