メタルマックス 斜めにまっすぐ見た世界   作:KR410

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無事、生還した かなた達は依頼完了の手続きにオフィスに出頭する。

なんだか、いつになくオフィスには人がいない。


第7話  砂漠の戦闘はみのむふふー粒子のせいで格闘戦をを強いられる

 かなたの報酬は 190G 。まあ相場の価格である。

 

オフィスの受付で報酬をカードに振り込んでもらい書類にサインする、サインの文字は相変わらずだった。

 

特に浪費家とゆうわけでもない かなた だが、今日はカードの残高と真剣な表情でにらめっこしていた。

 

 かなた「うーん、どうしよう」

 

カードの残高は 8204G 、3年間の努力の結晶だった。(だけどオフィスへの借金が 620G ある)

さっきの戦闘もどきで、もう少しましな装備が欲しくなったらしい。

 

この街で買える火器、装備はオフィスにもチラシがまわっていて値段の確認はここでできる。

 

 

 サブマシンガン       2000G 威力は高いが命中率が低い

 ダブルバレルショットガン  1000G 威力、命中率は高いが射程距離が短い

 30mmグレネードランチャー  500G  超強力だが連射できない。30G/弾の費用がつらい

 マチェット         300G  戦闘用の刀、弾切れの心配が無い

 ボウガン          100G  矢が手作りなので意外と補給に困る

 メリケンサック       30G   殴る、モンスターを?

 投擲グレネード       50G   ドカンと一発起死回生!使いすぎると赤字に・・・

 ペンシルロケット      10G   高性能火薬ロケット花火 あたると痛い

 

 

チラシに目を通していると、オフィス職員が街の外の情報を聞きたいと話しかけてきた。

 

オフィス職員、慌ててる「おーい、かなた君、さっきの爆発は何なの?」

そう聞かれても かなたにも解からない、さっき経験したことをなるべく詳しく説明した。

 

3年のハンター稼業でオフィスの人達ともだいぶ顔なじみになっていた。

 

 かなた「同乗してたオフィスの方たちは?」

職員、慌て「それが、3人とも今一要領を得ないんだよ」

 

そういえばあれだけ恐い体験をしたのにいつの間にか平静を取り戻している自分がいた。なぜ冷静でいるのか自分でも少し驚いている。

 

職員、考「ふんふん、このルートは安全だったわけね。なるほど」

職員、合掌「頼む、調査隊の水先案内人に加わって、報酬ははずむから!」

 

 かなた はオフィスに人がいない理由を悟った、みんな面倒ごとから逃げたのか・・・

こんなときの処世術を親や師匠のいない かなたは一つづつ体験して覚えるしかない。かなたはまだまだ世間知らずだ。

 

 

急きょ手書きで作られた契約書に一通り目を通したらいつもの怪しい文字でサインをする。

違約金なし、オフィスの車両、火器、弾薬無料レンタル。ただし危険度不明で400G/日(相場の2倍)

 

間の悪いときにオフィスにいた寄せ集めハンターで臨時の調査隊が編成され街の周辺調査に向かう。

 

ちなみに運搬車護衛で一緒だった2人のハンターの姿は当然のように無い・・・

 

 

車両3台 護衛(偵察、徒歩)ハンター13人 総勢25人の調査隊が爆発があったであろう方角へ慎重に調査に向かう。

 かなた の装備は自前の砂漠装備一式にレンタル30mmグレネードと弾薬10発、サブアーム少々の調査隊の中ではかなりの軽装備だった。何かあったときは 古来より最も評価の高い兵法 を実行するつもりだ。

せっかくのレンタル無料で大量の火器、弾薬を所持するものも多い。

 

 

調査を始めてからしばらくして、街から少し東に寄った真南の方角2kmのところに信じられない規模の大クレーターを かなたが発見する。

 

そう離れていない距離での隊列を組んでの探索だが、何せこの世界の砂漠は視界が悪い。

 かなたは燃える正義感を持っているわけではないが前進をぐずる調査隊の中ではちょっとだけ前進していたためだった。

 

 かなた「す、すごい・・・」 

 

そこには直径100m 深さ30mの穴があった。

 

無線機は存在するがどうせ使えないので砂漠で装備するものは少ない。

連絡を取る手段が無いので、ビーコン杭を打ちながら来た道を合流地点まで戻るのが安全だろう。

 

それらしいポイントを発見した かなたは特に危険はなさそうだがそれでも何が起こるかわからない、クレーターのサイズがそんな気にさせる、一度戻るのにためらいは無い。

 

が、しかしクレーターの対岸側に何か見える。

 

 かなた「ん、なんだあれ?」

 

クレーターの淵に腹這いで双眼鏡を覗き込む。視界が悪い、ここからではよくわからない。

少し迷ったが脅威を感じる気配もしないので確認してみることにした。

少年は好奇心が旺盛だ。何より落ちてるものは見つけた人が所有権を主張できる!そんなルールがこの世界にはあった。

 

警戒しながらクレータの淵を進み目的の場所まで移動する。

 

 かなた「ん~?なんだろう・・・」

 

ほとんど埋もれていて、見えるのは金属のプレートと配管類。ここまで来ると子供は迷わない。

かなりの深さがあるクレーターの斜面を嬉々として降りていく。

 

 かなた「何がでるかな、何がでるかな?」

 

ここ掘れワンワン、まるで犬の穴掘りのような勢いで携帯シャベルでそこにある「何か」を掘り返す。

 

 かなた「おぉぉぉぉ!」

 

てってけて~♪ 出ました、くるま!

4輪ピックアップトラックタイプの車両が横転状態で埋まってた。

 




ハンターオフィスと一般のハンターってどう考えても大手と下請けな気がする。
間の悪いときにいたハンターオフィスにいると今回のような割を食う仕事の依頼をお願い(命令)されることがあるかも。

  相場の2倍 金を出すから命を預けろ!

だけど かなた君はこんちくしょー、いつか見返してやるー!的な感情はないことはないけど、ひどく希薄です。その他のMM主人公と同じように。
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