インフィニット・ストラトス~デスサマー~   作:プレーン

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皆さまこんばんは、プレーンです。
お気に入り105件て……いつの間に登録されたんでしょうね……。とにかく、登録してくださった方々、本当にありがとうございます!
さて、あの人が出てきたところでお待ちかねのルート発表をします!
正直、すごい迷いました。でも一日考えて決めました。



ウルキオラで行きます!
彼のクールで感情を表に出さない感じを上手く書けるか心配です。だけど、頑張ります!
さて、それでは本編へどうぞ<(_ _)>


第4話

#4

 

「君たち、ちょっと待ちたまえヨ」

 

暗がりから現れた白衣の男はそう言った。

 

「ああッ!?てめえどこから入りやがった?」

 

「どこから?入り口からに決まっているではないかネ」

 

何なんだこの男は……

俺はあいつを見た瞬間、頭の中に「得体の知れない奴」というフレーズが真っ先に浮かんだ。

 

顔がよく見えないが、危険な奴だと思った。

 

「落ち着けよアラン。あんたはどこのどいつだ?俺達の依頼主か?」

 

「依頼主?違うな。私はクロツチ、ただのしがない科学者だヨ」

 

「で、そのクロツチ博士とやらが俺達に何の用だ?」

 

「まさか、このガキを助けに来たってのか?」

 

「…ッ!」

そんなはずはないだろう。俺を助けに来たのなら、もっと多くの人がこの場にいるし、こんな流暢に話をしている暇があるなら犯人は既に死んでいるだろう。

でも、もしかしたら……

 

「助けに、か……ククッ、そう言われればそうかもしれないネ」

 

「こいつやっぱり…」

 

「おっと、そんな怖い顔をしないでくれたまえ。私は別に君たちと殺し合いに来たんじゃない、取引しに来たんだヨ」

 

「取引だと?」

 

「ああ、君たちが今殺そうとしているその少年、私に譲ってくれないかネ?もちろん、ただでとは言わん」

 

「い、いくらなんだよ、金は」

 

「そうだネ……5000万ドルでどうかネ?悪い話じゃあないはずだ」

 

「5000万ドルだと!?俺達の依頼主の5倍じゃねえか!」

 

……結局あの男もあの二人組と一緒かよ、これじゃあ、まるで状況が変わってない、誰か来てくれれば、あいつら三人ごと……

 

「……よし、分かった。そのボウズはくれてやる」

 

「取引成立、だネ。ホラ、約束の5000万ドルだ」

 

ブンッ、と男がアタッシュケースみたいな物を投げつける。これで俺はどこかの誰とも知らない奴に売られることになった。人の命を勝手に売買しやがって……一体何なんだよ、俺の人生は。

 

「ホラ、用が済んだらさっさと行きたまえヨ。私はこれから仕事があるのでネ」

 

「言われなくてもおさらばしてやるぜ、行くぞジャック。」

 

「ああ、ボウズ達者でな」

 

俺は二人が逃げて行くのをただ見ているしかなかった。

 

「さて、それでは…

 

 

 

 

 

 

 

ごきげんよう、猿共」カチリ

 

何の音-

 

ドゴオォォォォン!!!

 

これは…何が起きたんだ!?

 

「あんた、今何をした!」

 

「何と聞かれても…あの猿共を爆破しただけだが?特に問題はないだろう?」

 

この男の雰囲気がとても冷たいものになっていようが、二人組の呼び方が猿共に変わっていようがどうでもよかった。

 

「せめて理由を教えろよ!あいつらは金を貰ってあんたとは関係なくなっただろ!なのにどうして!」

 

「五月蝿いんだヨ小僧!」

 

「がッ!?」

 

俺は蹴り飛ばされ、壁際まで転がった。それから男は俺の髪を掴み、強引に顔を持ち上げた。

 

「理由を教えてやろう、あれは“制裁”だヨ」

 

「制…裁…?」

 

「そうだ、私は貴重な被験体のためならどんな手段も選ばない。君のような貴重な者に死んでもらっては困るのでネ」

 

「だから…殺した…のか」

 

この男は狂っている。自分の研究材料を傷つけられそうになったからって、簡単に人を殺すなんてありえない、絶対にありえない。

 

「いろいろと思考しているようだが、時間切れだ。そろそろここに政府の連中がやってくるだろうネ。では立ち去るとするかネ」

 

「誰がお前なんかと行“ズブッ”……ぐ……ッ」

 

見ると、俺の首に注射針が刺さっていた。

 

「君がいくら思考しようとも、それは全く以て無駄なことだ。君が何を思っていようが手に取るように分かるし、何をしようがすべて阻止することが出来る。君の命は私の手の中、君は私のモルモットなのだヨ、小僧」

 

薄れゆく意識の中で、そいつの顔が見えた。

顔の中央が縦に黒で塗られ、ファラオのマスクをふちどったような物を顔にはめていた。

 

 

 

その表情は、ニタニタと気味の悪い笑顔だった。

 




どうでしたか?
ちょっと長めでしたね。
マユリすごい悪役に……マユリファンの方、申し訳ございません。……え、あれがいつも通り?もう少し緩いかな、というのが私の偏見です。
今回の話では一夏がウルキオラになりませんでしたが、力を得るまでのきっかけを次回書きたいと思います。
ではでは、次回第五話で会いましょう。
さらば!
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