「報告します!尼子部隊が全滅した模様!」
「なにっ!?」
「こちらも報告!宇喜多、長宗我部も敗退」
「なんとっ!?」
「またまた、報告します!大友、毛利も敗退しました!」
「えぇい!何が起こっている!!」
「そ、それが・・・」
時は数分前
「おれのあまごたいを止めてみろ!」
と西方十勇士の一人尼子晴が川神生徒らを次々に倒していく
「どうした!ひがしの武士たちよ!こんなものか!?」
「くっ、あの部隊の動き相当訓練されている」
この場を任されているクリスティアーネ・フリードリヒ通称クリスは自分の部隊相手でも止まらない相手に苦戦を虐げられていた。
そして、遂に部隊はクリス1人を残し全滅
そのクリスは、肩で息をしており明らかにこちらが不利だった
だが、クリスの目はけして諦めてはいなかった
「これほどまでに、ひがしの武士はよわいのか。なんばんじんつぎはおまえだ!」
かぎ爪でクリスに向け声を放つ
だが、
「大和が自分にここを任せると言ったんだ。ここは、通さない!」
クリスは自分の正義感からか一歩も後退しなかった
「ならば、おしとうる!」
その掛け声とともに四方八方から敵が襲いかかる
「(ここは、自分を犠牲にしてもっ!!)」
そして、両者がぶつかり合う
だが、
「だめでしょー、女の子を大勢で囲んじゃ」
どこからともなく聞こえた声
その瞬間、クリスの横に黄色い閃光が走った
すると、
「ぎゃあああ!!!」
「ぐあああああ!!」
尼子隊の隊員達が吹き飛ぶ
その間も黄色い閃光は消えない
その、閃光にクリスは目を奪われていた
そして、あっという間に、尼子晴一人となってしまった
「な、なんだと!おれのじまんのあまごたいが」
「わりぃね、女の子は大切にって師匠に教えられてるからさ~」
「くっ!」
尼子はかぎ爪を構え敵の懐に潜り込む
「ごめんな、負けられんのよ」
それが、尼子晴の聞いた最後の言葉だった。
「んで、お嬢さん大丈夫か?」
「っ!?あ、ああ、足を少し怪我をしたが問題ない」
「ん、じゃあ、本陣まで送ろうか?」
「いや、いい。自分は騎士だ。そこまで手を借りるわけにはいかない」
クリスのプライドがそれを許さなかった
「フフッ、そうかい、じゃあ本陣にいる波風小雪に伝言を頼めるか?」
「それぐらいなら、お安い御用だ」
「じゃあ、『前線は任せろ、お前は本陣を守れ』って伝えといて」
そして後ろを向き前線に向かうため足を進めた
「いや、まて!お前一人で行くつもりか!?」
「そうだけど?」
「危険だ!自分も一緒に!っくぅ!!」
クリスは1人では無謀だと思い自分も一緒にと足を進めるがいかんせん先ほどの戦闘で足を負傷したらしく、前に倒れこんでしまう
「おっと」
だが、地面に着く前に抱きとめ再びたたせる
「くっ!?じ、自分も」
「はぁー、今のお前がいても邪魔なだけだ。お前はお前のできることをしろ」
「し、しかし!」
「それに」
クリスの頭に手を置き優しく髪をなでる
「騎士だろうが、なんだろうがお前は女の子なんだからよ。こういう時ぐらい男らしくカッコつけさせてくれよ」
「な、ななな!!!」
クリスは顔を真っ赤にしながらその男を見つめた
そして、クリスの頭から手を離し再び後ろを向き歩き始めた
「ん、じゃあ行ってくるわ」
「ま、まて!最後にお前の名前は何と言う!!」
クリスは手を伸ばし男の名前を聞く
それを聞いた男は数秒ぽかんとしており、そしてすぐに顔を笑顔に戻し言い放った
「木の葉隠れが忍び4代目火影波風ミナトだ」
その言葉を言い残しミナトは再び闇へと消えていった
その場に残ったのは、黄色い閃光と
「波風、ミナト」
顔を真っ赤にさせミナトの名前を小声で連呼する。恋する乙女だけだった。
はい、1人目のフラグゲット!
これからも、ミナトのフラグを建てていきましょ