っていうか普通にレオ@紫電で検索した方が早いか←
「痛あ………」
腰の痛みに悶えながら、体を起こす。周りを見渡すと、そこは見覚えのある神社の境内。つまりは博麗神社の様だった。
……様なのだけれど、何かが違う。言うなれば、それに似せて作った模造品の様な、何か。
「……あ、そっか………」
最初に出会った紫様は、ここが僕のいた幻想郷ではない、と言っていた。では、ここも僕のいた幻想郷では無いんじゃないか?
そう考えた所で、これからの行動に行き詰まり、うーんと首を傾げた。もしもそうだとすると、この世界の霊夢さんや魔理沙さんは、僕のことを知らないと言うことになる。そうなると色々と辛い。こっちは向こうを知ってるのにあっちはこちらを知らない、というのはお互いに半端なく辛いシチュエーションだからだ。
「うーん……」
はてさてどうしたものか、と思い悩んでいる所に、ふと視界に映ったのは苔の生えた賽銭箱。
「……やってみるか」
とりあえず、ポケットの中の五百円玉を賽銭箱に投げ入れる。カラカラ、と鈴を鳴らし、一礼して二回手を叩いてもう一回一礼。確かこんな感じだったかな?と思いつつ神に願う。
ーー出来ることなら、めんどくさいことになりませんように…………!
「…この音は……もしかして参拝客!?」
神社の中から、ドタバタと慌ただしい足音が響き渡る。少しすると、腋の大きく露出した巫女服を着た少女が出てきた。
毎度お馴染み、博麗霊夢さんの様で……あれ?
「あれ?霊夢さんのリボンが青い?」
よく見ると、いつも頭の後ろに着いてる大きなリボンの色が赤ではなく青だ。巫女服も、紅白じゃなくて蒼白って感じ。こんなところに違いが出てるのか、と思ったけどここで大方確信。
ーーここは、別の幻想郷の様だ。
「見ない顔だけど、あなた。もしかして外来人?」
「まあ、間違っては無いですね」
この知らない人とする様なやり取りが、何処となく胸に刺さるけど、そんなことはもうしょうがない。諦めよう。
「あの……博麗霊夢さんですよね?」
「…?ええ、そうだけど……何で私の名前を?」
信じてもらえないと思うんですが……と話そうとしたその時。空から、一人の男の娘が降りてきた。……ん、誰?
「霊夢、頼まれてたお使いに行ってきたよー」
「ん、ありがとうレイ」
レイ……?聞いたことの無い名前だ。いや、僕が知らないだけかもしれないけどさ。
というか、なんだろう。この人、何処か僕に似ているような……?
そう思った時、彼も僕のことを見てめちゃくちゃ驚いている様子だった。
「…え、玲亞……!?なんでここに!?」
「え、僕の名前を知ってるんですか!?」
「レイ、知り合い?」
「ああ……いや、本当に知り合いであるかは分からないんだけど……」
驚いたことに、面識がある様だ。もしかして、この世界の僕の友達とかなのかな…?
「……あいつの能力による変装とかじゃないよな………本当に玲亞何だよね?」
「あ、うん………」
何だろう、何が何だか訳がわからなくなってきた。
「……だとすると、もしかして他の世界から来た玲亞とか?」
「え、何で分かったの!?」
いや、僕にも確証は無いけどさ。それにしても、この人すごい鋭いなぁ。
「……あの、レイさんでしたっけ?」
「神凪霊夜……それが俺の名前だよ。あ、普通にレイで良いからね?俺も玲亞って呼ぶから」
「じゃあレイ、信じてもらえないかもしれないけど、こういうことがあってーーーー」
そしてーー話した。朝唐突に告げられた、別の幻想郷であるという現実。Δ=0という男。……スキマの中の、不可思議な紫様。
「……なるほど、そんなことが………他には何かあった?」
「えっと……あれかな。変な言葉が聞こえた様な……」
「言葉?」
「うん。えっと、確かーー」
と、ここで僕とレイの間にスキマが開いた。にゅっと顔を出すのは当然ーー
「……こうして貴方達は一つの幻想となり、忘れられた世界へとその魂は旅立つ。幻想入りした魂は再び目覚め、必ずやその世界の手助けとなってくれるでしょう……
……ようこそ、“この“幻想郷へ。名雲玲亞君」
「紫!?」
「紫様!?」
「紫……じゃ、ないわね!」
えっ、と僕とレイが二人共驚き、再び紫様を見る。すると、不敵な笑みを浮かべる紫様(仮)
「……さすがね、霊夢。私は、“この世界の“八雲紫では無いわ」
「……どういうこと?」
怪訝そうな表情で、紫様に問う霊夢。
「じゃあまず、初めに言っておくことがあるんだけれど」
そういって、チラリと僕の方を見る紫様。次の瞬間、耳を疑う一言が。
「この世界の名雲玲亞はーー既に死んでいるわ」
はい、突然の急展開来ました←
ここからどんどん謎展開入っていきますが、ご了承下さい☆
あ、フォローよろしくです!←