インフィニット・ストラトス~デスサマー~   作:プレーン

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皆さまこんばんは、プレーンです。
お気に入りが200件を突破しました。嬉しい限りです。記念にパズドラのほうでガチャりました。
バジリスク\ハーイ/
何ですかこれ(-_-#)

とりあえずサンドバックをボコってくるので、皆さまは本編へどうぞ<(_ _)>


第8話

#8

 

ゲートを破って侵入してきたIS、敵と見て間違いないだろう。数は5体、全て全身装甲か。

 

「なんだ…あのIS、どこから入りやがった!?」

 

「知らん!とにかく撃て!!」

 

その場にいた科学者達が拳銃やアサルトライフルでISを撃つが、そもそもISに普通の銃が効くわけがない。

 

『………』ガシャ

 

「……っ!!ダメだ、逃げろ!」

 

「糞ッ!」

 

 

科学者達が背を向け逃走を始めた瞬間、

 

 

ガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!

 

 

ISが無差別に人を撃ち始めた。

 

 

 

 

「うわあぁぁぁぁっ!助けて!」

 

「嫌だ、死にたくないっ!」

 

「早くここを出……ぐぁっ」

 

「痛い……痛いよ……」

 

 

 

何人もの人が倒れ、辺りには血の臭いが充満している。

 

「くッ……何とか脱出しないと!」

 

だが入り口には人が集中しており、簡単には逃げられない。どこかに出口があれば……

 

「兄さん、ゲートを壊してくれ!そうすれば助かる人が増えるかもしれない!!」

 

そうか!それなら逃げられる!!

 

「はっ!“ドゴォッ”みんな、こっちだ!」

 

 

マドカの手を引いて飛び出す。とにかく逃げるんだ、少しでも遠くに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……どのくらい走っただろうか。いつの間にか銃声は聞こえなくなっていた。みんな逃げたか、それとも、みんな死んだか……。

 

「ここまで、来れば、もう、大丈夫、だろう……」

 

「ああ、兄さん、助かった、ありがとう……」

 

息が上がっている、こんなに走ったのは久しぶりだ。

普段ずっと戦闘をさせられていたから走ることはそんなになかったな……

 

 

「とにかく出口を見つけないと……」

 

この技術開発局、幸か不幸か中は迷路のようになっており、何がどの場所にあるのか、全く分からない。

というより、ほとんど知らされていない。

つまり、敵は俺達を見つけられないが俺達も敵の姿を見ることはできないということだ。

 

「不便だな……」

と曲がり角を曲がったその時

 

 

『………』グオッ

 

 

「兄さん、危ないッ!」

 

「うおっ!」

 

マドカに引っ張られ、尻餅をつく。瞬間、俺の頭すれすれを何かが通過した。

 

 

 

「ISだと!?実験棟にいた奴か!?」

 

そのISの腕が深々と壁に刺さっている。さっき通過したのはこいつの腕、殴ろうとしたってことか。

 

 

「今のうちに逃げるぞ!」

 

再び走り出す。あいつがここにいるってことは、他の奴らは全滅したのか!?

 

「何が目的なんだ……」

 

分からない。そもそもこんな場所、一般には知られていないはず。いや、もしかするとこれは暗部の連中の仕業かもしれない。確か更識だったか?そうクロツチが言ってた気がする。

 

 

「っ!追ってくるぞ!」

 

『………』ガガガガガガッ

 

いや、考えてるヒマはない、とにかく逃げることに集中しなければ!

 

 

 

「そこを左に曲がるぞ!」

 

「了解っ!」

 

銃弾の雨が途切れた時を狙って左折する。このま…真っ直ぐ……

 

 

 

ガシッ、グイッ

 

「おわっ!」「うわあっ!」

 

不意に腕を掴まれ、引き寄せられる。

 

「な、何……むぐっ」

 

こいつは誰だ……、もしや、あのISに指示をしている奴か!?

口を塞がれている間に、ISは去っていったようだ。

 

「ぷはっ!いきなりなにしやが「静かにして」……っ!」

 

「兄さん、この女はここの科学者みたいだ。その証拠にここの白衣を着ている」

 

科学者……?言われてみれば確かにそうだ。

 

「私はタカシナ。ここの科学者よ。あなた達……まさか生存者なの!?」

 

俺はそうだ、とタカシナに伝えた。

 

「そう……ってことは、生きているのはもう私達だけなのね」

 

俺達だけ…じゃあ他の奴らはやっぱり全滅したってことか。

ん……待てよ、

 

「クロツチは、あいつはどこに居るんだ?」

 

「分からない。もう逃げたのかもしれない」

 

あいつ……どこまでも卑劣な奴だ。

すると、扉の向こうから

 

『………』ガシャン、ガシャン

 

複数の足音が聞こえてきた。

 

「見つかったようね……。不味いわ、このままじゃ三人とも死ぬ……」

 

俗にいう詰みってやつか……。

 

「……いいわ、二人ともここから逃げなさい」

 

そう言うとタカシナはスイッチで床の一部を開いた。

 

「ここは……?」

 

「外に出られる秘密の通路。さあ、早く行きなさい。私がここで足止めする」

 

「何言ってんだ!あんたも一緒に「いいから早く行きなさい!!あなた達には死んで欲しくないの!!」っ!」

 

あまりの剣幕に一瞬怯んでしまった俺達は、タカシナに穴へ落とされた。

 

「……これでいいの。これでやっと罪を償える。私はたくさんの子供達を殺してしまった。助けてあげられた命を、助けられなかった。でもー

 

 

 

 

死ぬ前に誰かを、あなた達を助けられて良かった」

 

俺が最後に見たのは、涙を流しながら微笑むタカシナの姿だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここが、出口……?」

 

通路をひたすら走っていると、扉が見えた。これがタカシナの言ってた場所か。

 

「兄さん、行こう」

 

ああ、と頷いて扉を開ける。そこには森が広がっていた。

 

「外、だ……」

 

「出られた、私達は出られたんだ、兄さん!」

 

久々に浴びる太陽の光に目をしかめる。草の匂いが鼻をくすぐる。長かった、やっと、抜け出せた……。

 

「あなた達、技術開発局から来たの?」

 

不意に声がした。俺はその方向を見た。

 

 

 

 

 

「私は更識楯無、暗部『更識』の十七代目頭首よ。あなた達を保護しに来たわ」




どうでしたか?
長い、そして眠い。時間配分を間違った私の完全なミスです。
やっと更識までつなぎました。が、書きたかった部分が書けずじまいになってしまいました……。
次回の冒頭に持ってきます。
それでは、次回第九話で会いましょう!
さらば!
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