カンピオーネ! 縁結びの魔王   作:黑米田んぼ

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6話

その後は大変だった。何しろ矢文が飛んできてそれが火を付けてもないのに燃え出したのだ。これが騒ぎにならないはずは無い。

 

運良く逃げ延びた俺たちはここは一先ず隠れていようと考え暫く隠れていた。

 

・・・もっとも授業は比較的問題無く進み放課後までキンクリだ。

 

 

 

「しっかし何処の神様かが分からないのが少し厄介だな」

あの後東屋にあの場所を霊視してもらったがそれが太陽を司るモノらしいとの事だ。

 

「太陽ねぇ」

 

太陽で矢か。候補だけでも4柱思いつくんだけどなぁ。

 

「・・・もっともその内二柱いや下手すれば三柱共に俺じゃあ手に負えない物になってくるぞ」

 

そう思い校門をで家に一直線に帰ろうとした、その時だ。

 

「見つけたぞ神殺し」

「ッ!」

振り向く。そこに、それは居た。

肌の色や髪の色的にインドの国の人間だろう。

俺がその英雄(神)の名前を聞いて思い浮かべる姿よりも体がガッシリしているが見てしまった。

その男の着ている金色の鎧を。

 

 

 

 

 

さて、ここで少し話す事がある。太陽で矢、つまり弓を扱う神格はまず、有名所で二つ。

 

一つ目はアポロン。あの狼爺の主戦力である権能だ。あの爺は狼の軍勢や人狼になっているが基本有名なのは弓だ。例えば、アキレウスはアポロンが直接自分で、もしくはパリスにアポロンが弓の加護を与えてバリスタで射死だ。どちらも弓に分類される逸話だ。ありえなくは無い。それに300年も経っているんだ。何時現れても不思議ではないが、それなら日本にやって来るのは普通可笑しい、セイゼイ、ギリシャ方面ぐらいだ。それにもし偶然原作のアテナみたいな理由で日本にやって来ても俺じゃなくてそのままあの爺に殴りこみに行くはずだ。

 

もう一つは天照大神。これが厄介な神様の一つだ。

コイツはスサノオが自分の領土にやって来た時武装していた。その時弓を持っていたらしい。

では厄介なのは何故か?と思うだろうが、そもそもタケミカヅチはアマテラス側の神であり下手をすればペルセウスがウルスラグナの力を使えなくしたような事もできる可能性がある。

同じようにオオクニヌシもだ。オオクニヌシはかなり短縮した一言で言えば負けてしまった古代の神であった。ということだ。どちらも相性が悪すぎる。

 

さて、では残り二柱は何なのか?と疑問に思うだろう。正直アマテラスもアポロンも厄介だがもっと俺から見れば厄介極まり無い神格がいる。

その二つは親子であり親はここ(日本)では日天と呼ばれているからやって来ても不思議ではない。

 

日本では一部を除けばマイナーな存在であるが俺はその真名を知っている。

 

 

 

「一応聞こうか?」

「・・・何だ?」

 

 

 

「お前はスーリヤか?それともカルナか?」

正直当って欲しくは無かった。

 

 

 

「然り、そのとうりだ神殺し。改めて名乗ろう。我が名はカルナ太陽神スーリヤの子である」

ああ、当って欲しくなかったその真名。・・・ちくしょう。

 

 

「神殺し。先のメッセージを分かっているなら分かるであろう?」

ああ、分かっているさ。

 

 

「戦をしよう。互いの命を賭けた武の競い合いを」

・・・逃げたところでコイツが何をする事で碌でもない事が起きるのはよく分かっている。

・・・だが。

 

「良いだろう、だが一つ。場所を変えよう。ここじゃあ(人的に)狭いからもっと開けた場所に行かないか?」

 

「・・・ふむ、良いだろう死に場所を選ぶが良い神殺し。そこに貴様の墓を作ってやる」

 

「ははっ、まさか、そこはお前の墓だよカルナ。俺の新しい力になれ」

 

そうして俺たちは歩き始めた。目指すは昔良く行った山ここなら誰も邪魔には入らないだろう。

 

 

 

「・・・あいつ、あんな不審者と一緒に居るって・・・うん、どう考えてもおかしいよねもしかしたら今までの謎解けるかもしれない。・・・ふふふ、今日こそアンタの化けの皮剥がしてやるんだから!!」

 

・・・何故か二人に気づかれずに尾行している一人の少女が居た。

 

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