東方日常話   作:judgment

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どうも、judgmentです!今日は、クリスマスイブですね。今年も、あと少しになってきました。

この日常話も、可能な限り早めに完結にしたいです。

それでは、どうぞ!




最終決戦 vs魔王 中編

獣は、一斉にとてつもない速さで走りだし、天零達に襲いかかってきた。

 

獣は口を開き、噛みつこうとしてくる。が、天零は、獣にわざと自分の腕を噛ませる。天零は、少し苦しそうな顔をしたが、すぐに口元に笑みを浮かべ、腕を振った。すると、獣の体が真っ二つに斬られた。見ると、天零の腕からは、能力によって刀へと変わった血が出ていた。

 

「やっぱり、敵の力で生み出された獣ですから、頭は悪いようですね。」

 

天零はそう言うと、すぐに襲いかかってきた2体目、3体目を斬り裂いていく。しかし、それが復活するのを見て、

 

「復活されると、少々厄介ですね。」

 

と呟いた。そして、考える仕草をした。すると、

 

「俺らはあいつらの休憩が終わるまで時間を稼げばいいんだよ。」

 

と瞬破が言った。そして、瞬破は銃を発砲し、獣の体を貫く。天零は、笑みを浮かべて頷き、攻撃を再開した。

 

「ヒートファンはさ、こいつらの動きは止められないの?」

 

善が、鎌で獣を斬りながら、ヒートファンに聞いた。すると、ヒートファンは、

 

「こいつらは、生き物ではないから止められなくはないが……。これだけの数いると、全部止めるのに時間がかかるな。」

 

と冷静に返した。そして、獣の頭を握り潰す。

 

「なら、止めてくれないか?それくらいの時間は、私達が稼ぐ。」

 

晴蘭が、ヒートファンにそう頼んだ。ヒートファンはそれを聞くと、静かに頷いて、獣達から距離をとる。そして、その目の前に、イアハートと翔太が立った。

 

「皆、獣達の気をヒートファンから逸らして!」

 

イアハートはそう大声をあげると、大きな剣を振り回す。すると、獣はどんどんイアハートの大剣に体を斬られる。何とか避けれた者も、

 

「はあっ!狼牙、風風拳!」

 

と叫び、技を繰り出した翔太に吹き飛ばされる。

 

「ヒートファン、あとどのくらい時間かかる!?」

 

善がヒートファンに向かって叫んだ。ヒートファンは、前を真っ直ぐに見たまま口を開き、

 

「もう少しだ。」

 

と答えた。善は、「なるべく早くしてよ」と言って、獣を斬り捨てる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……よし、準備出来たぞ。」

 

ヒートファンが、そう呟いた。それは、前の方で戦っていた天零達には聞こえなかったが、すぐ近くで戦っていた翔太達の耳には届き、

 

「皆、準備出来たって!」

 

「もう、戦わなくて大丈夫だ!」

 

と全員に向かって叫んだ。天零達にもその声は聞こえ、武器を下ろす。すると、獣達の動きが止まった。

 

「よし、もう大丈夫だ。」

 

ヒートファンが呟く。晴蘭は、それを聞くと、霊夢達の方を向き、

 

「もう、充分休めただろう?」

 

と聞いた。霊夢は、静かに頷くと、

 

「ほら、もう休憩はおしまい。」

 

と魔理沙達に言った。魔理沙達は立ち上がって、それぞれの武器を手に持つ。

 

「ほう……まさか、それらを倒すとは……なかなか、やるようだな。」

 

魔王が、天零達の方を見て、そう言った。すると、瞬破が、

 

「強がりは、良くないぜ。」

 

と返した。それを聞いた途端、魔王は、笑みを消して、真顔で瞬破を見る。すると今度は天零が、

 

「貴方、そこまで力は残ってないでしょう?」

 

と魔王に言った。魔王は、再び笑みを浮かべ、

 

「だから、どうした。貴様ら如きには負けない位の力は残っている。」

 

と返して、自らの力で作った刀を持った。天零は、霊夢達の方を向いて、

 

「それじゃあ、この人との決着は任せます。……頑張って下さい。」

 

と言った。そして、霊夢の掌を叩く。

 

「ゆっくり休んでなさい。」

 

霊夢は静かにそう言うと、前へと出る。

 

「面白くなってきたぜ。」

 

魔理沙はそう言うと、霊夢に続いて前へ出た。

 

「さぁ、行くぞ!」

 

魔王はそう叫ぶと、走り出した。

 




はい、というわけで……。次が、魔王との決戦、になる予定です。

それでは、次もお楽しみに!
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