ソードアート・オンライン 〜黒い悪夢〜   作:Hiroto115

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オメガルビーを忘れ去るためにfate/hollow ataraxiaを購入してそのプレイに集中してました(どうでもいい)




最初の黄昏

空は燃えるような茜色をして、ゴーン…ゴーン…と何か不吉な予感をさせる鐘の音が響き渡る。

 

ゆっくりと周りを見渡す。

景色は明らかに現実離れしていて、ここが現実ではない事を教えていた。

 

「ここは…saoの中…?」

 

そう、ここは確かにあのデスゲームが始まった初日に見た景色だ。

 

クラインにレクチャーを一通りしたあと、ログアウトボタンが消滅したことに気づいた時にいた場所。

ログアウトボタンが消滅したことに気づいてすぐに、今鳴り響く鐘の音が鳴り始め俺たちはあの広場へと強制転移させられたのだ。

 

そして、今その場所に立っている。

空はまるで血がこぼれ落ちそうなほど赤く、広場は誰も存在せずにガランとしている。

 

いや、中央にはポツンと一人のプレイヤーがいた。

 

見た目は完璧に初期装備そのもの、曲刀を持った野武士面をした男だ。

 

「な、なんで…」

 

俺はその男を知っている。なんせ、saoで一番最初にソードスキルのコツなどのレクチャーをしたのだから。

 

「クライン…」

 

いや、クラインに見た目は似ているが中身は違う。あの男はあんなに冷たい眼をしていない。

クラインに似たそいつはゆっくりと曲刀を構える。

 

俺も背中にあるsaoの頃の相棒エリュシデータを抜く。

相手は初期装備だ、重い攻撃はあり得ない。

 

 

しかし、この時俺は失念していた。ここはsaoではなく、最新インターフェースの中であることを。

 

クラインの刀が赤のエフェクトにつつまれる。

どうやらここでもソードスキルは存在するらしい。

俺も片手剣ソードスキル≪スラント≫の構えを取る。

剣が青のエフェクトに包まれる。

 

「………ふっ!」

 

そして、同時に動き出す。

 

 

ソードスキルとソードスキルがぶつかり合う。その一瞬の中に俺は相手の剣の側面に目掛けてソードスキルを放った。

saoの頃から得意としてきたソード外スキル≪武器破壊≫。

俺が放ったソードスキルは見事にクラインの剣の側面に当たった。

そのまま相手の剣は折れる”はず”だった。

 

俺が放ったソードスキルは刀の前にあっさりと弾かれた。

 

「……っ!?」

 

相手の刀は初期装備の物じゃないのか!?

剣が弾かれたことによる硬直状態の俺に刀はあっさりと俺を切り裂いた。

 

「ぐふっ…!?」

 

”鮮血”が飛び散る。

 

「血…だと…?」

 

ここに来て俺はようやくここがsaoではないことに気づいた。そうだ、ここは最新インターフェースの中だ。

saoにとても似てはいるがここではsaoのルールは通用しない。

 

それを認識し、次はクラインに明確な殺気を向け剣を構える。

 

「……ぐっ…」

 

傷は確かに深かった。こう剣を構えるいまでも痛みでどうにかなってしまいそうだ。

saoではペインアブソーバーという機能によって痛みというものから過保護なほど守られてきたがこの中ではペインアブソーバーというものはないようだ。

 

「はぁ…はぁ…。うっ!」

 

今までにないほど痛みによって一瞬怯んだその瞬間、相手は動いた。

 

刀ソードスキル≪旋車≫

 

「…ぉ…お…ぉぉおおおおおおおお!!」

 

一瞬でも気が緩めば気を失ってもおかしくないほどの痛みを気合で押し殺す。

 

片手剣ソードスキル四連撃

≪バーチカルスクエア≫

 

≪旋車≫と≪バーチカルスクエア≫がぶつかり合う。もちろん、上位にあるバーチカルスクエアが打ち勝つはずだが一撃目はあっさりと弾かれる。

 

まだだ、まだバーチカルスクエアにはあと3撃ある。

 

「らぁぁぁぁぁぁぁあ!!」

 

二撃目、またもや弾かれる。

三撃目、弾かれるが相手の技のスピードもガクッとさがる。

四撃目、これが最後だ。

 

「ぜぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

 

四撃目にしてやっと相手の技が弾かれる。そして、そのまま相手の体を切り裂く。

しかし浅い。

 

バーチカルスクエアの構えから無理やりに≪スラント≫の構えに移る。

もう一つのシステム外スキル≪スキルコネクト≫。

 

硬直が延長され、また剣に青いエフェクトが掛かる。

 

「せやぁぁぁぁぁあ!」

 

相手は先ほどの一撃で少しだけだが硬直している。

そして、この一撃はあっさりと、しかし確実に手応えを感じた。

 

リアルに骨を断つ感覚、肉を切り裂く感覚が伝わる。鮮血が飛び散る。

 

そして、俺の目の前はまたテレビが止まるよくにぷつんと真っ暗になった。




本当にこの物語どこに行こうとしてるのか書いてる本人が一番わかりません(汗

また更新できるために頑張らせていただきます…
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