暖かい目で見てください。
0話
始めまして皆様私めの名前は高橋司郎(たかはししろう)と言う。
早速で悪いが俺には二つの秘密がある。
一つは前世の記憶持ちいわいる転生者と言うこと。
そして二つ目なんだが神様殺しちゃいました・・・現在進行形で
何故そんな事になったのかはダイジェストで簡単に説明しよう。
まず事の発端は俺が春休みにばあさん家へ行くことになったから、ばあさんはじいさんが死んじまってから畑仕事が大変とかがあり、そのため俺に白羽の矢が立ったわけだ。
だから東京からはるか遠く島根までやってきたと言う事になっちゃたわけだ。
別段つらくは無かったよ。小遣いくれるし。
まぁそんな事がありそれを2,3日続いたのだが・・・しばらく晴れているのに雷がなる出雲大社一帯がしばらく入れなくなるなどの怪奇事件が立て続けに起きたのだ。
当時俺にはこの世界がどんな世界かまだ気づいていなかったんだそして気づいた時にはまさに時すでに遅し。
ばあさんの家には落ちぶれていたが陰術師の家柄で俺自身も少しだけ、ばあさんから教えてもらったんだ。
ばあさんの息子つまりは俺の新しい親父は呪力を溜め込めない人間らしく、そのため家のばあさんは孫である俺を可愛がってくれた。
まぁそんなことは今はどうでもいい重要な事じゃない、で続きなんだがな家の家宝ともいえる物が一つある。
それは生太刀(いくだち)と呼ばれる大国主(オオクニヌシ)がスサノオから貰った復活の力を持つ神具だ。
剣としても使えるがしかしその本質は死者を復活させるための剣だ。
もっとも復活の力は人間がやるとそのままくたばるらしいけど。
それは後になって使うけどとりあえずこれについてはこの辺で。
その後家からしばらく離れたところをうろついていたのだがそこでとある神さまとであっちゃったんだ。
神様の名前は大国主、そう先ほど話した剣を使っていた神様その人だ。
どうも他の神様と戦っていたようだから割と弱っていたらしけどその時の俺には対抗策が無くて会ってもすぐに逃げた。
そしたらなあの神様うちにやって来た。
どうも家にあった生太刀が欲しいらしいけど、あげたらどうするのかと聞くと、この国を壊して新しい国を作り直すって言い出したんだぞ。
でそんな事を言われたらあげる訳にはいかないから剣持って逃げたんだがあの神様速くって直ぐに追いついてしまった。おまけに後ろは壁だから逃げられない。
だから俺はここで賭けに出た。
「大国主!そんなに欲しいなら奪ってみろよ!あんた軍神なんだろう矛とかどうとか呼ばれていたくせに術ばっかりじゃないか?矛出してかかってこいよ!」
と挑発するとあの神様矛出して突撃してきたんだよ。
全力でかわそうとするけど遅くってそのままどてっ腹にグサリって、正直痛かったのだろうけど今は痛がっている場合じゃないって思いながら矛の柄の部分を掴んで、そのまま大国主の奴の首から腹に掛けて切り裂いてやった。
・・・・・で今に至ると。
「くっくっく、あははは、わっはっはっはぁ、まさかこんな賭けに負けるとはな、思いもよらなかったぞ小僧」
隣には現代にはあきらかに場違いな大昔の服を着込んでいる50ぐらいの男がいる。
見れば鍛え抜かれた体をしているが、首から腹まで日本刀のような鋭い物で切り裂かれている。
ははは、いやねノーコメントでだって、今は血がどんどん流れているしあんたに刺された所が痛いんだよ。
それを見る者はまだ若くこれからさらに大人へと成長していくのだろうか?黒髪短髪の 何処にでもいる少年だ。しかし、その目は年相応ではなかった。
「ふふふ、オオクニヌシ様ったらそんなに面白いのですか?」
ふと気づくと女性の声が聞こえてきた・・・この声って。
「当たり前ではないか始まりの女、我らは神ぞ・・・貴様の子でもない人の子に敗れるなぞありえんからな」
「そう、ほんの一握りも満たない可能性で掴んだ力それがこれですもの、大体の神様は答えますのよ―――有り得ないって」
「ふむ、ならばこの小僧はその可能性を掴んだ訳か、なるほど奇妙な縁だ」
あんたら楽しそうだな。
「さあ、皆様!この子に祝福と憎悪を与えて頂戴!この島に生れ落ちしこの時代6人目の神殺しに!若くして魔王となり地上を君臨する運命を得たこの子に、聖なる言霊を捧げて頂戴!!」
ははは、そうかここはカンピオーネ!の世界か、てかドニや護堂の先輩いや義兄って訳か俺は。
「良いだろう!小僧お主にこの国を譲ってやる!好きに使え!そして戦い続けろ!お主には数奇の縁と運命が見える!多くの人と出会い恋、戦いを重ねる!故に楽しめ!この奇妙な人生を!」
そして神様は少し句切ると再びこう言った。
「まずは私が先ほど戦っていた神、建御雷神(タケミカヅチ)がこの近くにいる、奴を倒せ!その力を証明しろ!――始まりの女パンドラよ!奴に伝えろ、私は敗れた、次は貴様が斬られると」
おい物騒な事を言うなってかここ最近の雷はその神様が原因か?
「分かりました・・・とう言うより神様使いが悪くありませんオオクニヌシ様?」
「まぁ、良いでは無いかそれ位無礼講と言うものだぞ・・・では小僧さらばだ!」
はぁ、面倒な事になった。・・・まぁ良いか殺ればいいし。