ARMORED CORE VERDICT DAY ‐カーチス姉妹の協奏曲‐   作:黑羽焔

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この話でさっそくオリジナル武装が出てきます。
武装は、作者が今後出してほしいと思う武装を描いています。


Prologue3 工房如月

side:??

《要望はこんな感じね。金はいくら使っても構わないわ。手抜いたら承知しないわよ》

 

「OK。マギー、愛しの姫君のためだ。最高のACを卸してやろう。が、ちょっとこれだけじゃ足りないな」

 

《なに?まだ足りないものがあるの》

 

「あの子の操縦癖を見極めたい。一度姫さん連れてこちらに来てくれないか?」

 

《なるほどね。分かった。傭兵業は無期限休業中だし、オペレート用育成プログラムも欲しいからそちらに伺うわ。時期はそちらに合わせる》

 

「・・・承知した。詳細は追って送る。」

 

《た の む わ ね!》

 

その一言を言うとマギーは通信を切った。全く妹の事になると戦場よりも早い決断力だな。

 

「ふう」

「マスタージン…今の通信はマグノリア様からでしょうか?」

「アインか。その通りだ。例の姫君の件で動くらしい」

「承知しました。スケジュールを組んでおきます」

「流石に早いな。ツヴァイ・ドライ・フィア達にすべて任せるが問題ないか?」

「問題ありません。あの子達も承知しております。特にあの双子はやる気が…」

「うむ。内容に問題はない。このままで頼む」

「仰せのままに……」

この場から消えるようにいなくなるアインと呼ばれる女性。

 

「さて、どうやら動き出し始める・・・かな?」

 

 

 

―――――――――――

 

 

――― 数日後

-隠れ工房如月-

No side

「お姉ちゃん?ここが例の?」

「そう。私達も利用してる工房如月。」

「久々に来たなあ。」

 

その昔日本と呼ばれていた場所の富士という山の山内に作られた秘密基地のような工房。カーチス姉妹とファットマンはデータ取りとその他もろもろの用件のためここに来た。

 

「お待ちしておりました。マグノリア様、ファットマン様、そしてフリージア様」

 

3人が工房に入ると、すぐにスーツを着た女性がやってきた。

 

「久しぶりね、アイン。相変わらずね」

 

「元々こういう性格なもので……。さあ案内しますのでどうぞ」

 

4人は工房の演習場待機室へ。そこを開けると。

 

「おう。よく来たな」

「おいっす~♪久しぶり~まぎーとおでぶ♪」

「お久しぶりですね~」

 

2人はつなぎを着た髪型と髪の色違いで顔立ちが似ている女性・・・おそらく整備関連担当だろう、もう1人はアインと同じスーツを着ている。

 

「ツヴァイ・ドライ・フィア久しぶりね」

「こいつら~ははは(ドライてめえ)」

 

マギーはそつなく挨拶。おでぶと呼ばれたファットマンは内心で突っ込んだ。

 

「で?こいつがそうか?」

 

「ふ…フリージア・カーチスです。ほ、本日はよろしくおねがいしまふゅ」

 

「ははは~♪畏まらなくていいよ♪もっとふらんくにさ♪」

 

ツヴァイの問いに挨拶するフリージア、だが緊張して舌足らずにそこにドライから緊張を解される。

 

「こほん、早速ですがこちらの演習場で様々なアセンを試してデータを取ります。フィアそちらはどうかしら?」

 

「いつでもいけるよ~みんな~準備できてる~?」

 

「「「(・ω・)bグッ」」」

 

(この人たちなんで顔文字で応対してるんだろう?)

 

アインが確認したところフィア率いるデータチームは準備完了のようだ。フリージアから社員達に対して心のツッコミは飛んだが。

 

「相変わらず早いね。それじゃあフリージア、お願いね。」

「うん。お姉ちゃん。」

 

 

 

――――――――――

 

 

 

-なんだかんだで3時間-

No side

「つ・・・疲れた・・・。」

 

「お疲れ様♪ふりーじあ♪」

 

小休止挟みつつもほぼ3時間近くのテスト運転から解放されたフリージア。あれだけ浸かればグロッキーは確定だ(作者も戦○の絆で同じ経験がある、今回は実際の機体での

テスト訓練なのでそれ以上の疲労だと思うが)。今はドライと昼食を食べ休憩中である。他のみんなは、色々忙しいのか昼食後席を外している。

 

「ドライさ「ドライでいいよ♪」それじゃあ、ドライはツヴァイ手伝わなくていいの?」

 

「まあ、ふれーむと戦闘手段ってのが決まったからね♪君の適性だとつばいのほうが

組むのが得意なんだ♪僕は高機動の近接・格闘スタイルだしねえ~♪それなら君の面倒

みてくれってまぎーから言われた~♪」

 

「そ・・・そうなんだ?それにしてもACのパーツって色々あるんだねえ」

 

さりげない会話しながらPADで武器パーツのカタログを見ているフリージアだが、

 

「あれ?」

 

「どったの?ふりーじあ」

 

「この武器なんだろう?ブレードにしては刀身細いし」

 

フリージアが気になった武器のデータをドライに見せる。

 

「ああ。これ高周波ぶれーどHABAKIRI♪」

 

「高周波ブレード?」

 

「じんが開発したんだけど、高周波で刀身保護して切りつけるんだ。質量ぶれーどのMURAKUMOと違って機体の重量と速度載せなくても、繊細な操作で叩き切れるってじんが言ってた♪」

 

「ドライ…仮名なのにパーツのことはしっかり説明できるんだ。」

 

「む~。なんか馬鹿にされた気分。」

 

「ご、ごめんね。」

 

むくれるドライを窘めるフリージア。でも、ドライは真剣な顔になる。

 

「でも、この武器本当に使い手限られるんだ。僕でもうまく切れないことあるし、じんしか今のとこ使いこなせないよ。」

 

「そうなんだ。でも気になるなあ」

 

「それだったら使ってみる?今ふぃあ電算室にいるけど、呼べば来るでしょ♪」

 

「やれるだけやってみるよ。それじゃあお願いね♪」

 

「まっかせて~♪」

 

 

 

-電算室-

No side

「フリージアちゃん~準備できたから~自由にやってみて~。」

 

「はい!本当にきれいな武器だねえ……」

 

「じんが言うには昔『にほん』っていう国の伝統的な武器再現したそうだよ♪」

 

シミュレーター上での仮想空間でHABAKIRIのテストに挑むフリージア。ドライ・フィアの予想通り悪戦苦闘中。

 

「やっぱ弾かれてる。扱い難しすぎるよあの武器。形状はかっこいいのにさ~♪」

 

「ブレードにしては軽すぎますから~」

 

だが、二人の予想は早々に外れるのであった。

 

(刀身が軽すぎる・・・それならこんな感じで)

 

先程までブレードを弾いていたターゲットがあっさり真っ二つに斬られる。

 

「うそ~…」

「おお~♪やるじゃん♪」

「ほう。やるじゃないか。」

 

「じん「ジン」!」

 

「あの子、何かをもってるな……うむ」

 

自分で作った武器が気になるのか、フリージアが気になるのかジンがモニター越し(顔は出てないが)だが出てきた。

 

「……少しマギーに相談してくる。もう少し彼女を頼む」

「あらら~これは~」

「気に入られちゃったね♪ふりーじあ♪まぎー以来だよ~♪」

 

(包丁で逆らわずに裁く感じ。これでよかったみたい。)

 

 

 

―――――――――――

 

 

 

-兎にも角にも-

「まさかこんなものまでねえ……」

 

「ごめんね。お姉ちゃん」

 

「まあ、貰っちまったもんは仕方ねえ。データ提供する契約で機体・武器費格安にしてくれたからな」

 

「おい!てめえらせっかくの大事なパーツなんだ気合いれて丁寧に運べよ!落としたらけじめだ!けじめ!!」

 

「「「「「「「(´・ω・`)ショボーン(それは厳しいよツヴァイの姐さん)」」」」」」」

 

そこには、ヘリに積み出されるフリージア専用機及び武器・弾薬各種に混じって、さらに例のブレードHABAKIRIがあった。

 

「オペレート訓練プログラムついでにHABAKIRI用育成プログラムももらったけど…」

 

「一緒にがんばろ~ね。お姉ちゃん♪」

 

「うん♪頑張る♪」

 

「それでいいのか…マギー。」

 

こうして一行はベースに戻るのであった。




主人公フリージアは、重2脚使いとして活躍します。
ACシリーズだと主人公機は中2が一般的すぎるのと、作者がAC5シリーズだと重2愛用することが多かったですので。
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