シリアス、キャラ崩壊、勝手な設定です。それでもいい方は、ゆっくりしていってください!
「またあの不良天人が通るぞ。」
「所詮、努力した訳でもなく、親のお陰で、天人になったんだからな。俺たちは必死に努力してきたのに、腹立つよ。ホント。」
「なんで誰も追い出さないのかしらねぇ。」
「早くどっか行けばいいのに。」
そんなひそひそ話が聞こえている、天界。ここには、生前に努力をした者が天人となり、遊んで暮らしている。しかし、この陰口を言われているのは、親の七光りで天人となった少女である。大して頑張った訳でもなく、親の力で天人となり、さらに態度も悪かったため、「不良天人」や、「天人くずれ」などと呼ばれている。その少女の名は比那名居天子。名居家に仕える一族、比那名居家の子だ。
「…………………………。」
天子は、どこを目指すわけでもなく歩いていた。その耳には、陰口が聞こえている。そして、陰口が完全に聞こえなくなって、天人達が見えなくなると……
「うっ、ぐすっ……ひぐっ……」
天子はそこで泣いた。なるべく聞こえないように、静かに泣いた。天子は普段は泣かないのだが、この時は耐えきれず泣いてしまった。その時、
「……ぁ、……すめ様、領娘様ー、」
と声が聞こえた。女性の声が。天子は急いで涙を拭うと、その女性の前に飛び出し、
「どうしたの、衣玖?」
とその女性の名を呼んだ。衣玖は、
「総領娘様、こんなところにいたのですか?…………まぁ、それはいいとして、総領統様がお呼びですよ。」
と一瞬驚いていたが、すぐ冷静になって、用件を伝えた。天子は、「わかった。」と答えると、家に向かった。
家ーーーーーーーーー
「地子、いや、天子。お前はもう少し天人としての誇りは持てないのか?」
と天子の親が天子に言う。そして、そこから説教が始まった。そして、しばらくたつと、
「まあ、とにかく、言いたいことは、もう少し努力を積んだらどうなんだ、と言って……」
と父親が言いかけたところで、天子は
「っざけんじゃないわよ……!」
と怒りを入れて父親の言葉を潰した。そして、そのまま、
「私が努力してない!?ふざけんじゃないわよ!あんたらは知らないでしょうね!分かろうともしてないから!」
と怒りを込めた口調で、言った。親が驚いていると、天子は、
「所詮、あんたらも地位の事を大事にしたいんでしょ?ならいいわ。私がここを出てけば、すべて終わり。」
と落ち着いた口調で言った。母親が、
「そういうことじゃ無くてね、天子……」
と言うと、天子は
「そういうことなんでしょ?……もう他人よ。気安く話しかけないで。」
と言って、家を出た。
「総領娘様……」
少し歩いたところで、衣玖が天子に声をかけた。天子は、笑って、
「衣玖、あんたもそう呼ぶ必要はないわ。もう、私の世話係でも何でも……」
と言ったが、最後まで言う前に、衣玖が「いいえ。」と言って、
「総領娘様・・・いいえ、天子様。私の主は、貴方だけです。貴方以外に仕える気はありません。」
と言うと、天子に剣を差し出した。天子が驚いていると、衣玖は笑って、
「これを取ってきたからには、私ももう戻れません。」
と言った。天子は、涙を流して、衣玖に抱きつく。そして、
「衣玖っ……ありがとう……!」
と言った。衣玖は優しい笑みで天子を抱きしめると、
「いいんですよ、これくらい。さぁ、いつものように素敵な笑顔を見せてください。」
と静かに言った。すると、天子は衣玖から離れて涙を拭うと、
「うん、分かった!それじゃ、ここからまたスタートね!」
と笑顔で言って、衣玖の持ってきた剣、緋想の剣を握って空へ掲げた。姿はともかく、その姿は衣玖から見たら、従うに相応しい姿であった。そして、寝泊まりは衣玖の家、ということになったのだがーーーーーーー
「まず片付けね。」
「申し訳ありません……。」
はい、どうでしたか?ちょっとシリアスが多くなったので、最後にギャグを少し入れたんですが……納得していただけましたか?
さて、本当に次どうしよう……誰かリクエストお願いできま「人に任せんじゃないわよ。」
はい、すいません……
それでは、こんな駄作ですが、少しでも読んでくれると嬉しいです。それでは。