お気に入りが400件突破しました。ありがとうございます。
先日友人とカラオケに行ったのですが、90点の壁を超えられません。89点はいけるのに……やっぱり歌のうまさってやつですかね。
雑談終わり
さて、今回から新章ということで、気持ちも新たに頑張っていきたいと思います。
ではでは、本編へどうぞ<(_ _)>
#15
「兄さん、早く!」
「分かっている」
結論から言えば、大遅刻だ。現在時刻は10時50分、とっくに入学式も終わっているだろう。別にどうでもいいのだが。
「全く……父さんの優柔不断め!2日間も考えて今朝やっと決定するんだから……。兄さん、歩いてないで走ってくれ」
「別に俺はいくら遅れようが関係ない。そもそもこんな場所に俺がいる意味などない」
「仕方ないだろ……、兄さんISを動かしたんだから。あ、教室あそこかな?」
俺達がこの学園、IS学園に入学することになった理由、それは二日前に遡る。
「……一夏、これは一体どういうことだ?」
更識家の中央付近にある会議室、そこに俺達は集められた。刀奈や簪だけでなく、綾乃や家臣達も集まっていた。
「どうして男であるお前がISを……」
「知らん。触れたら動いた、それだけだ」
重國の質問に答える。
「ご、ごめんなさい……。私が、その、一夏にISを触らせたから……」
刀奈がおずおず、と手を上げる。
「いや、いいんだ刀奈。……しかし、どうしたものか」
重國と他の家臣達が首をひねる。ISを動かしたからといって何をそこまで考える必要がある。
「ううむ……、一夏とマドカをIS学園に転入させるか……」
「……何だと?」
IS学園……、誰があのような場所に行くか。
「却下だ。俺は学園に行く気はない」
「何故だ?」
「分かりきったことだ。俺はISが嫌いだからだ」
「兄さん……」
場の空気が静まり返る。すると、重國が口を開いた。
「少し考えさせてくれ、結論はしばらくしてから出す」
そう言うと重國は奥へと入っていき、これによって会議は解散となった。
その日の夜
「一夏、一夏!」
「なんだ、騒々しい」
俺の部屋に簪が飛び込んできた。
「いいからテレビつけて!」
言うが早いが、簪は俺の手からリモコンをひったくりテレビをつけた。そこには
『ご覧ください!この方が男で唯一ISを動かした織斑春十さんです!』
あの屑が写っていた。
「こいつって一夏の……」
『織斑春十さんはあのブリュンヒルデの織斑千冬さんの弟なんだそうです。やはり姉弟間の特別な力が関係を……』
「そうか」
「え?」
学園に行くのは甚だ不本意だが、俺にとってはメリットがある。
「……致し方ない、か」
「え?え??」
簪は最後まで首をかしげていた。
二日後、重國が自分の考えを告げた。
「遅くなってすまん、とにかく、時間がないから結論だけ述べる。私は、お前たちにIS学園に行ってほしい」
「私はいいのだが……兄さんが」
「異論はない」「「!?」」
「う、うむ!それならば問題はない、今日からすぐにIS学園に通ってくれ!」
「あらあら、重國さんも無理難題を。もうこんな時間なのに」
見れば時刻は9時20分、もはや間に合わない。
「何とか間に合わせる!」
そして、現在
「あっ、あなた達が転入生ですか?」
教室の前で、背が低く眼鏡をかけた女が話しかけてきた。
「私は山田真耶、あなた達の副担任です。えーと、更識一夏君と更識マドカさん、ですよね?」
「ええ……」
「はぁ~、良かった!もう今日は来ないのかと思いましたよ、これで怒られずに済みます……」
途端に安堵の表情を浮かべる山田真耶。そこまで担任が恐ろしいか。
「じゃあ、とにかく教室に入ってください、みんな待ってたんですよ?」
「は、はい……行こうか、兄さん」
「そうだな」
ガラリ、と扉を開け入った瞬間、
バキィィィィイン!!
俺の頭の衝撃と共に妙な粉砕音が聞こえた。
「……兄さん?」
「ようやく来たか、更識兄妹」
そこにいたのは、
「む、出席簿が壊れたか……まあいい」
(織斑千冬……ッ!)
俺の最も嫌いな人間、織斑千冬だった。
どうでしたか?
とりあえず今回はこんな感じで書いてみました。
書いている間お腹すいてめっちゃやばかったです。ファミチキ食べたい。
それでは、次回第十六話で会いましょう!
さらば!