***
『大丈夫よ、ネオラ』
物心ついたころ、すでに父はいなかった。
母に聞いても、幼い私には教えてくれなかった。
母は私を抱きしめてくれた。
『お母さんがずっと一緒にいてあげるから』
母は元ハンターだったと後々知らされた。
強かったとも聞いた。
『だから大丈夫よ、ネオラ』
母は凶暴竜に殺された。
助けに来たギルドのハンターに凶暴竜は狩猟された。
村人たちは泣いてハンターたちに感謝した。
――私は一人になった。
『汚いクソガキが』
一人になった私を祖父が引き取った。
祖父から、愛情と言うものを感じたことはなかった。
私の父。
跡取りの息子が当時ハンターだった母と駆け落ち同然で祖父のもとを離れたということは後々知った。
愛情を注がれることはなかった。
そんな祖父は忽然と私を置いて消息を絶った。
ある日、十二回目の冬のことだった。
理由は今でもわからない。
わかっていたことは、手元に冬越しの僅かな貯えと「天廻刀」だけが残っているという事実だけ。
――私はまた一人になった。
『いや、助かりました。さすがは、ギルドのハンターさんだ。こんなに早くあの迅竜を狩猟できるなんて。村人共々被害にあって怯えていたのですがこれで一安心ですわ。いや本当にありがとうございました』
ハンターになった。
居場所が欲しかった。
自分が必要とされる理由が欲しかった。
ハンターになれば、人助けをすれば、被害を防げば、村を救えば、強くあれば、名声があれば。
そうすればもう一人ではなくなるのではないか、またあの幼き日のぬくもりに触れることができるのではないかそう思ったから。
『ご苦労様です、ネオラント様。こちらが今回の迅竜狩猟の報酬です』
それらの私の努力は全て無機質でただただ冷たいだけの硬貨へと換金された。
努力も、痛みも、犠牲も、思いも、願いも、心からの叫びも、全て血の通わぬ温もりの欠片もない現金へと化けた。
いくら望んだところで回数を重ねたところで手の中に残るのはそんなつまらぬ物だけ。
いつしか暗い己の家には大量の硬貨が転がっていた。
それはまるで己の寂しさを無理やり埋めるかのように。
ただ誰かに必要とされたい。
こんな冷たい物を必要としない、暖かい繋がりが欲しい。
ただぞれだけなのに。
――私はまた一人になっていた。
『あなたの代役なんていくらでもいるんですから』
あの少女の言う通りだった。
私の存在なんてものはその一言で説明できてしまうような簡単なもでしかなかった。
私は……。
――私は結局最後まで一人で朽ち果てるのだろう。
そう思っていた。
『ヒャッハァァァ!! 女ハンター!! お前の邪魔をしに来たぜぇ!!』
あの男は言った。
『お前の努力はこの俺の手によってすべて台無しにされるのだぁ!!』
あの黒煙が昇る先にいる男は確かにそう言った。
なぜかその言葉が頭から離れない。
もしかしたら自分自身期待していたのかもしれない。
今目の前にいるあの男に期待していたのかもしれない。
地に伏せる黒蝕竜を背に満面の笑みで手を振っているあの男に。
今まで私が築き上げてきた努力をすべて水泡に帰すような。
そんな『もしかして』を……。
***
渓流の森の一角。
黒煙が天に尾を引く爆心地。
その地にて男はネオラントの姿を目視で確認するや否や体全体を使い力いっぱいに手を振りはじめた。
必死の形相で駆け付けた彼女はその異様な光景を前に呆然としていた。
「ちょっと聞いて聞いて!! 俺何もしてないのに金箔顔グロさん、自分で発生させた鱗粉粉塵爆発に巻き込まれて自爆しやがったんですがwww マジでウケるんですけどwww」
そう言いながら小走りでネオラントに近づいていく男。
耳に入っているのか、入っていないのかネオラントがその言葉に反応を示すことはなかった。
「……?」
男はその彼女の反応の薄さに疑問を持ち顔色を窺うように覗き込んだ。
その刹那。
――……!!
そんな衝撃が男の腹部に突き刺さった。
恐る恐る己の腹部に視線を落とす男。
その視界の先にあったのは見たことのない見覚えのあるあの『太刀』。
『天廻刀』だった。
「……かはっ」
男の口からそんな声が漏れる。
「て……てめぇ、何のつもりだ」
男の腹部に突き刺さっている天廻刀の刀身は鞘により覆われていた。
つまりそれはただの『当身』である。
『水月』
あまりの痛みにその場に蹲る。
不意に男の目の端にあるものが映る。
ネオラントの脚。
遠心力によって加速した彼女の脚が男の体を真横に薙ぎ跳ばした。
それは彼女の鍛えられた足から繰り出された『まわし蹴り』。
『電光』
受け身も取れず倒れこんだ。
「ッ……!!」
二度による腹部への打撃に呼吸すらままならない。
地に伏せ痛みにもだえ苦しむ男。
その男の頭部をまたしても天廻刀を使い地面へと抑えつけるネオラント。
『霞』
無慈悲に押し込んだ。
「…………――!!」
男の目に電流が走る。
「――がぁぁぁぁ!?」
轟く叫び声。
その声は虚しくも黒煙の晴れた青空へ飲み込まれた。
『当身』
彼女のしたことはすべて当身である。
『水月』
『電光』
『霞』
ただしこれらは人体における『急所』。
これらの行動はもう言い訳のしようのない彼女。
『ネオラント=ラゴアからの攻撃』だった。
ぐったりと倒れこむ男の上体を無理やり起こし上げるネオラント。
背後からまるで抱き上げるように天廻刀を男の『首』めがけ……。
――締め上げた。
首部急所。
『秘中』
「……て、てめぇ!! ボケに対するツッコミの仕方も知らねぇのか……!!」
男は音が出らんばかりに歯を噛みしめ苦痛に顔を歪めながらもそんな言葉でおどけ始めた。
それはただのやせ我慢。
鳩尾を突き抜かれ。
右脾腹を蹴り飛ばされ。
蟀谷(こめかみ)を打ち付けられ。
気道をつぶされている男の精一杯の虚勢。
そんな言葉にも耳を貸す気はないと言わんばかりに締め上げる力を徐々に込めるネオラント。
男は思考を巡らせる。
この状況を打破するために?
いや。
『彼女がなぜこんな行動に出ているのか』
に対して。
狂竜症?
黒蝕竜が出す鱗粉により狂暴化し錯乱状態に陥った?
だがそれにしては彼女の攻撃は的確に急所を狙っていた。
そんなこと理性を失った状態でできるはずがない。
では男が使用した薬品。
ムッシモールの後遺症?
ムッシモールには確かに催眠作用がある。
だが彼女が狙った急所はすべて『人間の急所』。
つまり彼女は相手が『人間だと理解したうえで攻撃している』ということ。
後遺症でもない。
では一体なぜ彼女はこのような行動に出ているのだ。
男は途切れかけの意識の中で思い出していた。
あの洞窟で会った時と今現在の彼女との違いを。
そして決定的に違う点があるということに気がつく。
傷だらけだった彼女の体に『なかったはずの傷ができている』ことに。
彼女の左太腿に『ナイフが刺さってできた傷』があるということに。
男はここまでの様々な違和感を頭の中で繋ぎ合わせ始めた。
『彼女との今までのやり取り』
『記録用のはずのギルドノートに記されていたまるで報告書のような文章』
『黒蝕竜の生死の確認よりも己への攻撃を優先しなおかつ殺傷力の低い方法で急所を狙っている現状』
――そしてナイフ傷が物語っている、この場にいない『第三者の存在』。
そのさまざまな要因から男は……。
――一つの答えを導き出した。
「……そうか女ハンター」
それは根本的なこと。
その一点のみの理由で彼女は彼女自身をこんな行動に駆り立てた。
「……お……まえ」
薄れゆく意識の中、男はその答えを口にした。
「『――しゃべれないのか……』」
その言葉を最後に男は意識を手放していった。
***
『力が欲しかった』
誰にも負けない力が欲しかった。
誰にも馬鹿にされない圧倒的な力が。
力さえあればこの世界において不可能なことはないのだから。
「本当にいいの? すべてを犠牲にすることになるわよ」
師匠は俺のことを気にかけてくれた。
当時の俺には犠牲にして後悔するものなどなかった。
今では愚かだったと思う。
若かったのだとも思う。
そう思えるほどに俺も成長したのだろう。
今の俺には大事なものが増えすぎた。
そのことに関しては微笑ましく思う。
「別に構わない。力こそが正義。師匠、あんたが俺に教えてくれたことだ」
そう言った俺に師匠は少し悲しそうな顔をしたことを今でもよく覚えている。
「そう。それなら私はもう止めることはしないわ。あなた自身が決めたことだもの。いくら師匠だからって出しゃばっていいことではないわね」
あの時の師匠の気持ちを察するべきだったのだと思う。
そんな感受性が当時の俺にあればあんな悲劇は起きなかったかもしれないのに。
俺は本当の意味ですべてを失わずに済んだかもしれないのに。
「あなたが今から向かう場所はとても過酷な場所よ。そこで人格が崩壊した人を私は何人も見てきた。帰ってきた人の中にはまるで別人のように変わり果てた人もいたわ。だから……これだけは約束して」
あの時、師匠は俺に何と言ったのだろう。
いつもその部分にノイズが入り思い出せない。
それはまるで抜け落ちてしまったかのように。
なぜ今頃こんなことを思い出すのだろう。
後悔しているのだろうか。
後悔はしている。
愚かだったと、やり直したいと。
何度だってそんな気持ちに苛まれて生きてきたのだから。
だがいくら悔いたところであのころ失ったものは返ってこない。
決して返ってこない。
「じゃあ、師匠」
やめろ。
行くな。
「行ってくるよ……」
頼む。
頼むから行かないでくれ。
「――『ガチムチマッチョ協会』へ」
行くなぁぁぁぁぁ!!
***
「……――!!」
俺は悪夢から飛び起きた。
全身から汗が噴き出しており気持ちが悪かった。
まあ、うん……そっかぁ。
「なんだろ……。この気絶するたびに黒歴史一つ思い出すの本当どうにかならないかな……」
あのころ失ったものは決して返ってこない。
主に貞操とか。
「もう……死のうかなぁ」
俺がポツリとそうつぶやくと予想外の声が聞こえてきた。
「せっかく無事帰ってこれたのに滅多なこと言うもんじゃにゃいにゃよ、ご主人」
その声のするほうを見る。
そこにはフリフリなフリルに身を包んだまるでお姫様のような恰好をしたタマの変わり果てた姿があった。
「あらやだタマさんじゃない。元気?」
俺はあっけらかんと片手を上げながらあいさつした。
「こんな格好させられて元気に見えるのかにゃ?」
「……」
言葉に詰まってしまった。
なんかごめん。
やっぱりタマさん、師匠におもちゃにされたのね。
「なるほど。見覚えがある場所だと思ったらそうか、ここニューハーフの船室か……」
話題を逸らすように周りを見渡す。
俺の師匠の飛行船「ニュ-ハーフ」。
船内の一室。
そのベッドの上。
「……っ!!」
突然の横腹の痛みに顔をこわばらせてしまった。
あの女ハンターに蹴られた横腹だ。
「うぉぉぉ……。痛てぇ」
「内臓は大丈夫らしいにゃ。だけど、しばらくは安静にしとかなきゃならないらしけどにゃ」
――まったくそんな体ににゃるまで一体何をやってたのにゃ。
そんなふうにあきれ顔で質問してくるタマ。
「なんだ心配してくれるのか? 正直恨み言の一つ二つ言われる覚悟だったんだけどな」
「そのつもりだったけどにゃ。そんな傷だらけの状態で帰ってこられたら言うに言えないにゃよ」
つまり本当に心配させてしまっていたらしい。
「渓流で黒蝕竜が暴れているらしいし、結構大騒ぎになったにゃよ。師匠さんの部下がご主人を『洞窟』で見つけるまで。一体あんなところで何をしてたのにゃ……」
洞窟……?
森の中では無くて?
「いやぁ。俺好みの超べっぴんなネェちゃんがいたからずっと尻を追いかけてたんだよ」
「それで……?」
「ネェちゃんじゃなくてただのラージャンだった……」
「本当に何してるのにゃこの馬鹿ご主人は……」
俺は洞窟で見つかった。
洞窟とは十中八九あの女ハンターを見つけたあの洞窟のことだろう。
俺を気絶させた後、俺をあの場所に運んだ。
なんのために?
そんなこと決まっている。
『俺を謎の第三者から逃がすために』
女ハンターの左太腿に刺さっていた投げナイフ。
モンスターが投げナイフなんてものを使うわけがない。
つまりあの場所に俺が来る前に『誰かがいた』という証拠だ。
そして、その人物は少なくとも女ハンターを邪魔もしくは排除したい人物。
頭や急所ではなく足を狙ったのはそうしなければならない理由があったのか、もしくは『楽しむため』にそうしたのかのどちらか。
目的はわからない。
理由があっての行動なのか、はたまたただの快楽のためか。
ただ、もしもその第三者の目的がゴア・マガラだった場合。
俺が鱗粉粉塵爆発を利用したあの大爆発。
第三者もその爆発の際『近くにいた可能性が高い』。
爆発に気が付きあの場所に向かっていた場合、俺と鉢合わせしていた可能性があった。
本当に第三者の目的がゴア・マガラの死骸だった場合、あの場にいた俺は邪魔な存在。
ゴア・マガラの生存が目的だった場合、ゴア・マガラを倒した俺は目的阻害をした張本人。
どっちにしても俺はその第三者にとって心中穏やかになれる相手ではなかったはずだ。
そんな人物と鉢合わせしていたら俺は……。
――殺されていたかもしれない。
あの時女ハンターがいきなり襲いかかり気絶させたのは速やかに俺を『あの場から遠ざけるため』だったのだろう。
不意にタマが俺の顔を覗き込んできた。
「どうしたのにゃご主人? ボーと考え込んで。まだ痛むのかにゃ?」
「うん? いや腹減ったなぁと思ってな。タマさん、何か食べ物とってきてちょ」
俺は満面の笑みを作りながらタマにそうお願いをした。
――はい、はい。
と言ってタマは部屋を出て行った。
ドアが閉まるまで笑みを作り続けた。
「…………」
彼女。
あの女ハンターは喋れない。
初めて会った時も。
あの洞窟でも。
自分が窮地に立たされているときでさえ。
彼女は一言も言葉を発していない。
助けも呼べず今まで孤独で戦ってきたのかもしれない。
あのハンターノートも喋れない彼女が意思伝達のために事細かに記していたのだろう。
喋れない彼女は説明する手段がないあの場面で時間を省くためにあのような蛮行に出た。
そしてそのあと俺を洞窟へと運んだ。
俺を助けるために。
そう考えればすべて説明がつく。
「はぁ……だからってここまでするかねぇ」
あいつ脳みそまで筋肉でできてるんじゃないだろうか。
自分の横腹を摩りながらそうつぶやく。
俺を運んだあと彼女はどうしたのだろうか。
目的である黒蝕竜をもう追う必要はないのだからひとまずはこれで帰れるはずだが……。
その時俺は一つの違和感を感じた。
それはタマが口にした何気ない一言。
『渓流で黒蝕竜が暴れているらしいし、結構大騒ぎになったにゃよ』
まて。
タマのやつ何と言っていた?
暴れているらしい?
それは進行形な言い方だ。
俺を探すために渓流は師匠の関係者に捜索されたはず。
だったら。
だったらなぜ『黒蝕竜の死骸が発見されていない』?
見つかっているならばあんな言い方はしないはず。
あんな大きなものがが見つからないわけがない。
あの言い方ではまるで『生きているような言い方』ではないか。
「いや生きているようなどころじゃない。まるで――」
死亡説すら上がっていないような言い方。
前例は確かにある。
狩猟したはずのゴア・マガラが『天廻竜シャガル・マガラ』になったという歴史が確かに存在する。
生きているだけで生態系に災厄をもたらす飛竜。
生きとし生きるものと決して相容れぬ存在。
帰る場所を失いさまよう亡者。
『黒蝕竜 ゴア・マガラ』
生きているのか死んでいるのか。
死体が見つからない以上死んでいるということはない。
と言えるのだろうか。
黒蝕竜を大金の山とみることはいくらでも可能だ。
あいつの言う通り。
『この時代はモンスターだって金になる時代なのだから』
不意に目の端にあるものがとまる。
俺の所持品が一つにまとめられた山の中。
その中から俺の持ち物ではない『手帳』を見つけた。
ハンターノート。
彼女の所持品。
俺が持っていることに気づかずそのままにしてしまったのだろうか。
そんなことを考えながらページをめくった。
がそんな考えはすぐに否定された。
「かえりたい」
そう書かれていたはずのページが破り取られていた。
そしてその代わりに新しく文字が書き込まれていた。
『ありがとう』
とだけ。
なぜ彼女はこのノートを置いて行ったのだろう。
ハンターの証であるこの証明をなぜ持って行かなかったのだろう。
そんなこと、俺にとってはどうでもいいことだった。
「なにが『ありがとう』だ……ふざけるな」
俺の中にあったのはそんな確かな憤怒。
「あの野郎……!!」
俺は叫んだ。
聞こえるはずのない彼女。
様々な理不尽を背負い続け、この期に及んでまだ『一人』を選んだ彼女に向かって。
純粋な怒りを込めて。
俺の本当の気持ちを乗せて。
「俺の『おやつ』返せよぉぉぉ!!」
と地上からはるか彼方の飛行艇から誠心誠意、精一杯に……。
ご主人は基本的に馬鹿だから仕方ない。
***
第三章完!!
はい。
というわけで。
これにて第三章は終わりです。
二章に比べると大分短いですけど案外これくらいがちょうどいいのかもしれないですね。
よくわかりませんけど。
さてさて今回私が力を注いだのは「叙述トリック」ですが。
きちんとできていたでしょうか?
主に「ネオラント」が喋れないという伏線を隠していたのですが気が付いた人はいるのでしょうか?
いろんなところに伏線隠してありますし、実は謎の少女こと「シルバニア」もネオラントが喋れないということをきちんと口にしているのですけどね。
気が付かなかった人は探してみてください(露骨なUA稼ぎ乙)
伏線を探しつつ読み直せるのがミステリーの醍醐味。
一応ミステリーをうたっている当作品「モンハン商人の日常」ではありますが。
ようやくミステリーらしい謎が出てきました。
死んでいるより生きているほうが金になる黒蝕竜こと「ゴア・マガラ」の生死。
ゴア・マガラを利用した金策に巻き込まれ殺されかけ、ゴア・マガラを倒した人物を知るハンター「ネオラント」。
ゴア・マガラを倒した張本人であり、金策事情を全く知らず首を突っ込んだ部外者「ご主人」。
そしてゴア・マガラを生かすために暗躍していたが己の失態によりゴア・マガラの生死が不明と化し、立場が崖っぷちに陥ったギルド関係者「シルバニア」。
ハンター、商人、ギルド。
この三者の主軸にあるのは黒蝕竜という一匹のモンスターの生死。
モンスターハンターの世界を一つの箱に例えた......。
シュレーディンガーの思考実験。
『シュレディンガーの猫』の完成です。
(本作での「シュレディンガーの猫」の解釈は感想で質問があったため感想欄の方に記載されております。参考までに目を通していただければ幸いです)
そしてご主人たちが次に向かう場所。
『狂竜ウイルス研究所』
さてさて。
何が起きるんですかねぇ?
何も起きないわけがないですねぇ。
というわけで長くなりましたが『モンハン×商業ミステリー×謎解き』
モンハン商人の日常!!
第三章をもちまして!!
『前座』は終了です。
ではでは、また逢う日まで( ゚Д゚)ふぅぅぅ