ARMORED CORE VERDICT DAY ‐カーチス姉妹の協奏曲‐ 作:黑羽焔
side:フリージア
あれから1年…長かったなあ。
AC乗ることには適性あったけど、パイロットって色々覚えることがあったのは目から鱗だったよ。
オペレータだったから機体関連の知識・医療処置・ある程度のサバイバル知識はあったけど、一番大変だったのが、自分の身を守る方法。
戦闘要員じゃなかったから最低限の自衛力しかなくて身体鍛えるのが一番大変だったよ……。元EGF軍にいたお姉ちゃんの扱きで何回も泣きかけたよぉ~。
今日は傭兵登録の最終試験。お姉ちゃんがいうにはペーパーテストや面接は建前でやっぱし実践主義でしっかり『使える』のか見極めたいのか簡単な依頼を受け取ってきた。
今私はACに乗って、おじちゃんのヘリで護送中。オペレータはもちろんお姉ちゃん。
試験官に傭兵斡旋機関『サインズ』の『ラーン・ニールセン』さん率いるヘリが随伴中。
《今回の依頼はごく簡単です。この先に巣食っている盗賊団の検挙。検挙といっても貴方の役目は敵戦力を削ぐこと。確保はこちらの部隊でやります。現在確認されている敵戦力は、偵察機『HELLKITE』・防衛型『GOLEM』になります。ただ、敵は軍事基地跡を拠点にしてあるからまだ戦力隠している可能性があります。そこは、留意してください。なお、この依頼は貴方の最終試験を兼ねてることを忘れなく》
「りょ…了解でふ。」
あう……緊張しすぎてまた舌足らずに。
《落ち着けよフリージア。ようは敵さん見つけて倒すだけだ。なに簡単な仕事だって》
《戦力隠しているようだけど、所詮盗賊団…碌な戦闘行動はできないと思うわ。大丈夫、すぐに片付くわ》
大丈夫かなあ。一応確認されている限りは無人機だけだけど。まだ戦力隠してる分、何してくるのかわからないんだよなあ。
《不安なのはわかるけど、この情報だと出たとこ勝負しかないわ。大丈夫、フリージアならこの程度相手にもならないわよ。》
《なあに、フリージアならやれるさ。》
「お姉ちゃん、おじちゃん……うん不安になっても仕方ないよね。ここで躓いてちゃあ、ここまでしてくれたみんなに顔向けできないしやるしかないよね。」
《そろそろ降下位置です。作戦を開始してください》
《…それじゃあいくわよ。フリージア!ファットマン!》
《よっしゃあ。いこうぜフリージア》
「了解。いつでもいけるよお姉ちゃん・おじちゃん」
そして私の機体『ガーベラ』!
《降下態勢に移行。続いてオペレーティングシステム起動》
『ルージュ・フリージア』…『ガーベラ』いきます!!
【Main System Combat Mode Engage(システム戦闘モード起動)】
ヘリの固定用のアームが解放され降下するフリージアの機体ガーベラ、その機体は華奢な彼女とは見違えていた。コアは装甲重視の『CB-209』、アームは装甲と安定に優れた『AE-118』、脚は重量足のスタンダードである『AOI mdl.1』という重装機体である。
それに、マギーの影響なのか、頭は性能に優れたKE頭『HF-277』、左腕には彼女も愛用したレーザーライフル『Au-L-K29』通称カルサワ、肩ユニットにはVTFミサイル『SAZANAMI mdl.2』、右腕には重量級のガトリングガン『AM/GGA-206』、左のハンガーユニットには速射型のバトルライフル『AM/BRA-125』、最後に右のハンガーにはジン達から提供された試作武器『HABAKIRI』が搭載されていた。
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side:?
「ボス大変ですぜ!」
「ああん?今忙しいだっつうの」
「所属不明の大戦力がこちらに接近中!どうやらACもいるようでここに襲撃を仕掛けるみたいですぜ!」
「な~~~にぃぃぃぃぃい。そうか鴨が来たか」
「そのようですぜw」
「ひとまず、足止め用に無人機発進。あと俺の機体も準備しろ。あとついでに白兵戦の用意もな」
「へ~い」
ぶひひ…ちょうどこいつも「楽しめ」なくなってきたから、次はその哀れなACちゃんと遊んでやるか。
部屋を出たおそらくここの首領であろう人物。部屋に残っていたのは……目に光のない女性が力もなく横たわっていた。
フリージア機アセン
HEAD:HF-277、CORE:CB-209、ARMS:AE-118、LEGS:AOI mdl.1
FCS:FA-303、GENE:MAKIBASGURA mdl.3、BOOSTER:BA-309
RECON:ASATORI mdl.3
基本武装は、
R-ARM:AM/GGA-206(35ガト/ガトリング)
L-ARM:AM/BRA-125(サーシス/バトライ)
SHOULUDER:SAZANAMI mdl.2(VTFミサイル)
R-HANGER:HABAKIRI(高周波ブレード)
L-HANGER:Au-L-K29(カルサワ/レーザーライフル)