俺の意識が戻ったのはおそらく生後8ヶ月頃だと思う。
何故思うなのかと言うと、自分がいつ生まれたのかが分からなかったからだ。意識が戻った瞬間にそれまでの大体の情報が入って来たので誰が母親か父親かは分かってはいたが。
そして、ハイハイが出来ると言うことは生後8ヶ月前後くらいだろうという事がわかった。
「雪兎ー、何処行ったのー?」
リビングの方からこの世界の母親の声が聞こえてくる。
この雪兎と言うのが俺の名前だ。
最初に聞いた時は、何故雪兎なんだ? と思ったが風呂に入れられた時にその理由は分かった。
俺の髪は雪のように真っ白で目は兎のように真っ赤だったからだ。所謂、アルビノというやつなんだろう。
これなら雪兎と名付けた理由も分かるってもんだ。
というか、この容姿はまさにあの白モヤシのようではないか。
「あら、またここにいたの? 雪兎は本が大好きなのねー」
後ろから頭をよしよしと母親に撫でられ、読んでいた本を床に置く。
「雪兎は目を離すとすぐにパパの仕事部屋に入っちゃうんだからー」
母親に抱っこされ、名残惜しくも父親の仕事部屋から連れ出された。
母親……母さんの言うように、俺は意識が戻ってからは時間があれば2階の父親……父さんの仕事部屋に入っていた。何故かと言うと、単に情報が欲しかったのだ。この世界が何の世界なのかを知りたかった。
万が一、NA○UTOやドラゴ○ボールのような死ぬ確立の高い世界だとしたら対策を練らなくてはならなかったから。
しかし、俺がこれまで読んだ限り木の葉の里なんてものは存在しないし、天下一武闘会なんてものもなかったから違うのだろう。
この時だけは安堵の息が漏れたものだ。
それからも俺は暇があれば父さんの仕事部屋に入り浸っていた。情報収集もあるが、俺は本を読むのが前世の時から好きだったからだ。
だから、母さんも俺がここにいると思ったのだろう。
「はい、雪兎。あーーん」
「………あーーん」
リビングで赤ちゃん用の椅子に座らせられ、離乳食をスプーンで食べさせられるのだが、実際はすごく恥ずかしい。
だが、まだ指先が器用ではないので自分でスプーンを使って食べようとすると零してしまうので恥ずかしいのを我慢しながら食べさせてもらっている。
万が一、NA○UTOやドラゴ○ボールのような死ぬ確立の高い世界だとしたら対策を練らなくてはならなかったから。
しかし、俺がこれまで読んだ限り木の葉の里なんてものは存在しないし、天下一武闘会なんてものもなかったから違うのだろう。
この時だけは安堵の息が漏れたものだ。
それからも俺は暇があれば父さんの仕事部屋に入り浸っていた。情報収集もあるが、俺は本を読むのが前世の時から好きだったからだ。
だから、母さんも俺がここにいると思ったのだろう。
「はい、雪兎。あーーん」
「………あーーん」
リビングで赤ちゃん用の椅子に座らせられ、離乳食をスプーンで食べさせられるのだが、実際はすごく恥ずかしい。
だが、まだ指先が器用ではないので自分でスプーンを使って食べようとすると零してしまうので恥ずかしいのを我慢しながら食べさせてもらっている。