ユーリ達と一緒に騎士団に連行されてしまった龍姫達は、ユーリ達と一緒に取り調べを受けていた。
机には龍姫が転生する以前のプラネテューヌの書類のようにタワーが出来ていて、いちいち、罪状を一個ずつ述べていた。
しばらくして、
「アレクセイ騎士団長閣下‼」
とアレクセイがクリティア族の女性と一緒に部屋に入って来て、ヨーデルの計らいでユーリの犯した罪を取り消したことを告げて、一緒に入ってきた女性が、ガルドが入った袋をユーリに渡そうとしたら、ユーリは断った。
これにより部屋から外に出るのであった。
「此処どこ?」
「此処は、ヘリオードだよ‼」
「それにしても、済まんかった、龍姫‼巻き込んじまって‼」
「仕方ないよ、ボクたちが勝手について来たわけだし」
どうやら、龍姫達は新興都市の「ヘリオード」に連行されたようで、ユーリは龍姫に巻き込んだことを謝罪した。
龍姫達は宿に泊まるため宿屋に向かったのだった。
「マスター‼どうやら、うずめさんのデバイスの反応がこの先にあるんですが、どうやら、どこかの建物内からの様です」
「ありがとう、イルミナル」
うずめの次元デバイス「サザンクロス」がどうやらこの先の街の方角から反応があったのだが、どうやらどこかの建物内のようで、正確な場所が割り出せなかったのだった。
仕方なく宿の受付で受付をして部屋を取ったのである。
そして、翌日の朝になったので、いつもの通りの戦闘服に着替えて、部屋を出て行ったら、広場の結界魔導器がいきなり光り出したので、リタがユーリ達の制止を振り切り結界魔導器に近付てしまったので、エステルがリタに近付てしまった。
龍姫達は只、見守るしか出来なく、光が収まったのだが、リタが気絶してしまい、宿屋に部屋を用意してもらった。
部屋でエステルがリタを治癒術を掛けて治していたら、逆に寝てしまい、リタが起きてしまった。
龍姫達は廊下で待っていたのだが、近くでカロルが壁にもたれて、落ち込んでいたのをユーリが励ましていたら、カロルはユーリに「一緒にギルドを作らない」と持ち掛けていた。
もちろんカロルは龍姫達にも持ち掛けてきたが、
「ごめん、ボクたちにはやらないといけないことがあるから、入れないんだ」
「そう、仕方ないよね、ごめん、無理言って」
龍姫達はいつかはゲイムギョウ界に帰らなければいけない上に女神のため不老長寿で歳を取ることが出来ないことを誤魔化した。
いきなり物凄い物音が部屋から聞えてきたので、龍姫達は部屋へ行ってみると、ユーリとリタがあの竜使いとやり合っていたのだが、しばらくして、どこかへ行ってしまったのだった。