ドSが蹂躙する!   作:ユキシア

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来客

「ということがあってな。祐斗がこのままグレモリー眷属の騎士(ナイト)か私の部下になるか、お前はどちらになると思う?レイナーレ」

 

「知ら・・・・ない・・・わ・・・そんな・・・こと」

 

祐斗から去った私は一度自宅に帰った後に調教中のレイナーレの所に来ていた。

 

「そう連れないことを言うな。わざわざこうして世間話をしているんだ。お前も少しは話してみたらどうだ?いつもは私が一方的にしているだけだからな」

 

全裸で全身のあちこちから血を流しながら壁に縛り付けられているレイナーレに話しかける私だが中々話が続かないものだ。まったく少しは会話を楽しもうとは思わないものなのか?

 

「よく・・・言うわよ・・・私をこんな目に合せている張本人と・・・・・・話をする気は・・・・ないわ」

 

「なら、素直に私の部下になれ。そうすれば解放してやる」

 

ボロボロになりながらも眼だけはまだ死んではいないレイナーレに私は若干感心していると同時、喜んでいる。

 

調教用とはいえ、私が直接しているにも関わらずまだ強い意思を持っているとは。なんて壊しがいのある奴なんだ。

 

たまらない。いっその事拷問用に切り替えて壊すのも・・・・いや、それでは駄目だ。ただ遊ぶのならかまわんが、部下にするとしたら自分の意思を持っていなければただの人形。そんなものに面白くない。

 

心より私に従う奴にしなければ支配したとも言えん。

 

「誰が・・・・あんたの部下になんか・・・・」

 

今も反論するだけの意思を持っているレイナーレに私は笑う。

 

これだから信仰心や忠誠心の強い奴を屈服させるのは面白い。

 

そうだな、趣向を変えてみるか。

 

私は部屋の隅に置いている瓶を取り出してその中に入っている白い粘液をレイナーレの体に塗っていく。

 

肩、腕、胸、腹、尻、脚。首から下に塗り込んでいく。

 

「なによ・・・それ」

 

「一言で言うなら媚薬だ。ただし普通の人間が使えば発狂してしまう程のな」

 

何年か前に教会の戦士にどれぐらい効果があるか試してみたがあの時は面白いぐらいに発狂したものだ。

 

「生き物を手っ取り早く支配するには暴力による恐怖で支配することが出来るがそれは獣のなかだけだ。人にはあまり良いとは言えないが、快楽によって人を支配するこも出来る」

 

欲に溺れやすい奴なら尚更支配しやすい。

 

懐かしいな。生前はよくしたものだ。女を玩具のように扱うのは好きだからな。

 

まぁ、私自身女として転生してその楽しみが半減してしまったのは悔やまれるが、それは言っても仕方ないだろう。

 

「さて、お前はどこまで耐えられるかな?」

 

塗り終えた私はレイナーレをそのままにして自宅へとジャンプした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「姉貴!」

 

「ん?イッセー」

 

自室へジャンプすると何故か私の部屋にイッセーがいた。しかし、イッセーの表情は中学生の時みたいに私の下着を漁りに来たのがバレた焦りではなく全力で走って来たかのように疲れ切った顔をしていた。

 

「頼む!一晩ここで寝かせてくれ!」

 

「いきなり何を言っている?事情を話せ」

 

事情を聞くにリアスが裸になってイッセーと寝ようとしたがアーシアもリアスに対抗して裸になり、イッセーにリアスとアーシアどちらと寝るか選択に迫られた。

 

残念だ。その時のイッセーの顔が見たかったものだ。

 

「事情はわかった。たまには姉弟で一緒に寝るとしよう」

 

「え!?いいの!?」

 

「ああ、大事な弟を床で寝かせるつもりはない」

 

寝間着に着替える為上着を脱ぐ。

 

「うお!?」

 

すると、イッセーが奇声を上げて両手で目を隠すが指の間でしっかりと見ていたが私は特に気にせず脱いで着替える。

 

「・・・・姉貴いきなり脱ぐなよ」

 

「構わんだろう。姉弟だ。それに襲いたかったら襲ってこい。私より強くなれたら抱かれてやるさ」

 

「無茶言うな!百年修行したって姉貴に勝てねえよ!」

 

そうだな、せめて魔王ぐらいは倒せるようになって欲しいものだ。私もまだ魔王とは殺し合ったことはないが最上級クラスなら帝具なしでも勝てる。

 

寝間着に着替えた私はベットに入ってイッセーに手招きをする。

 

「ほら、こっちにこい」

 

「お、お邪魔します・・・」

 

ベットの隅の方で縮こまるように寝転ぶイッセー。

 

「どうした?そんな隅の方で縮こまってないでもっとこっちに来い」

 

「い、いや、俺はこれで・・・」

 

「二度も言わせるな」

 

ウジウジするイッセーを無理矢理引っ張ってイッセーを抱き枕にするように抱き着く。

 

ふむ。前にリアスがイッセーは良い抱き枕と言っていたが何となくその気持ちがわかる。それにこうしてイッセーと寝るのは懐かしいものだ。

 

「懐かしいな、イッセー。私がこの家に来たころはよくこうして一緒に寝たものだ」

 

「そ、そうだったっけ?」

 

「いやはや懐かしい。そういえば夜中にお前が怖い夢を見て泣きながら私の部屋に」

 

「言わないで!お願いだから忘れてくださいお姉さま!」

 

慌てふためくイッセーを見て少し面白かったが私は遠慮なくその時のことを話すことにした。

 

「あれは夜中にお姉ちゃんと泣きながら私の部屋に来てどうしたのかと思うと怖い夢を見て一人だと心細くなって最終的には私にしがみ付くように寝たのだったな」

 

「そんな詳細に思い出さないでくれ!」

 

顔を真っ赤にしながら叫ぶイッセーにクククと口から笑いを漏らしているとあることに気づいた。

 

「そういえばいつ頃からお前は私の事をお姉ちゃんから姉貴と呼ぶようになったんだ?私はあのままでも別に構わなかったのだが?」

 

小さい頃はお姉ちゃんだったが中学終わり頃には姉貴と言い始めていた。特に気にはしなかったが実際に口に出すと気になってしまうな。

 

「べ、別に深い意味はねえよ・・・」

 

私から目線を逸らすイッセー。

 

ほう、余計に知りたくなったな。

 

イッセーの両頬を押さえて無理矢理目線を私と合わせる。

 

「イッセー、私の目を見ながらもう一度同じことが言えるか?」

 

「うぅ」

 

「言えないだろう?さぁ、話せ」

 

頬を離すとイッセーは頭を掻きながら話した。

 

「憧れ・・・・なんだ。俺にとって姉貴は憧れだ」

 

「ほう」

 

「そりゃ、姉貴はドSで拷問好きの戦闘狂だけど」

 

次からイッセーの拷問レベルを上げるとしよう。

 

「でも、どんな時でもどんなところでも姉貴は俺なんかより何歩も何十歩も先を歩いている。その背中に会った時から憧れていたんだ」

 

なるほど、そこまで聞いたら私でもわかる。

 

「なるほど、私に追いつきたいということか。呼び方を変えたのも必要以上に私に甘えないようというお前なりのルールということか」

 

「ああ」

 

私の言葉にイッセーは頷いた。

 

「そして、悪魔になってもう一つ目標が出来た。俺はいつか姉貴を俺の眷属にしたい」

 

突然の告白に私も眼を見開いたがすぐに笑みを浮かばせる。

 

「ほう、私を下僕にお前のハーレムにしたいと?」

 

「ああ」

 

力強く頷くイッセー。その目は本気だった。

 

「私を下僕にしたいということがどういうことかわかっているのか?」

 

「もちろん、俺は姉貴より強くなる。姉貴のルールで俺は姉貴に勝つ。そして俺のハーレムの一員になってもらうんだ」

 

どうやら理解した上で言っているようだな。

 

それにしてもイッセーが私を下僕にしたいとは面白い事を言う。だが、現実味がないというわけでないのも事実。イッセーには赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)を含めて未知な潜在能力を秘めている。これが開花することが出来れば本当に私を超えれるかもしれないな。

 

「いいだろう。お前が私に勝った暁には私はお前の下僕になろう。さっさと上級悪魔になって私を超えることだな」

 

「おう!」

 

所詮世の中は弱肉強食。その時は私がイッセーより弱かっただけの話だが、そう簡単に負ける私でもないがイッセーが私と戦えるだけ強くなったらどれだけ私を楽しませてくれるか楽しみだ。

 

それから私とイッセーは眠りにつき、次の日の朝。

 

「これはどいうことかしら?」

 

「うぅ・・・イッセーさん」

 

朝から私の部屋で仁王立ちしながら怒りのオーラを出しているリアスと涙目のアーシアの姿があった。

 

「ぶ、部長!?違うんです!これには深い訳が!」

 

言い訳を始めるイッセーに私の頭はようやく覚醒すると私はイッセーを抱きしめるように寝ていた。

 

・・・・・・・ふむ、からかってやるか。

 

「どうしたリアス。私とイッセーが一緒に寝るのに何か不都合でもあるのか?」

 

「そ、そうじゃないわよ!私はどうして私とアーシアから逃げて貴女と一緒に寝ているのかと訊いているのよ!」

 

「そんなもの決まっているだろう?」

 

私は上半身を起こして後ろからイッセーに抱き着き、イッセーの肩に顎を乗せて言う。

 

「お前達より私のほうが魅力があった。だからイッセーは私の部屋に来た。それだけだ」

 

「「っ!?」」

 

「な、姉むぐ!?」

 

ちょっと黙れイッセー。今とても面白いから。

 

私の言葉にショックを受けるリアスとアーシア。リアスは拳を震わせながら涙目になって私を睨んだ。

 

「・・・・いずれ貴女とは決着をつける必要がありそうね」

 

「挑戦はいつでも受けて立つぞ。リアス、それにアーシアも」

 

ああ、本当にからかいがいがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一日の学業が終えて久しぶりに狩りにでも行こうとイッセーたちより一足早く帰宅する。

 

それにして朱乃。昼頃は随分と楽しんでいたな。

 

昼頃、朱乃はイッセーに呼ばれて教室から出ていった。その理由はイッセーの左腕、ドラゴンの力を散らせるためにドラゴンの力を吸い取っている。

 

大方イッセーを苛めて楽しんでいたのだろう。

 

私ほどではないが朱乃もドSだ。イッセーはMだから朱乃にとってイッセーは捕食対象の獲物だな。

 

そうだな、今度褒美を兼ねて朱乃と一緒にイッセーを苛めるのもアリかもしれないな。

 

そんなことを思いながら私は自宅が見えてきたところで足を止めた。

 

自宅の前に立っている男が視界に入ったからだ。

 

ほう、いずれは会うとは思っていたがこんなにも早く会えるとは。

 

大柄な体型、頭部に二本の角に胸元に赤い勾玉。

 

「初めまして」

 

挨拶するとそいつはこれ以上にないくらい驚愕していた。

 

「貴様は・・・・・何故ここにいや、この世界に!?」

 

「初めまして。スサノオ」

 

私の前にいるのは生物・人型の帝具、電光石火スサノオ。

 

スサノオは私を見て武器を取り出して私に攻撃してきた。

 

「エスデス!?」

 

ではないが、面白いから相手をしてみるか。

 

私も得物を取り出して戦闘態勢に入る。

 

 

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