インフィニット・ストラトス~デスサマー~   作:プレーン

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皆さまこんばんは、プレーンです。お気に入り600件突破に感謝します!ありがとうございます。
最近数学の勉強をやり始めましたが、公式が覚えられません……。頑張らねば
それでは、本編へどうぞ<(_ _)>


21話

#21

 

ピットから飛び出した俺の眼前に、オルコットはいた。

 

「あら、ちゃんと逃げずに来ましたのね」

 

腰に手を当て、しっかりと高い場所から俺を見下ろしていた。

 

「当然だ、舐められたままでは不愉快だからな」

 

「ふん、そうやって何時までも強がってられると思っていて?」

 

オルコットはまさに余裕綽々といった表情、自分の勝ちは揺るがないとでも思っているのだろう。

すると、黒翼大魔からオルコットのISの情報が表示された。

 

『ブルー・ティアーズ』

 

開発元 イギリス

 

世代 第三世代

 

装備 スターライトmkⅠⅠⅠ

インターセプター

BT兵器『ブルー・ティアーズ』

 

 

なるほど、遠距離射撃型というわけだ。

スターライトmkⅠⅠⅠは六七口径特殊レーザーライフル、大きさはニメートル程だろうか。

BT兵器とやらは分からない、一度見なくては対策が出来ないからな。

 

「最後のチャンスをあげますわ」

 

俺のほうにびっ、と人差し指を突き出しながらオルコットが何か言い出した。

 

「このまま勝負してもわたくしが勝つのは自明の理。ですから、こんな大勢の観客の前で痴態を晒したくなければ、今ここで謝れば許してあげてもよくってよ」

 

随分と見え見えの嘘をつく、誘っているのが丸わかりだ。その証拠に、奴の左目は射撃モードへと移行している。

 

「そんな理由で謝る馬鹿がどこにいる」

 

こちらも戦闘態勢をとる。

 

「そう、残念ですわね。それでは……」

 

 

警告 敵IS射撃体勢に移行。トリガー確認、初弾エネルギー装填。

 

 

「お別れですわねッ!」

 

キュイン、とレーザーが放たれる。確かに、常人では反応出来ないだろう。だが……

 

 

「かわした!?」

 

……遅い。

 

「い、今のはマグレですわ!ISを操縦したことも無い男にかわせるはずが……」

 

何発もレーザーを放つオルコット。そんな単調な攻撃は俺には当たらない。

 

「次はこちらの番だ」

 

一気に上昇し、空中のオルコットに肉薄する。そして、がら空きの腹に蹴りを放つ。

 

「ぐうっ……」

 

後ろに吹き飛ぶオルコット。蹴りでシールドエネルギーが少し削れたな。

 

「……意外とやりますわね、でも、まだ終わっていませんわっ!ブルー・ティアーズ!!」

 

直後、肩部ユニットから青い飛行物体が射出される。あれがBT兵器というやつか。

 

「ここからが本番ですわ……、さあ、踊りなさい。わたくし、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でる円舞曲で!」

 

BT兵器四つ全てが四方八方へ散り、レーザーの雨を降らせてきた。

 

(……厄介だな)

 

BT兵器は独特の動きをしながらレーザーを射出する。目に見える場所と死角から射撃されるから、かわす作業はかなり骨だ。

 

(ならば、壊せばいい)

 

装備を呼び出して確認する。装備はたった一つ、『浅打』という日本刀のみだった。

 

(無いよりはましか……)

 

浅打を展開し、構える。BT兵器の動きは……なるほど、読めた。

 

「射撃型のわたくしに近距離装備で挑むなんて……笑止ですわ!」

 

BT兵器の動きがより複雑になる。このまま俺を仕留めようというのか。

 

「……甘い」

 

近くにあったBT兵器を切り裂く。切られたBT兵器は青い稲妻を走らせ、爆発した。

 

「なっ!?わたくしのビットが!」

 

まずは一機。

 

「くっ……」

 

右手を振るオルコット。BT兵器二台目、三台目が飛んでくるが、

 

「無駄だ」

 

一蹴する。これでBT兵器は残り一機。

 

「お前のBT兵器は不完全だ。その証拠にBT兵器が攻撃している時はお前は動かない。BT兵器のほうに意識を集中させている。逆も然りだ」

 

「……!」

 

図星だな。奴は俺が反応しづらい場所から狙ってきた。人の視界は約180度、常に前を向いている分、真上や真下、背後はどうしても反応が遅れる。オルコットはその穴を狙ってBT兵器を戦わせた。ISの反応ではなく、人の反応を利用して。

 

「終わりだ、オルコット」

 

とどめを刺そうと近づいた瞬間、

 

「……かかりましたわね!」

 

オルコットが不適な笑みを浮かべる。すると、ブルー・ティアーズのスカート状の突起が外れた。

 

「おあいにく様、ブルー・ティアーズは六機ありましてよッ!」

 

先ほどのBT兵器とは違う形、これは……ミサイル。

 

 

「墜ちなさい!」

 

 

 

 

 

超至近距離で放たれたミサイルが俺に着弾するのに、二秒とかからなかった。

 

 




どうでしたか?
中途半端に終わらせましたが、セシリアとの決着は次回ということで、お楽しみに。vs春十もあります。
戦闘描写難しいです。漫画なら絵で伝わりますが、文のみというのは、文章力が試されるのでつらいですね。
次で、黒翼大魔のイメージを出せるようにします!
ではでは、次回第二十二話で会いましょう!
さらば!
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