カンピオーネ! 縁結びの魔王   作:黑米田んぼ

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一回消えちゃったから書き直したけどジョジョ臭漂うものになってしまったw


18話

「流石に神獣程度では歯が立ちませんでしたか」

「は、あんな駄菓子にもならない。ってか無視すんな」

俺は女を見る。アイドルすら尻尾を巻くほどの美貌にジャングルで祭祀やってそうな服装をしていた。

報告書道理の女だなと思った。・・・そして

(翼の有る蛇?)

女の手に持つ杖には翼のある蛇の彫刻が付いている。

(こりゃあ、まじで厄介な相手が裏に居るぞ)

「・・・ジロジロ見るのはマナー違反よ神殺し」

「はは、そりゃ失礼。でもさぁ他人の家に土足どころか強盗にまで入っているあんたに言われる筋合いは無いな」

「貴方が言ったでしょう。人間なんて駄菓子にすらならない。人なんて私達にとって取るに足らない存在なのよ」

「まぁ、そんな考えばっかりして人間を見下しているから俺という奴にエンカウントしてしまったからなお疲れ様と言ってやるよ」

馬鹿にするようにそれでいて哀れむように言う。

 

「・・・ですが、注意力が足りないようですよ神殺し」

?一瞬何だと?と思ってしまったが

「危ない高橋さん!!後ろ」

振り向くと後ろには巨大な大蛇が大口を開けていた。

 

 

 

――――――そして

 

ガブ そう表現してしまうような風に見えた。

 

「あっ、ああ」

「おい、し、司郎」

 

――――そう、高橋司郎が大蛇に頭から齧られたのだ。

 

「たっ、高橋さぁぁん!」

 

「はっ、ははははははは油断大敵ですわ神殺しあっさりこの国に置ける最大の難関がこうもあっさり、フフフ、兄様の宿敵であるアレを倒したスミスはこんな哀れな死に様を晒しませんわよ」

高笑いをする女それもそうだ。この身はおろか嘗ての自分ではとても神殺しに相手して勝てる相手ではない事を良く知っている身だからこそこの間抜けざまが狂おしいほど愉快で仕方ないのだ。

 

「マミったってかおいおい、生憎とエピメテウスの落とし子になった覚えはあるがQBと契約した覚えはまったくないぞ」

 

「「「「へっ?」」」」

 

見ると大蛇は齧りついているがそのくせ飲み込めても無い。

 

「あっ、まつろわぬカルナ様から簒奪した黄金の鎧ですね」

「Exactly!!(そのとおりでございます)」

瞬時に呪力を開放し大蛇を内側から焼く。

 

まつろわぬカルナから簒奪した高橋司郎第三の権能それは黄金の鎧。しかしスーリヤと同一とされるカルナはスーリヤの特性であるその身が高熱を発する体と同じくするため。

 

「ナウ マク サ マンダ ボダナン・アニチャ ヤ ソワカ!!」

 

叫ぶ言葉は日天の真言にして鎧を召喚、強化する聖句である。

邪悪を焼く日輪の炎に焼かれ大蛇は干からび干物の用になってしまった。

 

「忌々しい神殺し!貴方達と言う人種はいつもいつも私達のじゃまをするというのですか!」

 

「はっ、神祖風情がほざくんじゃなぇよこの国にはなぁ核弾頭級の面倒が居るんだ。自分の平穏を得るためなら例え地獄の底でも這い上がって切り倒してやるんだって心に決めているんだよォォオオ!!」

声を高らかに上げる。そして手を掲げる。

「来い!布都御霊」

今現在別の持ち主の手にある《鋼》の神剣『布都御霊』それを司郎は呼んだのだ。

「チッ、《鋼》の軍神から簒奪した神剣ですね」

「そのとうりだ。亜衣の奴は少々手に余らせているが俺は違う」

刃を見せる鋭く鋭利な刃はまさに雷と剣に関わりを持つタケミカヅチの神剣『布都御霊』その物である。

「アンタの魔術もペットも紙に等しいんだよ!」

 

「っ!風よ!」

女は魔風を召喚しぶつける。

 

―――しかし

「はっ、何なんだ今のは?風か?フーフー響かせているならこの俺にファンファーレを鳴らしている方が似合っているぞォォオオ!!」

 

まさに不死身!有る意味不老不死!神格の権能!魔王の名に相応しいなぁ!

 

「くっ、これ以上どうこうする必要はありません!撤退しないと」

 

「逃がすかよぉ!」

布都御霊を女に振り上げ切りつけようとした瞬間―――

 

「風よ!」

無意味だった。がその魔術が後ろに向かっていなかったの話だが

「ッ、間に合えぇぇぇ」

瞬時に風を呼び出し相殺する。

 

 

 

「・・・逃げたか」

振り向くと女の姿が無かった。

 

「ごめん司郎私が弱くて」

「いや良いよほんと来るとは思えなかったからな」

「そもそも、奴が狙っていた獲物も取られているぜ」

「うわ、コレってやばくない?」

「まぁな、もっとも」

逃げすかと思っているのかよ?

「我に縁持つ従者達よ、今こそ我が元に参上し我が敵を殲滅せよ!」

使い魔召喚禁厭の言霊を唱え。使い魔を召喚する。

「・・・また蛇かぁ」

「まぁな、大物主と同一化されている神格だしな」

召喚されたのは蛇や鼠などのオオクニヌシに縁のある神獣や大地に関係する神獣なのだから仕方ない。

 

「さて、・・・あれ、東屋は」

周りを見渡すと東屋は一人女がいた場所に座って何かを呟いていた。

「金星を司る蛇神自らを焼く事によって新たに新生する者」

 

ふと足元を見やる。見ると熱帯に生息していそうな鳥の羽があった。

「こりゃあたりかねぇ」

ため息をつく。――――ほんと不幸だ。

 

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