IS学園天文部-リメイク前-   作:山石 悠

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第四夜「黙って俺の話を聞け」

 授業が終わった。

 俺は思考の海に沈んでいたせいで、織斑先生に何度か叩かれたらしい。らしい、というのは俺の記憶にないからだ。後で聞いたのだが、クラスのみんなを始め、織斑先生すらもあり得ないものを見たような表情だったという。

 

「なあ、星矢」

「何だ?」

 

 早速、一夏と駄弁る。やっぱり、学校とはこういうものだ。

 

「さっき、何考えてたんだ?」

「さっきのか?」

 

 なぜ、そんなことを聞くのか分からない。というか、十中八九、野次馬根性だろう。もちろん、話すつもりはない。

 

「言うか。ここで言ったら、さっき言わなかった意味がねぇよ」

「あ、そっか。そうだよな」

 

 一つ分かった。こいつは、理論より先に感情で動くタイプ。考えるより動け、という人間だろう。もう少しだけ考えて行動した方がいいな、なんて思った。

 

「にしても、やっぱ多いな」

「何がだ?」

「視線だよ、視線」

 

 周囲を見渡せば、女子達がみんなこちらに注目していた。その姿は、皆既日食が起きると言われた時のような感じだ。じっと静かにこちらを見ている。

 

「パンダだよな」

「パンダ?」

「ああ、客寄せパンダ。……そう思わなかったか?」

「なるほど、そっちがあったか」

「そっちって、他になんかあるか?」

「皆既日食」

「……本当に、天文系が好きなんだな」

「親の影響。二人とも星好きなんだよ。おかげで、俺も姉さんも星好きになっちまった」

「星矢って名前もその影響か?」

「ああ、姉さんは夜空だし」

 

 俺は、そう言って姉さんのことを思い出した。姉さんは真紀子さんに憧れてIS工学を学ぶためにこの学校に入った。今は大学で、IS工学の続きを勉強していて、いつか真紀子さんと同じ職場で働くと言っていた。今も、忙しく充実した日々を送っていることだろう。

 

「姉さん、元気かなあ」

「……ああ、そうか。要人保護プログラムか」

「知ってるのか?」

「箒とはそれで別れたから」

 

 箒というのは、先の休み時間の時の理不尽系女子の名前だったと記憶している。幼馴染か何かなのだろうか?

 

「なあ、その箒さ「ちょっとよろしくて?」……よろしくないと言ったら、改めてくれるか?」

「まあ! なんですの、その返事は! わたくしに声をかけられたことが光栄だというのに、その態度はないのではなくて?」

「帰れ」

 

 あ、思わず言ってしまった。

 女尊男卑に限らず、自己中というかなんというか……こういう手合いは嫌いだ。きっと、このお嬢様女子は英国貴族とかその辺の人間だ、イメージ的に。

 案の定、お嬢様女子はその真っ白な肌を赤く染め上げた。うわー、照れてやがんのー(棒)。

 

「なんなんですのあなたは! あなたには人に接する礼儀もないのですか!」

「お前に言われたくねー。なあ、一夏?」

「え? あ、ああ?」

「あなたまで何を言ってるのですか!」

 

 いきなり振られたせいで生返事を返してきた一夏にも怒りの火を飛ばす。こうなったら、道連れだ。

 と、それが決まると、このお嬢様女子のことも気になる。

 

「……っていうか、どちら様? Who are you?」

「このわたくしを知らない? イギリスの代表候補生で、入学試験で一位だったこのわたくし、セシリア・オルコットを?」

「ちなみに聞こう。家は貴族か?」

「ええ、そうですわ!」

 

 すげえ、英国貴族のお嬢様だったよ、本当に。俺は心の中でハイテンションになっている。

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ」

「どうした?」

「質問ですか? 下々の問いに答えるのも貴族の務め。どんな問いでも答えますわ」

 

 じゃあ、スリーサイズを教えてください。

 ……とか、そんなことは言わないよ(震え声)。言ったら、多分殺される。英国貴族の権力をフルに使って、行方不明者リストの仲間入りさせてきそうだ。

 まあ、それはともかく一夏の疑問とはなんだろう?

 

「あのさ、代表候補生って何?」

「……一遍、死んだほうがよくないか?」

「いきなり何言ってんだよ!?」

「だって、何とかは死ななきゃ治らない、って言うし」

「俺は馬鹿じゃないから!」

 

 目の前の一夏(バカ)が周囲から残念なものを見る目で見られている。自業自得である。

 

「あ、あなた……本気で言ってますの?」

「ああ、もちろんだ」

 

 無駄にいい顔で言うので、ボディーに一発決めた。これくらいのツッコミは許されていいと思う。俺は、視線で一夏にそう言い訳した。

 

「なんなんですの? ここは、ろくに文明も発達していないのですか?」

「馬鹿言え、こいつが無知なだけだ。Japanの科学力なめるなよ」

「……無駄にいい発音の英語ですわね」

 

 ジャパンではない。Japanである。この二者は北斗七星と南斗六星くらい違う。

 まあ、英語をかじっているのは、天文学の最先端は未だ英語を使っているせいなのだが。というか、ISによって日本語が国際語になりはしたが、大体の学問は日本語を使っていない。

 

「発音はともかく、代表候補生とは、文字通り国家代表の候補になっている者達のことだ。国内選りすぐりのエリートが「そう、エリートなのですわ!」……もう帰っていいよ、オルコット嬢」

「なんですって!?」

「ま、まあ、落ち着けって」

 

 激昂したオルコット嬢を一夏が宥める。いや、もう本当に帰って欲しい。このどことなくギャグっぽい空気は好きだけど、面倒になってきた。

 

「本来、わたくしのような選ばれた人間と一緒にいられるなんて、幸運なことなのですのよ!」

「そうか、それはラッキーだ」

「ブハッ!」

 

 一夏が真顔でラッキーだと言うせいで、思わず吹き出してしまった。それを見たオルコット嬢は、珍しく叫ばずこめかみに怒りマークを浮かべた。

 

「…………馬鹿にしてますの?」

「お前が幸運だって言ったんだろ?」

「はぁ……ISを動かせる男と聞いていましたから、もう少し知性があると思っていましたのに」

「俺に何かを期待されても困るんだが」

「…………」

「ん? どうしたんだ星矢?」

「いや、お前が愚者なのか勇者なのか分からなくなってきたところだ」

「はあ?」

 

 言っていることが分からないとばかりに首を傾げる一夏。俺には、お前がそんなに平然としていられるのかが分からない。ここまで来ると、逆にすごいのではないかという錯覚に陥る。

 

「まあでも、わたくしは優秀ですから、むせび泣いて頼まれれば教えないこともなくってよ? 何と言っても、わたくしは入試で唯一、教官を倒したエリートなのですから」

「あれ、俺も倒したぞ?」

「今なら土下座だけで…………なんですって?」

「だから、俺も教官を倒したぞ」

 

 オルコット嬢は、聞き捨てならないことを聞いたようで、英国貴族にはふさわしくない形相で一夏を見てから俺を見た。俺は首を横に振る。勝てるわけがない。

 ……と、そこで思う。もしかすると、一夏って本当にものすごい奴なんではなかろうか? 現に、教官を倒しているのだから。すると、先ほどまでの平然とした態度はその強さゆえのもの?

 

「わ、わたくしだけと聞いていたのですが?」

「女子だけってオチじゃないか?」

 

 それはなんとも笑えない話だ。オルコット嬢は、とんだ勘違いレディーになってしまうということ。憐れだ。

 

「つまり、わたくしだけではない、と……?」

「いや、知らないけど」

 

 ヤバい。今、俺の中での一夏の扱いが変わりそうだ。今までの考えなしの馬鹿から、全てを敵としない勇者にランクアップしつつある。っていうか、こいつはどれだけ強いんだ?

 

「な、納得いき」♪キーンコーンカーンコーン♪「……ま、また来ますわ!」

「もう来んな!」

 

 ざわざわとした空気にまぎれるかと思ったが、完璧に聞こえていたらしい。すごくイラついた表情で睨まれた。美人の怒った顔は、普通に怖い。

 思わず顔を背けると、教室のドアが開いて織斑先生が入ってきた。それに気づいたメンバーは完全に静まる。残ったメンバーも、その空気に気づいてあっさりと黙りこんだ。

 

「それでは授業を始める。代表、挨拶…………と、そういえば決めていなかったな」

 

 独り言のようにそう漏らす織斑先生。代表……クラス委員か何かだろう。俺はパスだ。

 

「授業の前にクラス代表を決める。これは、生徒会会議や委員会の出席、校内大会の代表選手をする。要するに、クラス委員だと思えばいい。決まれば一年は変更がないからそのつもりで。自薦他薦は問わない。誰かいないか?」

「私は織斑君がいいと思いまーす」

「私は溝口君!」

「お、俺っ!?」

 

 織斑先生が自薦他薦のことを言った瞬間に、諦めていた。珍しい男子なのだ。こうなる運命だろう。しかし、やはり一夏には納得してもらえないようだ。というか、強いならいいじゃないか。

 

「さて、織斑と溝口が出たぞ。他にはいないか?」

 

 誰も何も言わない。俺はチラリとしゃしゃり出そうなオルコット嬢を見た。オルコット嬢は、どこか傲慢さを含んだ視線で周りをキョロキョロと見ている。誰かが自分の名前を上げるのを待っているのだろうか。

 ……なら、俺の行動は一つだ。

 

「オルコットさんがいいと思います(裏声)」

「そうですわ! ここはやはりわたくしが……」

 

 姉さんの声真似をしていた影響で、女子の声真似がばれないレベルに昇華されている。しかし、笑っている俺と目があったオルコット嬢はあの声の主に気づいたのだろう。悔しそうに俺を睨んだ。愉悦。

 

「オルコットか。他は?」

 

 今度こそ誰も声を上げない。織斑先生はそれを確認すると、しばらく逡巡してから口を開く。

 

「いないようだから、この三人から代表を選出する。今回は、織斑と溝口のデータ収集を兼ねて、ISの戦闘で決定する」

 

 その瞬間、クラス中から不満そうな空気が流れた。それもそうだろう。ISの戦闘となれば、オルコット嬢の勝利が濃厚だから。現にオルコット嬢は、勝利を確信した笑みを浮かべていた。

 

「やっぱり、男じゃ女に勝てるわけがないもんね」

 

 女子の誰かがそう呟いた。少しムカつく発言だが、空気を悪くしたりこれからの学校生活を灰色にするほどの価値はないと思うから、何も言わない。それに、こういう発言にいちいち反応していてはきりがない。今は、そういう世の中だ。

 

「ちょっと待ってくれ!」

「なんだ、織斑」

 

 一夏が勢いよく立ち上がる。その視線は、先ほどの発言をした女子に向いている。織斑先生も、少し不機嫌ながらも嬉しそうだ。どうしたというのだろう。

 

「なあ」

「な、何? 織斑君」

「男だからって、女より弱いなんておかしいだろ」

 

 一夏がそう言い放つ。先ほど俺が言わないと決めたことだ。それを平然と言える一夏が少しばかり羨ましい。

 一方女子達は、しばらく言葉を飲み込むのに時間を掛けたようだが、その意味を理解した途端に笑い出した。もう一度言おう。笑い出した。

 

「何言ってるの? もう、男が女より強かったの話だよ?」

「そうそう。いくらISが動かせるって言ってもねえ」

 

 これでもかというほどに、女性優位論の言葉が出てくる。射手座に心臓を狙われているさそり座的な居心地の悪さである。

 よくよく見ると、織斑先生も不快そうに顔を顰めている。厳格そうな織斑先生は、女尊男卑が嫌いなようだ。意外なような納得なような。

 一夏もさすがの量的言葉責めに困惑している。

 

 きっと、この場で負ければ、俺だって一夏の巻き添えを食らうだろう。なぜなら、彼女達が見下しているのは一夏ではなく男なのだから。

 自分のためにも、俺は一夏に助け舟を出した。

 

「ちょっといいか?」

 

 全員の視線が俺に集まり、教室中が静まる。教室中を見渡して、俺は慎重に言葉を出す。

 

「俺がオルコット嬢に勝つのは困難だろう。だって、相手は代表候補生だ」

「お、おい星矢! お前、そんなんで悔しくないのかよ!」

「黙って俺の話を聞け」

 

 今は珍しく星以外で真面目にやるのだ。黙っていて欲しい。俺の話を聞けよ、二分だけでいいから。

 

「俺はオルコット嬢には勝てないだろう。だが、だからと言って女……この場で言うなら、オルコット嬢以外のみんなだ……に勝てないわけじゃないと思う」

「何? 私達になら勝てるってこと?」

「可能性の話だ。世の女性みんなが俺より実力が高いのか? そうじゃないはずだ」

 

 例えばこの場のみんな。俺も含めみんな、実際にISを使ったことなど数える程、多くても数回しかないはずだ。数限りあるISにそうそう乗れるわけがない。

 

「なら、俺達の立場は同等じゃないのか? 女性が女尊男卑の口実にするISを、俺や一夏は使えるわけなんだし」

「そ、それは……」

「もう、ISが女性だけのものだっていう時代は終わったんだ。俺や一夏がいて、きっとこれからも増えるだろう。その内、数は同数……もしくは、生物学的に身体能力が高いとされている男の方が多くなると思うけど?」

 

 女尊男卑思想の連中が思想の根拠にしているIS。それがなくなれば、連中には理由が一切存在しなくなる。正直、どうしてここまで拡大したのかが不思議なのだ。

 

「だから、あんまり男だから勝てないとか、そういうのはやめてくれるか? さっき、俺がみんなに勝てるって言った時、ムカついたろ? 俺達だって、勝てるわけないなんて言われればムカつくんだ。嫌な気分になるんだ」

「ご、ごめん。溝口君、織斑君」

「理解してくれたら、それでいい」

 

 最初に言い出した女子は、状況に戸惑いつつも謝ってくれた。女尊男卑の思想があると言っても、あまり過激派ではないし、分かってくれたようだ。一部の女子からは嫌な視線を受けるが、大体は申し訳ない、という空気になり謝罪の言葉が聞こえてきた。

 一件落着。俺はそう息を吐き出したが、女子の誰かが「だけどさ」と俺を見る。

 

「オルコットさんとの勝負の件は、どうなるの?」

 

 それは、その、負けるだろう。一夏にはISがないから勝てないだろう。俺にはISがあっても実力がないから勝てない。結局、敗北は濃厚なままだ。というか、俺達の状況は変わらないのだから、どうあがいても勝つのは困難だろうに。

 

「そうですわね。ISにろくに乗ったことがないあなた達が私に勝つというのが無理な話なのですわ。なんなら、ハンデでもお付けしましょうか?」

「ハンデなんていらねえ、全力でこい!」

「……そうですか」

 

 オルコット嬢の提案を一夏が切って捨てた。結構、荒い言葉だったので怒ると思っていたのが、オルコット嬢は意外にも思案顔で言葉を返した。

 

「では、勝負は一週間後に。その時に、織斑と溝口の専用機が届くことになるからな。では、授業を始める!」

 

 俺と一夏の専用機発言で皆が騒ぎ出しそうだったが、織斑先生が一言で黙らせた。そして、授業が始まった。

 

 

 

 

 

 一日の授業が終了した。今日は、ISに関することばかりをしていたが、明日以降は普通の学校のような授業内容(国語、数学、世界史など)も入るようだ。

 そして、現在進行中の終礼には山田先生が来て、これからの学校生活について簡単な話をしてくれていた。

 

「ですから、部活動の加入は必須となっています。兼部は可能ですけど、部活によってはできないので気を付けてくださいね。入部届は今から配りはしますけど、なくした場合や兼部する場合には職員室にとりに来てください。届には、入部する部活の顧問と、担任か副担任の印鑑が必要ですよ」

 

 山田先生はそう言って入部届を配る。俺はすでに配られていた部活動一覧を見る。

 運動部は、ソフトボールやバレーボールといったメジャーなものから、ラクロスや新体操などマイナーなものも多い。そして、文化部に目を移せば、こちらはもっとすごい。華道部や茶道部はさすが女子高、なんて思うが、オカルト研や黒魔術同好会、恋愛同好会とか、どうして認可されたのかが分からないものもちらほら存在する。

 もちろんのことだが、俺は天文部に入ることにしている。顧問は…………山田先生だ。山田先生が星か。少し意外な気もするが、顧問なんて門外漢がなることだってあるから、そんなものだろうと納得した。

 

「それじゃあ、これで終礼も終わりにしますね。放課後は、部活動見学に行ってみてくださいね」

 

 挨拶をして終わる。みんなが荷物をまとめて、教室を出ていく。俺も荷物を全部片づけると、山田先生に印鑑をもらってこようと思って立ち上がった。

 その時、誰かが制服の裾を引っ張る。ふと後ろを見ると、そこにはいつぞやのゆるふわ女子がいた。

 

「あ、ゆるふわ女子」

「ゆるふわ女子じゃないよ~。私には、布仏本音という名前があるのだー!」

「その反応がゆるふわだと思う」

 

 ゆるふわ女子改め布仏嬢は、手の位置よりもさらに十センチほど長い袖を振り回して反抗した。袖が地味にあたるので、腕をつかんで止める。

 

「それで? 何か用か?」

「食堂でおやつをおごる約束忘れたの~」

「ああ、それか」

 

 そういえば、買収していたという事実を思い出す。

 ……こう言葉にすると、すごく怪しい感じがするな。いるか座のイラスト並みに怪しい。

 

「ほっしー、ちゃんと4000円分おごってね」

「大丈夫、問題な……って、400円だ。桁一つ増やすな!」

「う~、ほっしーのケチ」

「ケチなもんか。正当な契約だ」

 

 布仏嬢は意外に油断ならない、と心に書き留める。そして、これからやることを思い出した。

 入部届の提出。ホテルに行って明後日からの入寮の準備。布仏嬢との契約。……あ、後は真紀子さんに専用機について聞くこともしておこう。

 「ねえねえ、ほっしー」という布仏嬢を横目に優先順位を決めた。

 

「すまん。先に行っててくれないか? 少し用事があるから」

「一緒に行くよ?」

「否、いい。布仏嬢は、デザートを決めておきな」

「うん、分かったー。後、私のことは本音でいいよー」

「了解」

 

 元気よく返事した布仏嬢を送り出し、俺はすでにいなくなった山田先生を追って職員室に向かった。




星のネタ
・この二者は北斗七星と南斗六星くらい違う。
なんとなく似ていて、素人目にも違いが分かりそうなもの。そして、どうでもいい人には本当にどうでもよく、気になる人には本当に気になるもの。

・射手座に心臓を狙われているさそり座的な居心地の悪さである。
射手座の弓矢(これが南斗六星)の狙う場所はさそり座の心臓(アンタレス)。誰かにずっと心臓を狙われている。この居心地の悪さはものすごいことになるだろう。

・いるか座のイラスト並みに怪しい。
いるか座のイラストは、クジラ座と合わせて「本物じゃねえよコンビ」である。見ればわかるが、どう見たって化け物でしかない。リアルのイルカの方が遥かに可愛い。
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