真剣な乙女と黄色い閃光 凍結中   作:銀色の空

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第1章 東西交流戦
06話「波風ミナト押していくぜぇぇぇ!!!!」byミナト


 

今、東の川神学園、西の天神館がお互いの力を試すべくぶつかり合っていた

 

 

 

「どうやら押され始めているな」

 

「ええ、西方十勇士の方々ですね」

 

この二人は川神学園2学年軍師として任命された、直江大和と葵冬馬が戦場を見下ろしながら自分たちの不甲斐なさに苦虫を噛む

 

「ああ、これといった事があればな」

 

「ええ、決定力があればいいんですが」

 

大和と冬馬が言葉を交わす

 

 

 

すると、

 

「フハハハッ、直江大和!そしてわが友、冬馬!安心せよ我に作戦がある!!」

 

「おいおい、大将がこんな前線まで行くんじゃねぇよ。お前に何かあったらあのメイドに殺されるんだからな」

 

「そうだぞぉ~、あずみに怒られるんだからなぁ~」

 

今、現れたのはこの2学年の大将九鬼英雄とその護衛の井上準と波風小雪だった

 

「おや、英雄?何故あなたがここに?」

 

「何故やら波風小雪がここに来た方がいいと言ってな」

 

「うぇ~い」

 

「ったく、今日のメイドといいユキといいなんかおかしいぜ。あのメイドが「英雄様をまかせる」と言ったときは耳がおかしくなったのかと思ったぜ。なあ、英雄?」

 

「うむ、あのあずみが我の護衛より優遇することがあることに我も驚いておる」

 

「・・・・」

 

冬馬と英雄と準が会話を続ける中小雪はある一点に目を向ける

 

 

「ユキ?」

 

「ん?どうしたんだユキ?」

 

付き合いがそれなりに長い冬馬と準が小雪の変化に気づく

 

「あはっ♪」

 

小雪の顔が緩みある一点を見つめる

 

「も~、来るの遅いよ」

 

 

すると、どこからか風が吹き始める

 

 

 

「みんな、ちゃんと見ていてね?一瞬だから」

 

「「「「?」」」」

 

周りのみなが?を浮かべる

 

 

そのときの小雪の顔は冬馬も準も見たことがないとても綺麗な笑顔を浮かべていた

 

 

 

 

 

 

 

そのころ工場裏では、壮絶な戦いが始まっていた

 

 

 

「風遁・真空連波!」

 

口から複数のカマイタチを吹く

 

「・・・甘い」

 

そのカマイタチを華麗に避けながら、クナイを投つける

 

「くっ!」

 

あずみは自分の小刀でクナイを弾きながら後退する

 

「まさか、もう完全に写輪眼を開眼しているとは、なぁ、鉢屋?」

 

「・・・・俺も遊んでいた訳ではないからな、あずみ」

 

「けっ!それは、ご苦労なことだ」

 

「・・・・お前は使わないのか?『あれ』を」

 

「・・・・」

 

鉢屋の問いにあずみは無言で答える

 

「・・・そうか」

 

そう言って、二人は構え始める

 

 

そして2人が同時に動き始める

 

 

 

先に仕掛けたのは鉢屋だった

 

「風遁・真空連波!」

 

「!?」

 

今、鉢屋が放った技は先ほどあずみが放った技だった

 

 

「ぐっ!」

 

あずみはカマイタチにかすりながらも避けていく

 

 

「やっぱり、その目は反則だよな」

 

「・・・俺の目に捉えられないものはない」

 

「そうかい」

 

すると、どこからか風が吹き始める

 

「っ!?・・・・そうか、このタイミングかよ」

 

「?」

 

その風が吹きあずみは何かに気づいたのか小声で喋る

 

「おめぇの目でも見えないものがあるんだろ。・・・・一瞬だぜ?黄色い閃光わ」

 

「っ!?まさか!?」

 

「おっ、気づいたようだな。

・・・お願いしますよ?火影様」

 

 

 

 

戦場のとある場所では、

敵の大将である石田三郎、そして同じ西方十勇士であり石田の側近島右近がいた

 

 

「御大将、現在完全にこちらの軍が圧倒しております。西方十勇士を中心に各所で

多くの敵を撃破。質においても、数においてもこちらが大きく上回っていると

いう現状ですな。」

 

「所詮東など俺たちの敵ではなかったということか。」

 

「大友も変わらず国崩しで多くの兵を沈めているようだし、先ほど長宗我部も

出て行った。風は今我々に吹いていますぞ。」

 

「ふん・・・しかし、ここまで東の連中が弱いとは思わなかったぞ」

 

「ええ、しかし何というか」

 

「ん?どうした島?」

 

「いえ、何というか、いやな気配がするのです」

 

「いやな気配?」

 

「はっ、気のせいであればいいのですが・・・・」

 

 

その言葉は、闇の中に消えていったのだった

 

 

 

 

 

 

そのころ、どこかのビルの頂上では一つの人影が金色の髪を靡かせながら立っていた

 

「おぉ~、すごい派手だねぇ」

 

その男は戦場を見て呟いた

 

「んじゃ、俺もこの戦いに参戦しますか」

 

立ち上がりストレッチを始める

 

「じゃあ、行きますか。『影分身の術!』」

 

印を結ぶと煙が上がり、煙が晴れると3人の同じ顔が現れた

 

 

「波風ミナト押していくぜぇぇぇ!!!!」

 

 

今、川神に新しい風が吹き始める・・・・

 

黄色の閃光を残して・・・

 

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