メタルマックス 斜めにまっすぐ見た世界   作:KR410

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昨日の、酒場でのやり取りを 店の片隅から観察する小さな人影があった。
風貌は、シュマグをぐるぐるに巻き、マントにくるまっているので確認できない。

その人影は、かなたの後をつけるように、彼のいなくなった酒場を出るのだだった。





第21話 悪天候 とゆうフラグ

次の日の早朝、昨日とは打って変り、天候が悪化している。

嵐とまではいかないが、かなり視界が悪くなっていた。

 

朝も早い時間に、かなたは目が覚めた。寝起きは良い方だが、起きてすぐに動けるほどでもない。

しばらく、ボーっとしていると、徐々に頭が再起動されていく。

 

 かなた 「あー、今日は天気が悪いんか・・・・・」

ちょっとガッカリ。

 

そして、部屋の片隅にいる人影にも気が付いた。

 

 かなた 「おはようございます」

人影 「・・・おはよう・・・・・」

 かなた 「・・・・・」

 かなた 「・・・・?」

 かなた 「・・・だれ?」

 

 かなた 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

人影 「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 かなた再起動 が完了すると、布団を抱えたまま、壁際に飛び上がり後ずさりして、叫んでるってゆうか、わめいてるってゆうか。

同時に、かなたの絶叫をかき消すほどの、それよりでかい声で人影の人も叫んだ。

 かなたはその状況に、とりあえず叫ぶのはやめたが・・・、もう、何がなんやら。

 

そっちの壁 「ドンドンドン、うるせー、ぶち殺すぞーぼけぇぇぇぇぇ!!!!!」

こっちの壁 「何時だと思ってんだぁぁぁ、おらぁ今日は起きない日なんだぞぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

さすが最安のホテル、壁はペラペラ、客層は最悪。

そこら中から罵声の嵐。罵声の嵐に、またぞろ罵声の嵐!

 

 かなた「ごめんなさ~~~いぃぃぃ、見たこと無いでっかい蚊が出たもんでついぃぃー」

とりあえず、何だか良くわからないが苦しい言い訳を付いて、周囲の壁に向かって謝った。

あっちの壁 「っと、気おつけーよ、ぶつぶつぶつぶつ」

 

短い喧騒の後、・・・・・すぐに静けさを取り戻す。

人影 「ゼー、ハー、ゼー、ハー、フー、フー」

 

で、この人は誰なんだろう、昨日誰か、知り合ったっけ?

・・・いや、そんな記憶は無い。

パッと見の第一印象は小柄、明らかに自分より一回りは小さい、・・・やはり見た事が無い。

それに

「きゃぁぁぁぁ」? 、きゃぁぁぁぁって言ったよ?

 

かなたは布団を抱いたまま、一応聞いてみた。

 かなた 「ど、どろぼうさんですか?」

人影 「フルフル(首を横に振っている)」

だが、体は小さいが 絵に描いたような泥棒さんの格好をしてる。

 

 かなた 「どちら様でしょう」

人影 「・・・・・・・・・・」

 

しばらく気まずい沈黙があった、かなたはとりあえず何か、もういっそ、「お前の命を取りに来た」でもいいから何か喋って欲しかった。

 

かなたコンピューター、略してかなコンは、こんな時の対処法をフル回転で検索した。

すると有力候補が2つあがる。

① 肩をむんずと掴んで「少し話が聞きたいだけだ!」→相手が気絶する ・・・ 不採用

② フランクに近づいて、デコピンで一声かける →打ち解けられる ・・・ パッパラパー♪採用♪パッパッパッパッパパー

 

瞬時に、かなコンは、このシチュエーションで最適な回答を示した。

そして、彼は思い込むとかなり大胆な行動をとることができるのだった。

 

 かなた 「何か俺に用ですか・・・」

といいながら笑顔で近づいて行く、そしておもむろに デコピンを一発!

     パチン!

 かなた 「いきなり部屋に入るのはよくないぞーっと」

 

すると、その人影の目にみるみる涙がたまっていく。

そして、コンピューターの完璧なシュミレーションとは違う反応が返ってくる。

 

人影・涙目 「わあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

フルスイングビンタで「ばぁぁちぃこぉぉぉぉぉんんん」

 

・・・・・そして、かなたは訳もわからないまま、ホテルを叩き出されるのだった。

 

----------

 

  「バキ、ボカ、ボコ・・・ポイッ」

フロント・激怒 「二度と来るんじゃねーぞ、ったく、安宿だと思ってなめやがって!」

腹巻 はかなり恐い人だった。かなたは、2~3発ぶん殴られて、荷物と一緒にホテルの外に捨てられた。

 かなた 「ちー、いてててて」

 

かなたは、もう何がなんやら、寝起き早々、パニックだった。

   かなた 状態 らん

いったい何が起こったのだろう・・・そうだ、これは夢か・・・たたき出されて呆然と遠くの空を見上げている。

ダルダルのTシャツにパンツ一丁で立ち尽くす少年の、その姿がなんだかかわいそうでしょうがない。

 

外はかなりの悪天候にもかかわらず、かなたはしばらく立ち尽くしたままでいる。

 「・・・・ケホケホ・・・・・・カハ、ゲーホゲホ、おぉえぇぇぇ」

気づけば砂まみれ、やばい、このままでは命にかかわる!

どうしようもなく、現実世界に引き戻されて、穴とゆう穴から砂を掻き出したら、何だか調子の悪い、かなコンをもう一度、再起動して旅支度を始めるしかなかった。

 

まずは、捨てられて転がってる、服やら装備袋やら書類やら、小さい子やらを くるまに押し込み荷室で着替えを済ませて朝食を作り・・・ ってもインスタントだが、それを食べてから、・・・ あー、ごめんごめん、ハイどうぞ、それから・・・・・

 

かなコンはとりあえず、もう一回フリーズした。

 

あれ、なんか予定に無い動作があったような・・・・・

ウェイト、状況把握、、辺りを見回す、・・・、すると・・・・・!

知らない女の子がスージーの荷台の隅に座り込んで、かなたの作った朝食を、なんだかこっちを睨みながら食べていた。

 

あの人影はやはり女の子だった、雰囲気から何となくは解かっていたが・・・

 

 かなたは固まったまま。

どうしていいのか、どうすればいいのか、さっきから検索しているのだが、かなコンは激しくバグっていた。

 

対処法の解からない かなたは、しょうがないので駄目元でプラン①を試すことにした。

 

肩を ギュ! と掴む。

 女の子 「ヒャッ」

  かなた 「君は誰なんだ?」

 女の子 「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

叫びながらバックスイング。

 かなた 「ちょちょ、ちょっと、ちょっとたんまぁー」

「ぶあぁちぃぃぃんんん」 また、フルスイングのビンタが帰ってきた。

やっぱりだめだった。

 

 また殴られた・・・、目が覚めてからまだ、30分も経ってないはずなのに・・・、今日は厄日か?・・・・・

状況がつかめずパニクっていたが、今のビンタは頭に響いた、痛いが頭がすっきりする。

 かなた「・・・ムカつく」

 かなた「何だかムカムカしてきたぞ」

 かなた「・・・・・カッチーンだ!」

 

だんだん腹が立ってきた。

 かなた・怒 「いきなり殴ると痛いだろーが!、なんとか言えよ、この、誰だかわからんヤローがー」

そう言ってとりあえず、半分はだけたシュマグを剥ぎ取った。

 

女の子 「いやぁー、やめてぇー」

と叫びながら かなたをボコボコにしはじめた。

 かなたは、ハンターなので決して弱くは無いが、いくら怒ってるとはいえ、相手は自分より小さい女の子、こちらからは手が出せない。

女の子 「ボカ、ボカ、ボコ、ボコ、バチィン、バシィン」

 かなた 「ちょ、ちょっと、やめて、ぐふぅぅぅぅ」

かなりいいのが決まってかなたは瀕死になった、そして、流石の彼もキレた。

 

かなた 「うがぁぁぁぁぁぁぁ、まじで痛いわぁぁぁぁぁぁ!!!」

女の子の頭を、かなり強く一発だけ拳骨して、彼女をとりあえず沈黙させる。

 

女の子 「はうぅーーー」

涙目で頭に手をのせて痛がっている。

泣かないのは、なかなかに流石だなとちょっと感心した。

 

ここまで一方的にボコボコにされて、彼女にかまう義理は無い。

心の声が聞こえてくる。

 黒かなた 「捨てっちまえよ、そんな凶暴女、大体、今日は大事な仕事があるだろー」

うん、その通り。

 白かなた 「だけど、あの拳骨を食らっても泣かない子だぜ、何かよっぽどの事情があるかもよ?」

うん、その通り。

 

まあ、少しだが心を動かされたのは事実だったから、叩き出す前にもう一度話しかけてみる事にした。

 かなた 「えーっと、でね、あの、・・・とりあえずお名前は?」

女の子・睨 「・・・・・・・・・・」

女の子・反抗的 「・・・・・あああああ」

かなたの頭から 「ブチッ」 と何か音がした。

 かなた・鬼 「あったあぁぁきたぁぁぁぁぁ、今度こそバイバイだぜぇぇぇぇぇぇ」

 かなたはお腹もすいている。

 

スージーのリアゲートを空けて女の子の首根っこを掴むと、車外に引きずり出した。

女の子 「いた、痛い、ちょっと待って、まってってばぁー」

    「ごめんなさい、ごめんなさい、私が悪かったから、謝るから、」

かなたは、激怒していた。

もう、状況判断もクソも無い、実力行使あるのみ!!!!!

 

女の子 「ちょ、ほんとごめんなさい、私の名前は 「メギ」って言います、ほんとです」

 赤鬼 「うーるせぇー、もうおせぇよぉっての、こぉのやろーヤロー!!!!!」

怒りのあまり、言葉遣いが変だ。

 

女の子 「ちょっとお願いしたい事があるの、お願いがあるの、お願いだから、お願い!」

 猛獣・釣目 「ガルルルルルルルルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーー」

 

かなたは直前の大混乱と大ダメージ、空腹に激怒が加わって獣人化して今にも噛み付きそうだ。

女の子を ポイッ と捨てると、「バカヤロー、コノヤロー、ナンデヤネン」とぶつぶつ言いながら、エンジンをかけその場を去って行った。

 

 かなた 「あー腹立つ、ちくしょーめ、何で俺がこんな目に、こんちくしょー、こんちくしょーったらこんちくしょーーー」

 

 

こうして、嵐の1日が幕を開けた。

辺りにはまだ日も昇ってない。

 

 




   あとがき

MMの 仲間 は気本的にまったく接点の無い他人。
では、どうゆう条件なら、Lv.1 の仲間になるだろう?(文章化の段階で)

①共通の敵がいる。
実際、MMでは弱い、この世界の復讐者は、みんな、一人で挑みたがる勝手な人が多い。達成するか、返り討ちにあうか、ストーリーが必要。

②腕試しに世界に。
酒場のイベントが必須か?強すぎて主人公を食ってしまう。

③金、名声、その他の強欲。
主人公がある程度将来有望でないと・・・

④落ちこぼれの・・・・・。
これは行けそう、だけど、ある程度ちゃんとしたストーリーがいる。

⑤こちらからスカウト。
これも行けそう、だけど、思いつきの小説に適当に作ったキャラでは、まるかどうか。

⑥幼馴染
話を作るうえで旅だちのストーリーを作りやすいが。

⑦誰かの弟子になる
自由な旅ができない。

⑧酒場なり、宿屋なりで意気投合、そのまま世界に
すごくMMっぽい。けど、文章にすると整合性が・・・
元々、半狂乱のお祭りの雰囲気を自分の文章力では表現できない・・・

しょうがない、かなた君は当面一人かな とか思ってたんですが、今回の話は自分で書いてて、だんだん 、あら、あらららら?と、自分が思ってたのと違う方に。
で、メギ さんをどうしよう?
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