ソードアート・オンライン 〜黒い悪夢〜   作:Hiroto115

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はい、なんとか次の話をかくことができました。この調子で頑張りたいと思います。


記憶の霧

 

「桐ヶ谷くん?!だ、大丈夫っスか!?」

 

「あれ、比嘉さん…俺…何を…。」

比嘉さんのところでテストプレイのためにダイブして、真っ白な部屋だと言われたその場所は真っ暗で先が見えないほどの場所で真っ黒な何かの目を見て…それから…あれ…?

 

「桐ヶ谷くんがダイブした後に突然桐ヶ谷くんがうなされ始めたんっス。あまりにも辛そうだっんで急遽テストを中断したんすけど…何があったんスか?」

 

「いや……。」

 

ダイブ中にあった出来事を思い出そうとするがまるで霧がかかったようにハッキリしない。しかし、あの闇の中で見た水色の瞳と手に残る嫌な感触はしっかりと残っていた。

 

「無理に思い出そうとしなくていいっスよ。何か問題があったならこっちで調べておくんで、今日は帰っても大丈夫っス。」

 

「ありがとうございます……」

 

そう切り返すがやっとだった。

 

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「お兄ちゃん、大丈夫?顔色良くないけど。」

 

「あ、あぁ…」

 

俺はテストプレイを終えたのち、記憶に霧がかかったままでスッキリせずに帰宅し、俺の妹である直葉が作ってくれたご飯を食べていた。

 

あれから何度も仮想空間で起こったことを思い出そうとしているのだが、必ず黒い空間で見たあの水色の瞳を見たところしか思い出せないでいた。

 

「またあの比嘉さん…だっけ?のところでバイトしてたの?頑張るのはいいけど身体には気をつけてよね」

 

「ぁあ、わかってるよ。」

 

悪夢のことはスグには話すつもりはなかった。心配させたくないという理由とかそういう訳でなく、ただそれは俺が見た夢に過ぎないからだ。

 

「…お兄ちゃん、アスナさんが囚われてた時もそんな表情してたよ?

何でもかんでも自分だけで背負わずに周りにも頼ってもいいんだからね?」

 

 

「おう、わかってるよ。スグには心配させないって。さてと、それじゃごちそうさま」

 

夕御飯を終え、自分の部屋に戻り、ベッドに倒れこむ。未だに悪夢の内容はハッキリしない。

目を閉じればあの水色の瞳にたなびく白いまるで人魂のようなものがハッキリと目に浮かぶ。

 

「明日調べてみるか。」

 

そうして、俺はまた深い眠りについた。

 

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何もない暗闇、そこはまるでオブジェクトが配置されず物語にさえ使われることがない「裏世界」と言ったバグの世界に似ていた。

ここを裏世界と言うならば、何もないというのは間違いだろう。そう、そこにはあらゆる世界のオブジェクトの断片がある、しかしそれはただの断片でしかなくそのオブジェクトは本来の目的の機能はない。

その断片の散らばるそこにそれはいた。

 

たなびく白い人魂、まるで死神のようにたなびく黒、水色の瞳を囲むように山のように繋がった赤。

 

それは誰に聞かれているとも知らずに言葉を発した。

 

「わす■■■…あ■せ■■にいき■ひと■…。」

 

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saoの新刊まだかな…。
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