お気に入り500件突破ありがとうございます。これからも頑張ります。
毎日暑いですね、天気も不安定で体調を崩しやすいので気をつけないとですね。私も鼻水が止まりません。
それでは、本編へどうぞ<(_ _)>
#19
一夏が来る数分前
「ついにやったわ、私……」
私こと更識刀奈は、
「一夏と同じ部屋になったー!!」
勝利(?)の喜びを噛みしめていた。
「ふふ……山田先生の目を盗んで部屋割りを改ざんするのは骨だったわ……」
あの手この手で先生を外へと連れ出して、もう疲れた……。
「でも、苦労があってこそ、喜びは大きいもの!今の私は虚ちゃんからお咎めを喰らっても動じないわ」
簪ちゃんやマドカちゃんから一歩リードできるなら安いものよ。
そう思いながらベッドに飛び込み、ごろごろする。
「~♪」
もはや私の頭の中は一夏のことでいっぱいだった。
「そうだ、一夏をびっくりさせるんだから何かに着替えよっと」
これはあくまでサプライズ、一夏がどういう顔をするか確かめなきゃいけないもの。
……まあ、薄々予想はついてるんだけど。
服を脱ぎ、下着姿になる。ピンクの下着に包まれた白い肌があらわになる。
なぜだか、胸のドキドキが収まらなかった。
(一夏……やっぱり私……)
ブラを外し、上半身が裸になる。
(あなたのことが……)
悶々としながら後ろを向いたその時、
「「………………」」
彼と、目が合った。
「お前は何をしているんだ」
刀奈のほうを見つめると、
「~っ!!」
上半身を押さえ、顔を赤くして後ろを向いていた。
「人の部屋で裸になるとは、お前は痴女か」
「ちっ、違うわよ!これは、その……」
口ごもる刀奈。歯切れが悪い。
「一夏と同じ部屋だから……びっくりさせようと思って……。やっぱり、迷惑だった?」
同じ部屋……成程、そういうことか。
「それならいい、気にするな」
「えっ、怒らないの?」
「お前がやりそうなことだと悟っただけだ」
刀奈の顔がぱっ、と明るくなる。
「ありがと、一夏!お礼に今夜はおねーさんとベッドで熱い夜を「断る、一人で寝ろ」……けち」
初日からこれとは……先が思いやられるな。
「ねっ、姉さんが兄さんと同じ部屋だと!?」
「お姉ちゃん、ズルい……」
「ふっふっふ、これも実力なのよ」
IS学園の食堂でマドカ達と朝食を食べていた。やはり話題は部屋割りのことだった。
「姉さんとの同棲なんて不安しかないぞ、いつどこでナニをされるか検討も付かないからなぁ」
「別に何もしないわよ!」
「怪しい。お姉ちゃんならやりかねないもん」
「……なんだろう、泣きたくなってきた」
刀奈の信用度がなさすぎる。
「あ、そうだ。一夏、あのイギリスの代表候補生と戦う準備はできてるの?」
刀奈が涙目で質問をしてきた。強引に話をそらしたように見える。
「もちろんだ」
「うん、じゃあ放課後に体育館の前で待ち合わせね。私が特訓に付き合ってあげる」
ふむ、刀奈と特訓するのは久しぶりだな。
「もちろん私も付き合うぞ、兄さん!」
「私も一夏の特訓、見たい」
いつの間にやら二人まで参加することになった。心配だが、恐らく大丈夫だろう。
「決まりね。じゃ、私は仕事があるから先に行くわ」
じゃあ、と言って別れる。
特訓で何も起きなければいいが……
どうでしたか?
今回は刀奈のシーンが多かったですね。恥ずかしがる刀奈もかわいかったです。
さて、次でいよいよセシリアとの対決ですかね。どうなるかおたのしみに。
ではでは、次回第二十話で会いましょう!
さらば!