俺が欲しいのは平穏無事。   作:10円ガム

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これって浮気じゃないかな?

放課後。

龍薙、要『タツナギカナメ』には

逃げられた。どうやら俺達の会話を

聞いてた様だ。

会話に自分の名前が出た瞬間に立ち上がった。

 

その日は結局、風紀委員を始めるという形で

終わり。

魅月は次の日また龍薙を狙う事にした。

 

龍薙はクラスでは少し浮いていた。

 

自己紹介も名前だけ言ってすぐ終わったし、

 

入学してから誰かと、

仲良くしている様子は無かった。

 

何故だろう?龍薙は名前も格好いいし、

顔も名前負けしてない、男から見ても

女子にモテるイケメンとは、

こんな奴の事だろう、

身長も170以上は有るだろう。

 

葉山隼人や、古泉君のポジションに簡単になれそうだ。

あれっ?

古泉君ってモテるよね?

しかも龍薙と同中の奴に、

話を聞くと龍薙の家は、

神社でそこそこ大きく有名で、

何でも

『やまたのおろち』を封印した。

一族の子孫で

『龍を薙ぎ払った』。その事から、

龍薙の家が生まれた。

歴史や由緒有る家らしい、

おろち何て、レベル上げの道具位に

思って無かった

 

家の事が有るから足早に、

帰っただけでは無かろうか?

それなら巻き込まれたくないのは解る。

 

放課後、魅月はまた話掛けようとしたが、

やはり、逃げられた。

 

「やっぱり・・」

 

「何がだよ?」

 

「昨日の話を聞いて逃げてるなら、

音無君と同じで名前に関して何か有るのよ」

 

「俺、名前に関して何も無いじゃん?」

 

「今までは、何も無かっただろうけど、

今はクラス皆から、可哀想な人って

目で見られるじゃない、」

 

「そうだな、今状況が将来トラウマになりそうだよ。

本当に可哀想な景虎君、」

 

「何言ってんの?」

 

「冗談だよ。それより良いのか?

龍薙追い掛けるんじゃないのか?」

 

「そうね、そろそろ行きましょう。

密着して追うと感ずかれるから」

 

「んじゃ、頑張って」

 

「音無君も来るの!女の子一人に

スニーキングさせる気?」

 

「確かに歴史は古いが女キャラ使った事無いな・・

世界観守る為に男キャラしかも

誰が見ても格好いいオッサンだよ

やっぱり段ボール被って行くのか?」

 

「段ボールで脚が速くなるのは

あの世界観だけよ。」

 

そう言って、靴箱から校門まで行った。

俺も少し離れて後を魅月を追う、

それにしても、

俺は親の影響や兄貴の影響で

色々、知ってるが、

高校1年の女子がスネーク先生を

知ってるとは、魅月はオタク何じゃ無かろうか?

 

10分位

魅月の後を追い掛けたら、足が止まった。

 

「どうした?」

 

「そこに入って行ったわ、」

 

そこにはゲームセンターが有った。

一人でゲーセン?

龍薙の顔なら、男も女も簡単に付いてくるだろうに?

わざわざ一人?

何と言うか人を避けてるのか?

 

「行くわよ!」

 

「待て、魅月ゲーセンで二人とか。

誰かに

見られたら、確実に噂されるぞ」

 

「それは不味いわね、噂が真実になる

遊びとかされたら迷惑極まりない!」

 

ジョーカー様の事だろうか?

俺が不安になって来た。

 

「解った。別々に入って少し離れてLINEか何かで

細かく連絡しよう。」

 

「LINEって何?」

 

「そこは知らねぇのか・・携帯のアプリだ」

 

魅月の携帯にLINEを入れて、

使い方を教えた。

魅月はフムフムという感じだったが、

今この瞬間を、

学校の誰かに見られて無いだろうか?

 

少し店内を、回ると龍薙は直ぐに発見出来た。

カードゲームをやっている、

『戦国大戦』だ

かなり上手そうに見えたが実際にデッキを

見た訳では無い、

 

ゲームを終え、後ろのベンチに座ってから

Vitaを取り出した。

 

イヤホンを着けてゲームを始めた。

ゲーセンのマナーか?

連コはしない様だ。

 

?イヤホンを、着けてVitaに

話掛けてる様に見える

 

LINEで魅月にその事を送ったら、

『それ、イオンちゃんじゃない?』

と帰って来た。

 

確かに、

完全に頭からそのゲームを

忘れていたが、イオンちゃんに話掛けるなら、

一人でVitaして、口元が動くのは解る。

 

『後ろに回って確認してみて。

ゲームセンターでイオンちゃんとデートとか

何か有る。助けてあげないと・・』

 

最後の文章の真意が解らないが魅月の中では

かなり、龍薙の評価が下がった様だ。

 

俺は後ろのに回って画面を見た。

俺は音無景虎、

音も無く影を盗られた男、

こんな時の気配を消すスキルは

ステルス桃や

試合記録も残らないバスケ少年には

引けを取らないだろう。

 

間違いない!イオンたんだ!

『間違いなく、イオンたんだ!。』

 

そう送ったら。

『急にイオンたんとかキモいんだけど?

彼女は誰の物でも無いのよ?』

 

何?魅月?やってんのか?

俺も興奮して『たん』を付けたのは

気持ち悪いかもしれないが、

女子でやってるとしたら、

お前もキモいからね?

後、ゲーセンで一人でVitaやってる。

龍薙も、キモいからね?

徒チルの千秋君じゃないけど、

この3人モイキーだからね? 

 

龍薙は、不意に立ち上がり、

次のゲームに向かった。

『ロードオブヴァーミリオン』だ。

 

またワンプレイして、ベンチに座って

3DSを取り出した。

インホンをしてまたゲームに話掛けた。

 

『間違いないわ、彼女は誰?』

 

魅月は既に何のゲームか解ったらしい。

俺も少し予想は有ったが、

ゲームに顔を近付け覗きこんだ。

『寧々さんだ!』

 

おそらく、

ビーデルさん、

もしくはテイルズのファラが好きだろう。

 

『しかしこれは浮気じゃないかな?』

 

魅月にそう送ったら。

『どちらかが、本気でどちらかが浮気ね。

後、イオンちゃんにラブプラス見せたら

どうなるのかしら?』

 

なるほど、女らしい意見だ、

後ゲームがゲームに嫉妬する

機能は無いだろうが多少気になるな。

 

その時、龍薙は頭を下げ腕を上げ、

くしゃみした。寧々さんが、がっつり

俺と目が有った!

寧々さんが嫌そうな顔をしている。

これが伝説の彼氏ロック機能か!

 

ゲーム史に残る機能だろう。

これが伝説へ・・・

龍薙が自分の顔に3DSを戻すと、

寧々さんの嫌な顔が、

目に映ったのだろう、

振り返り今度は俺と目が有った。

 

俺はヤバイと思ったが

直ぐに

「なっなっなな何だよ!」

と龍薙が言って来た。

 

ここでキョドるのは確かに解る。

てか違うな、こいつドモッてるな。

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