今日でテストが全て返って来ました。点数は悪かったんですけど、赤点はなかったので、ちょっと安心しています。
それでは、どうぞ!
まず、妖夢と咲夜が走った。そして、妖夢は命蓮にしっかりと近付くと、
「てやぁっ!」
と叫び、刀を縦に振る。命蓮は、その攻撃を杖で防いだ。すると、後ろから咲夜がナイフを持って攻撃を仕掛けた。打ち合わせもしていない筈なのに、見事な連携である。しかし、命蓮は二人の連携攻撃も横へ跳ぶことでかわした。
すると、今度は霧葉が突っ込み、自身の剣を存分に振るう。しかしこれも命蓮は杖で防いだ。霧葉は、一旦下がろうと考え、後ろへと跳んだ。その隙を狙って、命蓮は自身の法力を球体にして飛ばした。が、それはシェイナの斬撃であっさり潰される。
更にシェイナが突っ込み、
「閃光斬、天雷衝!」
と叫び、とても速い斬撃を繰り出し、そして上へと斬り上げ、叩きつける。更に、
「紫電滅天翔!」
と叫んで、雷を剣に纏わせ連続で突きを放ち、自分も飛び上がりながら斬りつけた。流石の命蓮もこれは流しきれず、ダメージを受けてしまう。
が、命蓮に休む暇は与えられない。
「夢想封印!」
「マスタースパーク!」
霊夢と魔理沙の攻撃が、命蓮へと飛んでいく。命蓮は最初、杖で防ごうとした。が、防ぎきれないことが悟ると、法力を操り、なんとか夢想封印とマスタースパークを相殺した。
「八坂の神風!」
今度は早苗が攻撃をしてきた。命蓮は、先程なんとか夢想封印とマスタースパークを消したあとなので、勿論反応しきれず、ほぼ全部に当たってしまう。
「ぐぅ……!」
命蓮は苦しそうにうめいたが、まだ倒れようとはしない。が、それもここまでだった。
飛び込んできた飛燕の蹴りが見事に決まり、命蓮は吹き飛ばされる。そして、なかなかの距離吹き飛ぶと、そこで止まった。
「終わった……?」
「なんか、やけにあっけなかったな。」
霊夢と魔理沙がそう呟く。しかし、命蓮自身が起き上がる気配はない。
「なんか、こいつ……。」
「ああ。戦闘に慣れていない――――というより、相手の命を奪うような戦いに慣れていない、という感じだったな。」
霧葉が命蓮を見て呟くと、シェイナが霧葉のその言葉に答えた。
すると……。
「!皆さん、この方から何か出てきています!」
と飛燕が叫んだ。全員、命蓮の方を見ると、なにやら黒いもやのようなものが、命蓮から出てきていた。そして、そのもやは、どんどんと一点に集まっていく。
「何が起こるっていうんですか……。」
「分からないわ。ただ言えるのは……。」
「異変は、まだ終わらないということですね。」
早苗の言葉に咲夜が答え、更に妖夢が継いだ。そして、命蓮の体からもやが出なくなった。その代わりに、そのもやは人のような形を作り始めた。そして、それが完成する。
「……まさか、ここまでやられる、とはなぁ。」
その黒いもやから出来た人間がそう言った。低い、男の声だ。
「……何者よ。」
霊夢が、その男を睨みながら言うと、その男は、
「ふむ、そうだな。魔王……とでも言おうか。」
と自らの名を名乗った。魔理沙は、それを聞いて、
「魔王、だぁ?……まぁ、関係ないか。お前を倒さないと、異変は終わらないもんな。」
と反応をしたが、すぐに首を振りながら言って、八卦炉を構える。すると、魔王は、
「ハハハ……!」
と大声で笑って、
「いいぞ、物事は単純な方が好みだ。倒すか、倒されるか。ただ、それだけだからな。見せてやろう。魔王の力を!」
と叫び、翼のようなものを背中に生やした。
はい、というわけで……。次からが本当の最終決戦です。霊夢達は、どう戦っていくのか……。
それでは、次もお楽しみに!