ここは、どこだ・・・・・・・。
俺は目を覚ますとそこは何もない真っ白な空間だった。
地獄行きだと思っていたがまさかこんなところに来るとは・・・・・。
地獄行きと言う自覚はある。俺は50人を拷問して殺した。処刑されたのだから地獄行きは決定されているようなものだ。
「一応自覚はあるようじゃな」
何もない空間から突然声が聞こえ、そちらに振り向くとそこには爺さんがいた。
爺さんが閻魔という奴か?なら俺は地獄行き決定だろう?さっさと連れってくれ。
「随分とあっさりしとるな。おぬしは」
別に。俺が弱かったから死んだ。ただそれだけだ。俺に殺された奴らも俺より弱かったから死んだ。それ以上もそれ以下もない。
「・・・・弱いから、か。おぬしは何故そう考える?」
それが世界の掟だからだ。弱肉強食って言葉があるだろう?弱い奴は死んで当然なんだよ。
「・・・・そうか。しかし、それはおぬしが人としての温もりを知らぬからではないのか?」
人としての温もり?ハッ、そんなもんに興味はない。俺は狩りと拷問以外に興味をもったことはない。
「そうじゃろうな。おぬしはそれを知らぬまま死んでしまったからの。それにそれ以外に興味を持つことはおぬしの両親がさせなかった」
まぁな。クズが人の姿をしているような人間だったからな。ま、死んだけどそれは両親が弱かったからだ。
「おぬし的にはそうじゃな」
わかったらさっさと地獄に連れてったらどうだ?地獄で鬼を拷問してみたい。
「いや、おぬしには転生してもらう」
転生?別の世界で生きろってことか?
「そうじゃ。儂はな、おぬしのような存在をこのまま地獄に行かせるわけにはいかん。じゃから新たな世界で普通の幸せを知って欲しいと思っておる」
神というのも面倒だな。で?俺をどこに連れて行くんだ?
「アニメの世界じゃ。どのようなアニメはおぬしで調べよ。特典はいるか?」
戦いはあるのか?なかったら自分から戦いの火種を撒くぞ。
「わかっとる。もちろん戦闘はありじゃ」
なら、アカメガ斬る!のエスデスの帝具がいい。俺が知っているアニメの中でそれが一番ピンときた。
「魔神顕現デモンズエキスか。わかった。転生後は赤子からになるが良いか?」
別に何でもいい。
「よし、ならおぬしに新たな人生と幸せを祈っておる」
じゃあな。神様。
そうして俺の意識はどんどん遠くなっていった。
「ふう、これでよかったかの。いや、後はあやつ次第。そうじゃ、転生先はハイスクールD×Dにしよう。性別も女に変えればなんらかの変化はあるじゃろう」
どうか、戦い以外の楽しみを見つけてくれ。